本当のキリストの教えはグノーシスだから、やはり錬金術師なのです。 - 歴史・宗教

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本当のキリストの教えはグノーシスだから、やはり錬金術師なのです。

「キリストとテンプル騎士団」エハン・デラヴィ 第1回


2006年の書である。著者の書は初めて読んだ。著者の略歴は、アマゾンによると、「1952年イギリス、スコットランド生まれ。ケルト族の末裔。1974年来日、禅、弓道、東洋医学にも造詣が深く、鍼灸師の国家資格も取得している。関西大学、神戸女子学院で英語の講師を務めた。シャーマニズム、リモートビューイング、医学、超常現象、古代文明、意識など幅広いテーマを研究。卓越した情報力と流暢な関西弁を駆使して講演やセミナーなどを行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)」とのことである。以下、一部引用する。複数回に分けて記す。


グノーシスとは、自分を知る、神を知るというものです。直接的に人間が神を知るという、「知識、認識」です。
宗教の信仰システムが無くて、直接的に、個人的に、自分の修業、自分の研究、自分の勉強を経て、
大衆が称えているキリストを理性によって、合理的に知ることができるというものなのです。
高次元を体感して、間違いのないように知ること。これは信仰ではないのです。知ること、英語では「Know」ですが、「Knowledge」(ナレッジ)、知識はここからきているのです。そして、ナレッジ、イコール、グノーシスなんですね。
本当の知識とは、絶対的に知ったというリアルな体感があるということです。そういうアプローチを採る人は、歴史的にも非常に少ないのですが、その基について話します。
その文献の基は、1945年にエジプトのナグ・ハマディという村で発見されました。その村の周辺に、「マホメッド・アリ」という名前の、人殺しまでする泥棒がいました。この人の名は、アラブには多い名前ですね。
そのマホメッド・アリが、1メートルぐらいの高さの、古代の壷のような器を発見するのですが、その中に、パピルスのような紙などがいっぱい入っていたのです。
もちろん彼はその価値が分らなかったので、ブラックマーケットにその「パーチメント」という巻物を持って行ったのですが、その中に、コプト語(古代エジプト語の最終段階にあたる言葉)で書かれた、52種類の文献があったのです。
それを世界中の研究者が調べた結果、AD140年頃に書かれたことが解りました。140年といえば、聖書の福音書が書かれたのより、少し後の時代です。
それを世界中の研究者が調べた結果、AD140年頃に書かれたのではないのですね。キリストが亡くなってから、けっこう後になって、違う時代に違う人によって書かれたのです。早くてもキリストがいなくなってから60年後ぐらいに書かれています。
例えば、今日の話を50年後、60年後に言い伝えたとすれば、どんなにその情報が重要だったとしても、変化しているでしょう。同様に、福音書にしても、内容が変化していた可能性があるということですね。
このナグ・ハマディから発見された52種類の文献が書かれたのは福音書が書かれた時代なのですが、これらも、キリストについての福音書だったのです。
たぶんみなさんは、四つの福音書しか知らないと思います。「ルカ」「マタイ」「ヨハネ」「マルコ」ですね。
一般的にはこの四つしか知られていないのですが、今までに発見された福音書と思われるものは、本当は40以上もあるのです。

例えば、ダヴィンチ・コードに登場した、「マグダラのマリア」による福音書もあるのです。他にも女性によって書かれた、とてつもない福音書もあります。「トマスの福音書」もあります。他にもまだまだたくさんあるのです。
それらが、ほとんど知られていないということの意味は解りますよね?内容が「ヤバイ」からです。オーソドックスな教義と、まったく異なっているからです。

どちらかと言うと、それらの文献はオーソドックスなクリスチャニティーに対して、反対側の立場から見たキリストの教えです。直接的に、キリスト意識を知るための文献だといえましょう。

*究極のグノーシス教を取り込んだ人には、例えばエッセネ派がいました。砂漠に存在しているエッセネ派は、男女交際はしませんでした。ものすごく厳しいルールに従って生活して、お祈りと瞑想に没頭しました。そして、表に現れているこの世は意味の無い世界だと思うわけです。
・・・・・(中略)・・・・・
個人、個人がちゃんと気付くためには、「今の次元が本物ではないのではないか」、という疑問がまず必要なのです。疑問が無ければ、勉強する気持ちは起こらないでしょう。ここが天国だと思ったら、何もする必要がないでしょう。
ここは仮想次元で、本当の世界とは違うのです。だから、ここから脱出しなければならないというプレッシャーがあるわけです。だから、頑張るということなのです。

*もちろん、グノーシスの要素はオーソドックスな宗教にもあります。それは聖書なのですが、でもちょっと、意味が異なっています。
実はこのグノーシスは、ギリシャで発展するようになって、グノーシスの知識のことを「sophia」と呼ばれるようになりました。
知識を得て自分のものとして取り込み、高度な存在になるということは、ギリシャ哲学のバックグラウンドなのです。ギリシャ哲学は宗教ではありませんが、グノーシス的な考え方があります。だから、宗教の真髄が信仰だとしたら、グノーシス教の真髄は哲学ということですね

グノーシスの出発点はエジプトですこのグノーシスという考え方は、エジプトから中近東を経て、後日、錬金術という形でヨーロッパに登場するのです
そして、グノーシスの考え方、捉え方で有名な人物は、実はダ・ヴィンチなのです。これが、ダ・ヴィンチがクリスチャニティーが大嫌いだった理由です
彼は、教会の説く聖書が、大衆のための神話にすぎないということが解ったので、秘密主義の秘伝研究グループに所属していたのです。
当然のように既成の宗教に攻撃されて、このような人たちはみんな、「異端者」、「デビル」だということになってしまったのですが、この時代から正統と異端の争いが始まりました。

南フランスに行けば、ブラックマドンナの象がたくさんありますが、ブラックマドンナの基は、やはりエジプトなのです。だから肌が浅黒いブラックマドンナなのですね。グノーシス教は、そこから始まったのです。
そのグノーシスの知識、システムの情報は、千年以上、アンダーグラウンドにならざるをえませんでした。表には出せません、殺されますから。だから、ずっとアンダーグラウンドだったわけですね。

グノーシスの情報は、長い間抑えられてきたのですが、20世紀になったら、ある人物の登場で関心が高まりました。その人は後日、有名な心理学者になりました。その人の名は、フロイドの弟子の、「カール・グスタフ・ユング」です。
そのユングが、クリスチャニティーや世界的な神話の研究をする中で、自分のカルチャーであるキリスト教の中に、グノーシス教があることを知るようになったのです
それを知るためのヒントになったのに、例えばタロットカードがありますが、これもグノーシス教を教える一つの手段でした。
一見、普通のトランプのように思えますが、本当は1枚1枚がシンボルになっていて、太陽と月というように、男性原理、女性原理を表現するようなカードが多いのです。
我々の次元には二極性があります。プラスとマイナス、男性原理と女性原理です。その二つの要素を認識しなければ、人間は進化しません。発展しないということなのです。
みなさんの心の中にも、そうした二つの要素があります。男の体をしていても、女性の要素が入っているということなのですね。男性であっても、女性的な部分もあるわけです。
ユングの有名な学説でも、「内なる異姓アニマ」といっています。逆ももちろんあって、女性の中の男性原理が「アニマス」です。
易経の陰陽の太極図も、同じことを表しています。
黒い部分には白い点が、白い部分には黒い点がありますが、黒い部分が女性原理だとすると、その中の白い点が内なる男性原理だということです。
その二つの要素を完全に理解して、それぞれは分離したものではなく、もともと一つのものだということに気づき、融合する。そうしなければ、人間はまともにはなりませんよ、という知恵が、グノーシスなのです東洋の陰陽説は解りやすいですが、ヨーロッパにも、ちゃんとそういうシステムがあったということを発見したのが、カール・ユング博士です

*錬金術師とは、どういうことをやっていたのか。本当は人間の神秘的な要素を自分のものにする訓練や、修行をする人が錬金術師なのです。ただ単に、古い鉛をゴールドに変えるということではありません。それはメタファーであり、象徴にすぎません。
高次元のキリスト意識に覚醒していない人間がすなわち、鉛の状態ということなのです。知識を使って修行をすれば、それをゴールドの状態に変えることができるのですね
それが、錬金術師の究極の探究だったのです。彼らはある意味では、本当の宗教家だったのでしょう。
・・・・・(中略)・・・・・
ユングは錬金術を30年間、勉強し続けたことによって、私たちに何を提供したかというと、集合無意識の存在についてです。
人間の意識の深い層では、みんな、同じ集合無意識を共有していますよ、ということですが、これは非常に大胆な発想です。フロイドの時代にも、あまり知られていなかったことです。
・・・・・(中略)・・・・・
ユングは心理学者ではなく、実は錬金術師であったということを覚えておいてください
彼はスーパーハイレベルのアルケミスト(錬金術師)ですが、キリストもそうなのですね。本当のキリストの教えはグノーシスだから、やはり錬金術師なのです。男性原理と女性原理を統合する。だから当然、女性とも付き合う。昔は、男性と女性は同じ地位があったのです。

*そこで、錬金術の元の元のマスターに、戻ってみましょう。それが、キリストなのです。キリストの本当の教えこそ、錬金術の真髄です
・・・・・(中略)・・・・・
つまり、彼の目的は、信者を得ることではなかったのです。それは、「新しい人間」を作ることでした。新しいタイプの人間、すなわち進化した人間を作ろうとしたのですね
だから、彼の行動はパラドックスだらけでした。超有名でありながら、ライムライト(街の灯)から逃げていたのですね。そしてシンプルな言葉で、みんなにいろいろなメッセージを伝え続けるというスタンスをとっていました。ですから、人々が奇跡を起こすことを期待すれば、あえて奇跡を起こさない普通の人間としてふるまって見せたのです。
だから、実際にはキリストの教えは、小数の人間のためでした。その人間とは、本当に勉強したい人、本当に変わりたい人、本当に進化したい人たちのことで、きちんとした聞く耳を持った人たちだったのです




キリストとテンプル騎士団―スコットランドから見たダ・ヴィンチ・コードの世界キリストとテンプル騎士団―スコットランドから見たダ・ヴィンチ・コードの世界
(2006/05)
エハン デラヴィ

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