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「邪念を振り払い 無念の炎斬る 怯え震えたキミを抱いてた 疑いさえ知らず そそと髪を揺らす 君の瞬き千年を駆ける」by PANTA

「東京オオカミ」頭脳警察


2023年の七夕に亡くなったPANTAの遺作である。
PANTAの誕生日である2月4日に発売された。
個別の曲に触れておく。

「東京オオカミ」
アルバムタイトル曲である。渾身のロックである。
最後にこんなイカシタ曲を残してくれるなんて、PANTAはまさに「東京オオカミ」そのものだ。あの世に逝ってもオオカミのように”真実の雄たけび”を吠え続けてくれている。


「タンゴ・グラチア」
こんな曲調の曲を歌うのは初めてじゃないかな?
PANTAは最後の最後まで新たな挑戦をしようとしていたようである。
サックスがいい。勿論、歌詞もいい。
「邪念を振り払い 無念の炎斬る 怯え震えたキミを抱いてた 疑いさえ知らず そそと髪を揺らす 君の瞬き千年を駆ける」
こんな歌詞が書けるミュージシャンが他にいますか?

「RUNNING IN 6DAY」
他の曲と比べてヴォーカルがこもっているようで聴き取りにくいと思ったが、収録に間に合わなかったようでリハーサル音源を使用しているとのことだ。でも、いい。

「ソンムの原に」
「落ち葉のささやき」のメロディーに異なる歌詞をつけて作った曲のようだ。
ソンムの原とはこれのことか?第一次大戦の激戦地のようだ。
このような過去の戦争の爪痕を曲にする歌手が他に日本にいるだろうか?


「ドライブ」
頭脳警察の新メンバーである宮田岳の作詞作曲である。
PANTAは自作曲だけを歌うミュージシャンではなかった。才能ある若いミュージシャンの曲を取り上げる柔軟な発想を持ったミュージシャンでもあった。


「風の向こうに」
作詞はPANTA、作曲は宮田岳である。
ライナーに書かれている歌詞と音源の歌詞が違うようだが、恐らくPANTAは試行錯誤していたのだろう。以前ライヴで聴いた当時の新曲とその後に発表された曲の歌詞が違っていたことを覚えている。どっちにしてもPANTAにしか書けない歌詞である。

「宝石箱」
これまた頭脳警察の新メンバーである澤竜次の作詞作曲である。
「お前の宝は何なんだ お前の宝は何処なんだ そうさそれは影の中 光が閉じた影の中」
PANTAに負けず劣らずの骨太な歌詞である。

「海を渡る蝶」
作詞は桃山邑、作曲はPANTA。
桃山邑を私は知らない。ネット検索するとこのような記事があった。
水族館劇場の座付き作者だったとのことである。2022年10月に他界されたようだ。
歌の中間部分で女性が語る台詞に「世界はいつだって劇場だもの」とある。
この世界の真実をある程度理解しておられた方なのかもしれない。
PANTAと親交があったようだ



PANTAは勿論、頭脳警察のメンバー及びアルバム制作にかかわった皆さんにこう言いたい。

これだけ素晴らしいアルバムを世に発表してくれて本当にありがとう!







評点:100点



頭脳警察


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Posted byソウルマン

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