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ソウルマン

「共産主義革命に流れたウォーバーグ家とシフ家の資金はかなりの額だったに違いない。1918年から1922年にかけてレーニンは、6億ルーブル以上に相当する金をクーン・ローブ商会とシフの会社に送ったという。」by W・クレオン・スクーセン

「世界の歴史をカネで動かす男たち~国際エスタブリッシュメントの金融支配」②W・クレオン・スクーセン(監訳)太田龍


前回に続く。以下、一部引用する。

*しばし立ち止まってジョン・ラスキンについてよく知る必要がある。そうすれば、キグリー博士が彼のことを取り上げる理由がよくわかる。ジョン・ラスキン(1819-1900)は裕福なワイン商人の息子としてロンドンで生まれ、その財産を受け継いだ。彼は美術、文学、建築、数学、ラテン語、ギリシア語を学んだ。世界中を見聞してまわり、オックスフォード卒業後に母校のスレイド美術校教授に就任した。しかし、美術にはさほど関心がなかった。生徒を道路工事にかり出したり、地域のさまざまな実験的催しに挑戦させたりした。ラスキンは産業や社会運動モデルの設立、土地やさまざまな工場の買収、社会主義路線に沿った産業や企業モデルに取り組むために考案された「聖ジョージ・ギルド」をつくりあげた。ギルドは失敗したが、キグリー博士の指摘のとおり、彼の着想は英国貴族社会の後裔である生徒たちを育成することには大きな成功を収めた。
ラスキンの着想とは?ケネス・クラークは著書『ラスキンの今(Ruskin Today)』でこう語っている。「ラスキンは、国家が生産と流通手段を支配して、地域社会全体の利益にかなうようにそれらを編成すべきであると考えていた。しかし彼は、一人の人間の手に国家の支配を委ねようとしていた。『私はかねがね、ある種の人間が他の人間よりも、ときにはたった一人がその他全員よりも、優れていることを示したいと思っている』。ラスキンは民主主義をあまり評価せず、彼の考える自由には次の一語―こっそりとーがふさわしい。
・・・・・(中略)・・・・・
クラークによると、ジョン・ラスキンの着想や刺激はほとんどが、「あらゆる独裁制の原典であるプラトンの『国家』から影響を直接受けている。彼は毎日といっていいほどプラトンを読みふけった」
もちろん、マルクス、エンゲルス、プルードン、サン=シモンも同じ原典の薫陶を受けた。ラスキンの著作がマルクスや他のプラトン学派の人々とよく似ているのも当然である。プラトンは強力な軍隊を擁する支配階級が権力を維持すること、社会が支配者の一枚岩的権威に完全に従うことを望んだ。彼は、既存の政府や社会構造を抹殺するにはほとんどどんな形であれ軍事力の行使が必要であると唱えた。そうすれば新しい支配者は“まっさらなキャンバス”に新しい偉大な社会を思い通り描ける。
プラトンの唱えたさらに高次元の“理想的な”社会には、結婚や家族の消滅が含まれる。そうなればすべての女性は男性の、すべての男性は女性のものとなる。相手を選ばないこうした結びつきから誕生する子供は、乳離れしたあとは匿名のままで国家によって育てられ、政府に取り上げられる。プラトンは、女性が男性と対等になることを望んだー男性とともに戦場で戦い、男同様に働くのである。
選ばれた男性と女性とによる子づくりが政府主導で実践され、劣った、あるいは障害のある子どもは排除される事態も生じる。社会を「支配階級」「軍人階級」「労働者階級」という三層に分割し、階級を固定化する。プラトンいわく、人々は生まれながらにして、心に金、銀、銅をもっている。支配者は国民がもつその金属を見定めたうえでふさわしい階級に割り当てるのだという政府が吹き込む嘘を、国民が信じ込むようにお膳立てされている。プラトンはこれが真っ赤な嘘であると認めたうえで、支配者の統治にとっては好都合であると述べる。国民に宗教的原則として教えやすいからである。プラトンは全面的に共産主義を讃えて、支配者階級のためにそれを用意した。私有財産をなくし、家族関係を共有化し、下層大衆に恩恵を与えるために知的エネルギーを使うことを念頭においたのだろう。

*米国のある金融家が、トロツキー、レーニンをはじめとする共産主義指導者にボルシェビキのロシア“征服”資金として約2000万ドルを拠出した。クーン・ローブ商会のジェイコブ・シフの仕業だった。2000万ドルという額は1949年2月3日、ニューヨーク・ジャーナル・アメリカン誌でジェイコブ・シフの孫が証言した。
・・・・・(中略)・・・・・
なんといっても、ヨーロッパ資金の筆頭はドイツのマックス・ウォーバーグであり、彼の二人の兄弟フェリックスとポールはすでにニューヨーク進出を果たしていた。フェリックス・ウォーバーグはジェイコブ・シフの、ポール・ウォーバーグはソロモン・ローブのそれぞれ女婿となり、そろってクーン・ローブ商会の共同経営者になった(ポールは米国の連邦準備制度の主導的役割を果たしたことも思い出されよう)。共産主義革命に流れたウォーバーグ家とシフ家の資金はかなりの額だったに違いない。1918年から1922年にかけてレーニンは、6億ルーブル以上に相当する金をクーン・ローブ商会とシフの会社に送ったという。




(管理人)
ジョン・ラスキンをウィキから抜粋する。

ジョン・ラスキン(John Ruskin, 1819年2月8日 - 1900年1月20日)は、19世紀イギリス・ヴィクトリア時代を代表する評論家・美術評論家である。同時に芸術家のパトロンであり、設計製図や水彩画をこなし、社会思想家であり、篤志家であった。ターナーやラファエル前派と交友を持ち、『近代画家論』を著した。また、中世のゴシック美術を賛美する『建築の七燈』『ヴェニスの石』などを執筆した。
富裕な葡萄酒商人の一人っ子としてロンドンに生まれ育った。両親はいとこ同士であり、母親の実家は宿付きの居酒屋を経営していた。母親が非常に熱心な福音派の信者であったため、幼いころから聖書の暗記を命じられるなど、学校には行かずに両親と家庭教師によって宗教色の強い教育を受けた。そのため、友人もなく、子供らしい遊びもしなかったが、家族でヨーロッパをしばしば旅したことで、自然に親しみ、動植物や風景を観察し、スケッチする習慣を身に付けた。
最初はロンドンの労働者専門学校で教鞭をとったが、オックスフォード大学の教授職(1869年 - 1879年)に転ずる。オックスフォードではルイス・キャロルと親しくなり、キャロルによって写真を撮影されている。『不思議の国のアリス』のモデルであるアリス・リデルの美術の家庭教師もしていた。オックスフォードのラスキン・カレッジは彼の名にちなんでいる。父の死後、財産の相続を受けたが、社会主義者としての信条からその多くを投げ打って複数の慈善事業を行った。
ラスキンは1858年から、ある裕福なアイルランド人家庭の子供たちに美術を教えていたが、その中のひとり、9歳のローズ(Rose La Touche)に魅了される。ローズが18歳まで家庭教師を続けたが、彼女が16歳になると、何度も結婚を申し込んだ。しかし、宗教が違うことを理由に断られる。1875年にローズが27歳で急死したことが伝えられると、ラスキンは精神的に強いダメージを受け、しばしば発作に見舞われるようになった。亡くなったローズと会話するために、スピリチュアリズムの研究も始めた。



「ジョン・ラスキンの名言」をこちらのサイトからいくつか記す。
その後で私のコメントを青字で記す。

https://meigen-ijin.com/johnruskin/
何を考え、何を知り、何を信じているかは、結局は取るに足らないことだ。唯一重要だと言えるのは、何をするかだ。

確かにその通りかもしれないが、この人物がしたことが正しかったとは私には思えない。


一人の人間の歴史において、もっとも重要なことは、その人が何を目的としたかということである。

確かにその通りかもしれないが、この人物が目的としたことが正しかったとは私には思えない。


悪い命令であることを知りながら、それを甘んじて受け入れる人は、悪い命令の甘受を勧めることになる。不正の存在を前に沈黙する人は、まさしく不正の共犯者に他ならない。

この人物は自分のことは棚に上げる習性があったようだ。


知らないという口実は、決して責任を消滅させるものではない。

いいことも言っている。


この世で最も美しいものは、最も無用のものである。たとえば孔雀と百合をみよ。

分かるような、分からないような。



ウィキには記されていなかったが、やはり、この人物、フリーメーソンだったようです。

(an east window)さん
https://eastwindow18.hatenadiary.com/entry/2016/10/15/045440
「隠された手」



ジョン・ラスキンに強い影響を与えたのはプラトンでした。
プラトンは「あらゆる独裁制の原典」だそうです。
プラトンは「強力な軍隊を擁する支配階級が権力を維持すること、社会が支配者の一枚岩的権威に完全に従うことを望んだ」そうです。
プラトンは「結婚や家族の消滅」を理想としていたそうです。
プラトンは「女性が男性と対等になることを望んだ」そうです。
プラトンは「選ばれた男性と女性とによる子づくりが政府主導で実践され、劣った、あるいは障害のある子どもは排除される」社会を理想としていたそうです。
プラトンは「全面的に共産主義を讃えて、支配者階級のためにそれを用意した」そうです。
「彼ら」の思想がどこから出ていたのでしょう?
「右も左も根は同じ」「右も左も根は悪魔」「右も左も根はプラトン」?
プラトンの「国家」を読む前の私は、以上のように感じました。
しかしプラトンの「国家」を読んだ今は、それは「彼ら」の偽装工作であることが分かりました。
「彼ら」はプラトンの思想を自分たちの都合のいいようにすり替えたのです。







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