サム&デイヴ

「ソウルマン」の魂は決して消えない SAM & DAVE

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「I THANK YOU」SAM & DAVE


サム&デイヴの1968年の全盛期のラスト・アルバムである。
「私はみんなが席から立ち上がって欲しいんだ」という歌詞から始まる、アルバムタイトルナンバーでもある「アイ・サンキュー」で幕を開ける。まるでライヴ・アルバムのようだ。
次に「エヴリバディ・ガット・トゥ・ビリーヴ・イン・サムバディ」と、これまたノリノリのソウルナンバーが続く。
そして、オーティスの世紀の名曲「ディーズ・アームス・オブ・マイン」をしんみりと聞かせる。本家オーティスのヴァージョンと比べると淡々とした印象がするが、それはそれで味わい深い。本作発表前年、オーティスは飛行機事故により他界している。同じスタックスの看板スターだったオーティスと彼らは、当然親交があったはずだ。本作で彼らがオーティスの曲をカヴァーしたことはとても感慨深い。
「イフ・アイ・ディドゥント・ハヴ・ア・ガール・ライク・ユー」も、実に泣かせるソウル・バラードである。
とりたてて派手な曲はないのだが、「ユー・ドント・ノウ・ホワット・ユー・ミーン・トゥ・ミー」「トーク・トゥ・ザ・マン」「エイント・ダット・ア・ロット・オブ・ラヴ」等、実に軽快でソウルフルなナンバーが満載である。バックを務めるスティーヴ・クロッパー等のスタックス・メンバーの演奏も冴えわたっている。
とにかく「ソウルマン」としての彼らの掛け合いヴォーカルは凄まじい。なんらかの事情があったのだろうが、本作が実質、彼らのラスト・アルバムになってしまったのは残念である。
1971年に二人は袂を分かち、デイヴ・プレイターは1988年に亡くなる。サム・ムーアは現在も活躍中である。









最後に、サム・ムーアと清志郎の貴重なジョイント・ライヴの動画を紹介する。
「ソウルマン」の魂は決して消えない。少なくとも、私の心の中では生き続けている。





評点:70点





アイ・サンキューアイ・サンキュー
(2012/11/07)
サム&デイヴ

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