‟八百長戦争”を消滅させる(?)極上ミュージック TAJ MAHAL - タジ・マハール

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‟八百長戦争”を消滅させる(?)極上ミュージック TAJ MAHAL

「MUSIC FUH YA’」TAJ MAHAL

タジ・マハールの1977年の代表作であり、最高傑作である。
「You Got It」は、カリプソ風味満載の実に気持ちのいい曲である。
「Freight Train」はアメリカ民謡なのだが、タジの語りにアメリカン・フォークとカリプソ・ミュージックが混ざり合う音構成となっている。フォーンによる貨物列車の汽笛の効果音が実にいかしている。
「Baby,You’re My Destiney」は、「君は僕の運命の人、真の女神なのさ」と歌う、淡々としたバラードである。
「Salin’ Into Walker’s Cay」は、「マイアミから110マイル先にあるウォーカーズ・カイ」のことを歌っている。なんでも魚釣りには絶好の場所らしく、カリプソ調の美しいこの曲を聴いていたら、魚釣りをしない私でさえ、ウォーカーズ・カイに行って魚釣りをしてのんびりと暮らしてみたい気になってしまう(笑)
「The Four Mills Brothers」は、どこかで聴いたようなメインのリズムが印象的な曲だが、戦前のカリプソニアン、ザ・ライオンの曲らしい。「一番人気の流行歌手はビング・クロスビー」という歌詞があるのだが、こういったいかにも白人歌手が歌いそうな歌詞を黒人であるタジが歌っているのは、懐の深いタジならではの特性とも言えるだろう。
「Honey Babe」は、ずばりレゲエである。「この世には平和など訪れないだろう Jahの神が君臨しない限り」という歌詞を見る限り、ボブ・マーリーの曲かと思ってしまう。
そして何といっても今作品の最大のハイライトは、最後を飾る「Curry」である。歌詞は「Curry」と連呼しているのみなのだが、カリプソ調の曲調はとてもこの世のものとは思えない極上サウンドであり、本当に夢見心地な気分にさせてくれる魔法の曲である。

最後に、アルバム解説よりタジの発言を紹介する。
「ミュージシャンは常に自己のルーツを忘れないように心がけるべきだ。しかし、それだけでは新しい文化は生まれない。伝統というものは、発展させなければだめなんだ」
ジャンルを超越した多種多彩な音楽を創りだしているタジならではの説得力のある言葉である。「世界中の人々がタジの音楽を聴けば、戦争のない平和な社会が到来するでしょうに・・・」なんて、平和を夢見る女子学生のような発想が浮かんでしまう。
「今どきの女子学生は、そんな甘っちょろい発想は持ち合わせていませんヨ」といった声が、どこからか聞こえてきそうである。三度の飯よりも“八百長戦争”が大好きなイルミの皆さんに、タジの極上ミュージックを聴かせても、「効果」はないものだろうか・・・。












評点:100点





ミュージック・ファー・ヤミュージック・ファー・ヤ
(1998/09/25)
タジ・マハール

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