「降雨による」浸食現象の痕跡は、オシレイオン、スフィンクスその他の建造物が造られたのが、紀元前1万年以上前だということを示している - 人類の起源

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「降雨による」浸食現象の痕跡は、オシレイオン、スフィンクスその他の建造物が造られたのが、紀元前1万年以上前だということを示している

「神々の指紋」下 ① グラハム・ハンコック


前回に続く。複数回に分けて記します。以下、一部引用します。


*1993年にある驚くべき新しい発見があり、古代エジプトからはまだまだ学ぶことがあることがわかった。だがこの発見は、事実をありのままに評価することができないような考古学者が、古い砂をふるいにかけて発見したものではなく、専門外の人間による発見だった。天文学に詳しいベルギー人の建築技師ロバート・ボーヴァルが、天空とギザのピラミッドとの相関関係を明らかにしたのだ。地面にばかり気をとられていた専門家が見落とした分野だ。
ボーヴァルの発見とは、次のようなものだ。オリオン座の三つ星は、ギザの南の空に見えるが、一直線でないことは知られている。下側の二つの星、アルニタクとアルニラムを直線で結ぶと、三つめの星ミンタカは、その線から左側、つまり東の方向にずれているように見える。
興味深いことに(第36章で述べた通り)、ギザ台地の三つの謎のピラミッドもまったく同じ配置になっている。ボーヴァルはギザのネクロポリスを空から見ると、クフ王の大ピラミッドはアルニタクの位置にあり、カフラー王の第二ピラミッドはアルニラムの位置にあり、メンカウラー王の第三ピラミッドはこの二つのピラミッドを結んだ線の東側にあることがわかった・・・これで星の壮大な構図が完成する。
本当にギザのピラミッドはこのように配置されているのだろうか?ボーヴァルのその後の研究の成果は、数学者や天文学者から全面的に支持されている。ボーヴァルの天才的な直感が正しいことが証明されたのだ。彼の証拠によると、三つのピラミッドは、信じがたいほど正確にオリオン座の三つ星に対応しているという。それぞれの星相互の位置関係だけでなく、光度までも(建造物の大小を通して)示しているという。さらにこの天空図は南北に広がり、ギザ台地の他の建造物も含むものとなっており、やはり正確に天体の位置を示すものとなっているという。だが、ボーヴァルの天文学の計算がもたらした、真の驚きは別のところにある。ボーヴァルによると、大ピラミッドが天文学的に「ピラミッド時代」との関連性を示しているにもかかわらず、ギザの建造物全体の配置を見ると、それらが示している天空図は紀元前2500年の第4王朝の頃のものではなくて、紀元前1万450年頃のものだという。

*ボーヴァルの天文学のデータ同様、証拠は常に存在していたが、そうしたものも権威主義的なエジプト学者の関心を呼ぶことはできなかった。その確実な証拠を一般の人々に知らせたのは米国の学者ジョン・アンソニー・ウェストだった。ウェストによれば、専門家たちはそれらの証拠を正当に評価することができなかったのだと言う。証拠を摑むことができなかったのではなく、見つけた証拠の解釈が間違っていたのだ。
ウェストの示す証拠は、いくつかの鍵となる建造物に焦点を合わせたものだ。それはギザのスフィンクスと河岸神殿であり、さらに南のアビドスにある謎の建造物オシレイオンだ。ウェストは、これらの砂漠の建造物には、科学的に間違えることができないほどはっきりと、雨による磨耗の痕跡が残っているという。石を磨耗させるには、降水量がなければならない。そのような大量の雨が降ったのは氷河時代最後の頃の降雨期であり、紀元前1万1000年頃だという。この特異できわめて明瞭なパターンを残す「降雨による」浸食現象の痕跡は、オシレイオン、スフィンクスその他の建造物が造られたのが、紀元前1万年以上前だということを示している。
・・・・・(中略)・・・・・
それ以降、地質学者とエジプト学者の間で、激しい論争が巻き起こっているが、その多くは公開の場で行われている。ジョン・ウェストを除くと、この問題に関してはっきりとした意見を述べる者は極めて少ない。だが、この論争で重要なことは、人類の文明の進化に関する定説が大幅な修正を迫られているということだ。
ウェストは次のように言う。

これまで人間の文明の進化は一直線だと教わってきた。洞穴に住む頭の悪い人間がいて、その後現代になって、利口なわれわれが原子爆弾をもち、縞模様の練り歯磨きを使うようになったというわけだ。だがスフィンクスは考古学者が考えるよりも、何千年も古いという証拠が出ている。エジプト王朝よりも数千年も古いというのだ。ということは、すべての伝説の中で確認できるように、遥か太古の時代に高度で洗練された文明が存在していたということになる。

*アメリカ先端科学協会でショック教授は次のように結論している。

スフィンクスの囲みはすぐに砂で覆われてしまうことはよく知られている。サハラ砂漠のせいで数十年で埋まってしまう。したがって時々掘り起こさなければならない。これが古代から続いてきた状況だった。だが、それでも、スフィンクスの囲いの壁には劇的な波打つ浸食の外観が残っている・・・したがって簡単に言うと、スフィンクスの身体や周りの壁に見られるこの波打つ形状は、極めて古い時代に残されたということだ。ギザの台地にもっと雨が降り、もっと湿度が高かった時代につくられたものだ。

ショック教授は、自分が「スフィンクスの身体に降雨による奇妙な浸食の跡が見られる」ことを発見した最初の地質学者ではないと自ら述べている。だが、この浸食が暗示する歴史的問題に関して公開討論した最初の学者ではある。ショック教授の立場は、あくまでも地質学を専門として研究することだ。

何度も何度も聞かされたことは、王朝時代よりも前のエジプト人たちは、スフィンクスを彫るような技術も、社会組織も持っていなかったはずだということだ・・・だが地質学者として、そのことを問題にしようとは思わない。重荷を他の人々に背負わせようというわけではないが、誰が彫ったかを探しだすのは、エジプト学者や考古学者の責任だ。もしも私の発見が、それらの人々の文明の起源の理論と合わないというなら、その理論自体を見直す時期がきたのだろう。私は、スフィンクスがアトランティス人によって彫られたとも、火星から来た人々、あるいは異星人によって彫られたとも言っていない。私は科学を追及しているだけで、科学的事実に導かれるままに進んでいる。その結果導きだされた結論が、スフィンクスが建造されたのは、これまで考えられていた年代よりもずっと古いということだ・・・

古代エジプト人は、祖先に天文学の原理を教えた神はトトだと信じていた。「トトは、天国では星を数える者、地上に何があるかを調べる者、地上を計測する者とされていた」
コウノトリの仮面をかぶった男として描かれるトトは、古代エジプト文明が始まり、それが終わるまで宗教生活を支配した「最初の時」の神々の中でも、エリートグループに属していた。その偉大なる神々とはネテルたちだった。ネテルたちは自らを創造したと信じられていたが、一方、彼らは別の土地と特別な関係を持っていることでもよく知られていた。その土地というのは寓話に登場するような素晴らしい国で、遠方にあり、古代の文献ではタ・ネテル「神々の土地」と呼ばれている。
・・・・・(中略)・・・・・
伝承の背後にある真実がどのようなものであろうと、古代エジプト人は、数学、天文学、工学を発明したのはトトだと記憶しており、この神を崇拝してきた。ウォーリス・バッジによると、「トトの意志と力で天と地の均衡が保たれていると信じられていた。宇宙の基となり、それを維持する法則を運用していたのは、トトの偉大な天空の数字に関する技術だった」。トトはまた、エジプト人の先祖に幾何学と測量と医学と植物学の技術を教えたと言われている。またトトは「数学と文字とアルファベットと、読み書きの方法を開発した」とも信じられているさらに偉大な魔術の神であり、声の力で物を動かすことができ、「神々と人間の両方にとって、あらゆる仕事と、すべてにわたる知識の創始者」だった。
古代エジプト人が細心の注意を払って神殿に隠していたのは、トトの教えだったのだ。これは42冊の本の形をとる指南書で、世代から世代へと受け継がれてきたという。古代エジプトの天空の知識と知恵は、この指南書によるものだと古代エジプト人はいう。紀元前5世紀以降に訪れた当時の評論家たちは、この知識に驚嘆している。
初期の旅行者の一人、ヘロドトスは気がついた。

エジプト人は太陽年を最初に発見し、それを12に区分した・・・このような区分を採用したのは、星の歩みを観測した結果だという・・・

プラトン(紀元前4世紀)は、エジプト人は「1万年」ものあいだ星の観測を続けていると、報告している。その後、紀元前1世紀にはディオドロス・シクルスがより詳しい報告を残している。

星の配置と位置はエジプト人の間で重要な観察の対象であった・・・古代から現在まで、それぞれの星についての記録を保存しているが、それは信じられないほど長い年月にわたるものだ・・・





神々の指紋〈下〉神々の指紋〈下〉
(1996/02)
グラハム ハンコック

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