「おもいで河」桜田淳子(オリジナルは中島みゆき)
中学の頃の私は、日本語ではロックはできないと思っていたので、日本の音楽ではフォークミュージックを聴いていた。その考えを改めさせてくれたのはRCサクセションだった。
また当時、風呂に入る際に、風呂の外側にラジカセを置いて、テープを聴きながら風呂に入るという習慣が私にはあった(笑)。ある日、テープから流れる中島みゆきの「おもいで河」を風呂に隣接した台所で聴いていた(というよりも耳に入った)私の母が、歌詞の内容に共鳴して、「あんたにはこの歌詞の意味など解からんやろ」と、私に言ったことを覚えている。ちなみに母は、さだまさしの「案山子」については、「甘ったれた歌だ」と、手厳しく批判していたことも覚えている。
今日は母の命日なんですが、今でも「おもいで河」を聴くと、母の言葉を思い起こさせられます。
中島みゆきの数ある「わかれうた」の中でも、この曲は秀逸であると感じます。
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