「ピースとハイライト」「東京VICTORY」サザンオールスターズ
私はサザンをほとんど聞かない人間なのだが、紅白で聞いたこの曲は好感が持てた。
まず、桑田のあのちょび髭は、ヒトラーを真似て、この国を軍国主義化しようとしている自公政権を暗に批判していると感じた。
歌詞の内容も、「第二次大戦以降のことを学校の歴史教育は教えない。本当に知っておかなければならないのは近代史なのに」といった趣旨のことを歌っていた。
私は桑田が体制批判を歌っていたことを全く知らなかった。
きっと清志郎の影響も受けているのだろう。
歌詞に全く意味を持たない、大衆を白痴化させる目的で存在しているイルミ歌手ばかりがもてはやされる日本の音楽界だが、清志郎・桑田・amazarashiに続いて、八百長戦争への準備を着々と進めている政府(野党もマスゴミもグルだけど)への批判が歌える骨のあるバンドが出てきてくれることを期待したい。
今こそ日本には「プロテスト・ソング」が必要なのである。
“手遅れ”になる前に、我々は、この国が異常な方向に向かわされようとしていることを理解しなければならない。
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