いらんわ、Oh Yeah、いらんわ、Yeah、いらんわ、ANGELIQUE KIDJO - アンジェリーク・キジョー

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いらんわ、Oh Yeah、いらんわ、Yeah、いらんわ、ANGELIQUE KIDJO

「EVE」ANGELIQUE KIDJO

アンジェリーク・キジョーの2014年の最新アルバムである。
今回は、ロック、ソウルのカヴァーはなく、“本物のアフリカンリズム”で勝負する、といった印象を受けた。ギターでリオーネル・ルエケ、ドラムでスティーヴ・ジョーダンが参加している。

先日紹介した「マバンバ」で始まる。ケニアの伝統音楽だとのことだが、「ア~、シェア~、シェア~、シェア~、アイバッパ」と歌うノリノリな曲である。最後の歌詞は何度聞いても「元気出せ、香港!」と歌っているように聞こえる(笑)。
「シャンゴ・ワ」は、これまた超ノリノリの曲で、アフリカンドラムが心地良い。
「エヴァ」は、一転して情緒的な曲である。
「ボンバ」は、アンジェリークとバックコーラスの掛け合いが絶妙である。
「ブレウ」は、ルエケのギターとアンジェリークのヴォーカルのみで構成される大変美しい曲である。
「クルンプ」は、「いらんわ、Oh Yeah、いらんわ、Yeah、いらんわ」と、店員に商品を勧められた大阪のオバチャンが断りの返事しているように聞こえる(笑)。笑えるカリプソ調の名曲である。なんと、ドクター・ジョンがピアノで参加しているが中々いい。
「エビレ」は、古典クラシックから実験音楽、ジャズ、ロックとジャンルを飛び越えた活動をしている弦楽四重奏団クロノス・カルテットと競演しており、「アフリカンミュージックとクラシックの融合」といった印象がしておもしろい。
「バナ」は、カリプソ調の陽気で心地良い曲である。
「カウリ」は、「かおり~、かおり~、わぁ~、それもない」と、娘の香織とバーゲンに行った大阪のオバチャンが、欲しかった商品が売切れてしまって嘆いているように聞こえる(笑)。

日本盤であるにもかかわらず全く歌詞対訳が掲載されていないために、私の自己中心的な対訳(?)を一部書いた。アンジェリークの楽曲が素晴らしいだけに、「日本コロンビアさんは手を抜かずに少しは対訳を載せて下さい」と注文をつけておく。
私も詳しくは知らないが、どうやらアフリカの言葉には日本と同じく母音が明確に発音されている傾向が強いのではないだろうか。
アフリカのミュージシャンの声が日本語のように聞こえるのは、「竹内文書を証明するミュージシャン? ALI FARKA TOURE」でも書いたように、「古代、日本とアフリカの間に何らかの繋がりがあったのでは」と改めて感じる。












評点:90点



イヴイヴ
(2014/03/19)
アンジェリーク・キジョー

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