「われわれ」によって「地に動くすべての生物の支配」を命じられたアダムとイヴ - 太田龍

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「われわれ」によって「地に動くすべての生物の支配」を命じられたアダムとイヴ

「地球の支配者は爬虫類的異星人である」①太田龍


本書は、デーヴィッド・アイクの「ザ・ビッゲスト・シークレット」を元に1999年に太田氏が書いた「聖書の神は宇宙人である」が発売されてまもなく発行所が廃業したことで入手困難となったため、2007年に再刊されたものである。
著者曰く、本書は「アイクの記述と発想、とりわけ爬虫類的異星人による地球支配説の本筋に、日本人読者がすんなりと入るのは極めて難しいため、アイクの著作を日本人読者が理解できるように書かれた唯一の必読参考文献である」とのことである。
以下、一部引用する。複数回に分けて記す。



*そこで神が言われた、「われわれは人をわれわれの像の通り、われわれに似るように造ろう。彼らに海の魚と、天の鳥と、家畜と、すべての地の上に這うものとを支配させよう」と。そこで神は人を御自分の像の通りに創造された。神の像の通りに彼を創造し、男と女に彼らを創造された。そこで神は彼らを祝福し、神は彼らに言われた、「ふえかつ増して地に満ちよ。また地を従えよ。海の魚と、天の鳥と、地に動くすべての生物を支配せよ」
(岩波文庫版「創世記」第一章、11頁)

我々が「西洋文明」というとき、それは、古代オリエントに源流を発し、創世記のこの自然征服思想を土台とするすべてのイデオロギーの実践を意味する。
西洋文明についてのこの定義は正しいか。もちろん、それは正しい。
これを「自然征服イデオロギー」と定義すること、「西洋文明は自然征服文明である」と定義すること。これもまた正しいであろう。
しかしここに幾つかの問題、ないし疑問が生じる。
神は言われた。「われわれは人をわれわれの像の通り、われわれに似るように造ろう」と。
「われわれ」とは神のことだが、これは複数である。しかし、この経典は一神教ではなかったのか。なぜ、ただ一つの神であるべきものが「われわれ」と表現されるのであろう。疑いもなく、このことばは、シュメール第一次世界、武力征服第二次世界にいわゆる多神教時代の神話、物語、詩、などから採られたのである。

さらにその次。
神は、神の姿に似せて造った人間に、家畜とすべての地の獣を支配させようと言われた、とある。これも実に奇妙なお話だ。神は人間に家畜を支配させることにしたという。家畜なるものは、神の天地創造のときから存在するのか。家畜は天地創造のときに神によって家畜として造られたのか。もちろんそれは史実ではない。それは一つの神話であり、物語であり、虚構であり、解釈である。
この物語によれば、神は人間と共に、人間と同時に、家畜をも造った、ということになっている。従ってこの物語は、オリエント西アジア一帯で家畜制度が出現し(ほぼ1万年前)、また正当化するために形成された、と安んじて推定することが出来る。
しかし、それだけではない。
「それからさらに木の実を実らすすべての樹を与える。それを君たちの食糧とするがよい」・・・と」(前掲書)。
神は人間に、地上にあるすべての植物と動物を支配する権利を与えたという。つまり、大地と家畜を含む自然界を従え、征服するもの、それが人間の始まりである(それは実体的に定義すれば、中近東オリエント一帯に成立した農耕牧畜革命を経過した文明人、となる)。
それが神に祝福された人間の起点であるとしたら、それ以前の人間、自然界を従え征服していない段階の人間は、人間(アダム)の名に値しない。とすれば、アダムの子孫、アダム的人間でない人間もどきの存在は、野獣、野のけものと見なされ、それを殺しても、奪っても、排除しても、家畜にしても、勝手次第となるのではなかろうか。
オリエント西洋文明の始祖とされるアダム、そしてイヴは、決して、単純に数百年前の「原始人」と等置されるような存在ではない。
ここに出現する人類の始祖は、明確に、自然を従え、自然を征服することを己れの義務、権利ないし天地宇宙を創造した全知全能の造物主たる神に与えられた使命、として自覚している、そのような存在である


*これから日本の国はこのまま放っておくと、日本の近い海にぐっと出てきている陸地があり、その陸地におる人達が、大きな舟を造って日本へやって来て出雲という所へ来たり、今の筑紫の辺りへ大勢どんどんと来て、鉄の刀を持ってきて気に入らぬ者は片っ端から切り捨て、今の九州を押さえつけて従った者は家来にして、東の方へ攻め込んで、今に日本の国は朝鮮、支那、あちらから来た人に滅ぼされ、飛騨の奥まで殺されてしまう危険があると、御霊鎮めの深いところに入っていると分ってきたのだ。
(山本健造「神武以前」108~109頁。)

国づくりを急がなければならない。外患は既に九州と山陰出雲に侵入していた。飛騨のスメラミコトのちの天照大神(ヒメルムチ)が打ち出した方針は三つ、

1、 都を大和(奈良県)に移すこと。
2、 最も問題の山積みしている出雲を飛騨総本家の直轄下に置くこと。
3、 大陸および海からの侵攻によって騒乱状態が日に日に激しくなる九州をまとめるために飛騨からスメラミコト直系の精鋭部隊を送ること。

この三つの目標を達成するために、約100年を必要とした。幾多の困難と危険を乗り越えて、大和の地に、どうやら日本国の総本家が確立されたのが約2000年前。
ところが、「外患」はひとまず収まったかのように見えたが、それは日本の体内に深く潜入してしまっていた。
それは出雲である。大国主命の子孫は大和朝廷に対して恨みを抱き、その恨みは時の経過とともに水に流されるのではなく、逆に恨みは次第に凝縮し、増徴する。この心性は、縄文人日本原住民およびそれを完成させた飛騨の総本家、スメラノミコトの心性とは明らかに異質である。
恨みが「エネルギーのもと」となる。恨みは復讐を要求する。復讐とは、飛騨の総本家によって出雲の国を奪われた(国譲りをさせられた)屈辱と敗北に対する復讐である。敗れた出雲、大国主命の陣営が、天照大神を皇祖とする皇室に対して復讐するのである
山本健造の「裏古事記」やその他によれば、この出雲派の怨念と復讐の執念は、天照大神の御代から現在まで、2000年以上継続しているという。
これは本当に異常だ。出雲派とは、日本に初めて出現した「宗教」、一つの「宗派としての宗教」であった(「裏古事記」70頁)。この宗派的出雲教は、第10代崇神(すじん)天皇、第11代垂仁(すいじん)天皇の頃までに、大和の国、日本の中央政府、皇室をも制圧してしまっていた

このために、大和では、天照大神をお祀りすることが不可能となり、ようやく、飛騨直系の人びとの多い伊勢の地に鎮座することが出来たという。さらにそのあと、出雲派は、伊勢皇大神宮に外宮を置き、天照大神の祭祀を監視することにしたのだそうだ

崇神天皇、垂仁天皇の頃から、古道、古神道が見失われ始めた、とする神道家は少なくない
第10代崇神天皇はAD360年頃と山本健造先生は推定される(「日本起源の謎を解く」70頁)。
古道、古神道とは日本建国の国是であろう。それが失われるとは、日本の国体が失われることを意味する。
日本建国の国是としての古神道とはいかなるものか。それは言うまでもなく縄文神道、縄文人の文明である。
それは、一言で表現すれば、氏神さま信仰である。氏神とは氏上(うじがみ)のこと。神とは上(かみ)、つまりご先祖さまである。日本型文明の根本原理は祖先崇拝である。縄文日本人の祖先崇拝の根は深い。祖先をどこまでも「上(かみ)」にさかのぼっていく。そしてついに、大宇宙の親神さまに到達する

江戸時代初期の儒学者、近江聖人中江藤樹(なかえとうじゅ)は、儒教の説く「孝の道(孝道)」を思索して、

大宇宙に遍満する孝道には四つの段階あり、
第一は、実の親への孝、
第二は、どこまでもさかのぼるご先祖さま、このご先祖さまは人間のみではない、地球生物全体社会、ひいては地球そのもの(国常立命)への孝、
第三は、さらに人類誕生以前にさかのぼる天地の親、というご先祖さま、またはお天道さまへの孝、
第四は、そしてついに大宇宙の親神さま(天御中生神)への孝に至る、


とした。
日本人の根本哲学ないし信仰、人生観は「祖先崇拝」である、と言われるときの「祖先」は、このように四段階で組み立てられ、把握されている。
すべてが「上(かみ)」と「下(しも)」で認識され、位置付けられる。つまり、縄文日本文明根本原理は、大宇宙は一つの生命体(いのち)であり、この生命体は連続しており、天壌無窮(てんじょうむきゅう)である。日本国はこの宇宙の生命体であり、ひとりひとりの日本人はその「した(しも)」であり、また「上(かみ)」になる、というのである
村の人びとは「日抱(ひだ)きの御霊鎮め」の行(ぎょう)によってそれを悟る。そしてそれが行われる場所が「氏神さま」、つまり、のちの神社である。氏神さまの総本家は大神通力者、スメラミコトである。スメラミコトはずっと後の世になって、天皇、とお呼びすることになった。
しかし、にもかかわらず、つい最近まで日本人は、天皇というよりはむしろ、お上(かみ)、聖上、ミカド、天子さま、と申し上げることを常とした。
漢字が入ってきて、日本人はカミに「神」という字を当てた。もちろん中国の「神」は、古道、縄文人、やまとことばの「カミ」とは似ても似つかない。けれども、他に適当なことばがない。やむを得ず代用しているうちに、「神」は次第に古来からの「カミ」とズレてくる。日本型文明は、万類共尊型天寿学的神仏随順的文明であり、大宇宙の大親神さまとのいのちの気脈と血脈がとどこおりなく時々刻々流れている、そのようなものとしての日本民族と、日本のくにを生み出したからである。
それこそが神国日本の国体であった。そのようなくにとして日本は肇(はじ)められた。「建国」というよりも「肇国(ちょうこく)」の語がふさわしい。

西洋一神教世界では祖先崇拝は厳禁、そこが日本と違う、とよく(安易安直に)いわれる。厳密にいえば、一神教の社会では祖先を神として祀ることが禁止される、の意である
しかしこれだけの短い文章ないし言説であるにもかかわらず、ここには、絶望的に入り組んだ複雑な事情がひそんでいる。一神教世界では、祖先を「神」として崇拝してはならない、という場合の「神」は、ゴッド(god)であって、やまとことばの「カミ」ではない。しかも、この「ゴッド」は、god(gods)であって、God(唯一の絶対の神、天地の創造者)ではありえない。この場合のgodは、多神教(多くのgodsを崇拝する宗教)的次元での神々の中の一神である。




地球の支配者は爬虫類人的異星人である地球の支配者は爬虫類人的異星人である
(2007/09/15)
太田 龍

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