音楽は言葉を越える、ANGELIQUE KIDJO - アンジェリーク・キジョー

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音楽は言葉を越える、ANGELIQUE KIDJO

「KEEP ON MOVING」ANGELIQUE KIDJO


アンジェリーク・キジョーの1989年から98年までの間に発表された6枚のアルバムからのベストアルバムである。
アンジェリークは1960年7月14日に西アフリカのベナンで生まれました。
現代アフリカを代表する女性シンガーです。
母親が監督をしていたシアター・グループで6歳の時から歌やダンスを始める。
1979年にミリアム・マケイバの歌を録音したのがきっかけになって、パリに移住する。
英語、フランス語、フォン語、ヨルバ語に堪能であり、様々な言語で歌っています。

ベスト盤ということもあるが、どの曲も実にポップで素晴らしい。
先日紹介した「サマータイム」も歌っているが、アンジェリークのハミングで始まるという一風変わった仕上がりである。
「ヴードゥー・チャイルド」はジムヘンの名曲だが、実にポップでノリノリである。
「アゴロ」はこれまたアンジェリックのシャウトの後にリズミカルな曲調が続く。思わず体が動き出す。これまたノリノリな曲だ。
「バトンガ」はアフリカンドラムが実に心地よい。
「ウォンボ・ロンボ」はファンクとアフリカンビートが混じり合った曲中にアンジェリークが曲のタイトルを繰り返すところが心地よい。
「マライカ」は一転して静かなアコースティックな名曲である。「苦くはないか~」と聞こえる(笑)
「オープン・ユア・アイズ」はアメリカ人の歌手と紹介されても分からないほど洗練された曲調である。
「アドゥーマ」は「アドゥマドゥマドゥマ、エケッケッ」と繰り返す超ノリノリの曲である。
「ナイマ」はスローで情緒的な曲である。
「ババラオ」はアフリカンドラムで始まり、アンジェリークの伸びやかな声に男性ヴォーカルが絡み合う壮大な曲である。

ベナンの民族音楽とロック、ファンク、ジャズ、レゲエの要素が絡み合った彼女独特のサウンドを生み出しているところが素晴らしい。
解説に歌詞の説明が一切ないのが残念だが、“音楽は言葉を越える”ということで、十分にハッピーな気分にさせてくれるゴキゲンなアルバムである。
最後に言いたきゃないけど、アンジェリークさんに言わねばならないことがある。
「ユニセフ親善大使だけはやめて下さい」と。
「彼ら」に利用されてはいけません。













評点:90点





キープ・オン・ムーヴィングキープ・オン・ムーヴィング
(2008/12/07)
アンジェリック・キジョ

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