防寒対策にニーナの「熱いブルース」を NINA SIMON - ニーナ・シモン

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防寒対策にニーナの「熱いブルース」を NINA SIMON

「SINGS THE BLUES」NINA SIMON


ニーナ・シモンの1967年のアルバムである。
ニーナは基本的にはジャズ歌手として知られていると思うが、本作のようなブルースやフォークなど、実質ジャンルに縛られないで、多角的に歌いこなせるミュージシャンである。

一曲目の「ドュー・アイ・ムーヴ・ユー?」が実にいい。ニーナのヴォーカルにブルース・ハープ、ピアノ、ギター、掛け声が絡み合っており、ライヴのような異様な盛り上がりが感じられる。
「マイ・マンズ・ゴーン・ナウ」は、ガーシュインの名曲だが、単調なピアノの旋律にニーナの黒くて切ないヴォーカルが重なり合い、歌の世界に引き込まれてしまう。
「ザ・バックラッシュ・ブルース」は、アップテンポなブルース・ナンバーだ。エリック・ゲイルのギターが実にブルージーで味わい深い。
「アイ・ウォント・ア・リトル・シュガー・イン・マイ・ボウル」は、ピアノのイントロから始まり、ゆったりとした希望を感じさせる曲である。間奏のサックスが効果的である。
「ザ・ハウス・オブ・ザ・ライジング・サン」は、アニマルズのヴァージョンが有名だが、作者不詳の曲である。ニーナは淡々とリズミカルに歌いこなしている。
「ブルース・フォー・ママ」は、これまたピアノのイントロで始まるブルージーな曲である。ブルース・ハープと、エリック・ゲイルのギター、バーナード・バーディーのドラムがニーナのヴォーカルと絶妙に絡み合っている。「曲のタイトルはニーナのことを言っているのではないのだろうか」という気にさせられてしまう。

毎日冬の寒さが大変だと思いますが、ニーナの「熱いブルース」で暖まってもらえれば、と思います。












評点:90点




シングス・ザ・ブルース+2シングス・ザ・ブルース+2
(2014/10/22)
ニーナ・シモン

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