時を越えて永遠に、BOBBY CHARLES - ルーツミュージック・ニューオーリンズ・リズム&ブルース

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時を越えて永遠に、BOBBY CHARLES

「TIMELESS」BOBBY CHARLES


CDレビューシリーズ第二段として、ボービー・チャールズの2010年1月の死後に発売されたラスト・アルバムを紹介する。
ボビーは、1938年のルイジアナ生まれの白人だが、デビューはなんと、あのシカゴブルースのメッカであるチェスレコードなのだ。それも、電話オーディションで採用されたボビーは、シカゴに来るまで黒人だと思われていたらしい!チェスレコードのオーナーであるレナード・チェスも、ボビーの ヴォーカルに“ルーツ・ミュージックに基づいた黒っぽさ”を感じたのだろう。
ボビーが10代初めの頃、ミュージシャンになる決意をさせるきっかけとなったファッツ・ドミノに捧げる曲、「Happy Birthday Fats Domino」と「Before I Grow Too Old」を歌っている。私の一押しは、「Little Town Tramp」である。ピアノとオルガンをドクター・ジョン、ギターをサニー・ランドレスが弾いている。渋すぎる!
ボビーの人生は、自宅の火災、ハリケーンカトリーナによる災害、幾度かの離婚、癌発病等、不運続きではあったが、曲調にはそんな悲愴感は全く感じさせない。全編にわたり、実にゆったりとした雰囲気が醸し出されている。実に惜しい人を失ってしまったが、彼のほのぼのとした名曲はいつまでも歌い継がれていくだろう。まさにアルバムタイトル通り「TIMELESS」時を越えて!











評点:100点

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