アリサはこの曲を、自分という人間の一部に、彼女の魂の産物にしている、 ARETHA FRANKLIN - アリサ・フランクリン

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アリサはこの曲を、自分という人間の一部に、彼女の魂の産物にしている、 ARETHA FRANKLIN

「LADY SOUL」ARETHA FRANKLIN

1968年1月に発表されたアリサのアトランティック移籍後3作目のアルバムである。

ドン・コヴェイ作の「チェイン・オブ・フールズ」で幕を開ける。トミー・コグビルのベースと、姉であるアーマ・フランクリンと妹であるキャロリン・フランクリン等が歌う「チェチェンチェーン」というバック・ヴォーカルが印象的である。
「マネー・ウォント・チェンジ・ユー」は、あのジェームス・ブラウン作の曲である。アリサは実にのびやかに威勢よく歌いきっている。
「ピープル・ゲット・レディ」は、カーティス・メイフィールドの名曲である。アリサは原曲以上に「神への感謝」を強調しているようだ。
「ニキ・ホーキー」は、これまたトミーのベースがまるでリード・ギターのように全面的にフューチャーされている。疾走感のある名曲である。
「ナチュラル・ウーマン」は、言わずと知れたゴフィン&キングと本作のプロデューサーであるジェリー・ウェクスラーとの共作による名曲である。ウェクスラーは、「アリサはこの曲を、自分という人間の一部に、彼女の魂の産物にしている」と語っている。
「シンス・ユーヴ・ビーン・ゴーン」は、アリサと当時の夫であるテッド・ホワイトとの共作である。疾走感のある曲であるが、タイトルが二人の行く末を物語っていたようで実に皮肉に聞こえる。
「グッド・トゥ・ミー」は、これまたアリサとテッドの共作である。実にブルージーである。最後の「フゥー」という叫びが印象に残る。当時クリームに在籍していたエリック・クラプトンがギターで参加している。
「カム・バック・ベイビー」は、ブルース歌手のウォルター・デイヴィス作の曲である。レイ・チャールズも取り上げており、快適なアップテンポのナンバーである。
「エイント・ノー・ウェイ」は、妹のキャロリン作の曲である。思うようにいかない恋に悩む女心を歌っている。アリサはヴォーカルだけでなくピアノも弾いているが、これが実にいい。フォーンとキャロリン等のバック・ヴォーカルが、絶妙に曲にマッチしている。

アルバムタイトルの「レディ・ソウル」の通り、アリサがソウル・クイーンであることを決定づけた歴史的名盤である。













評点:100点




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