「あなたが幼児の時に見た猿が、現在、一ミリでも人間に進化してきたと思いますか? 猿はいつになっても猿なんですよ!」byソウルマン
「縄文日本文明1万5千年史序論」①太田龍
2003年の書である。再読した。
複数回に分けて記す。以下、一部引用する。
*西洋と言えばキリスト教、そしてキリスト教の前にユダヤ教、さらにいずれにしても「創世記」という。「創世記」の英語原文は、Genesisである。その語源のGenieは遺伝子を意味する。
もちろん私も、その創世記は何十回となく読んでいる。そして、私がそこで違和感を覚えてひっかかるところはたくさんあるが、最大の問題は、有名な“ノアの方舟”である。主たる神がノアに対して、大洪水に備えて箱舟の中に積み込むものをいちいち、細かく指示する。そしてその中に、家畜のつがいが含まれるところである。してみると、人類の始祖たる、エデンの園のアダムとイヴからノアの時代までの間に、「主たる神は、人間に家畜を与えた」ということになるだろう。それとも、アダムとイヴ以後の人間が勝手に野生動物を家畜にしたわけか。
家畜制度禁止、を大前提とする天寿学的文明は、この点で、創世記を共通の源泉としてそこから流れてくるすべての「文明」と何としても相容れない。
巷間伝えられるところによれば、創世記に始まるモーゼ5書、そしてそれに続く預言者の書、詩篇などなどは、ユダヤ教の教典であるという。西洋史は、ユダヤ教、ユダヤ問題抜きに語ることは出来ないだろう。
*日本民族は、西洋がでっち上げた二つのペテン的教義(ドグマ)のいずれとも無縁であった。その二つとは、
⑴、全知全能偏在の造物主(The Creator)、唯一絶対のGodという虚構の存在。そしてこの造物主が天地万物のみならず人類の始祖アダムとイヴをも造った(「創造説」である)。
⑵、次に、19世紀、チャールズ・ダーウィンによって打ち出された「進化論」。表面的には右の造物主による創造を否定する。生物は下等なものから高等なものへと進化する。そしてこの進化の推進力は、弱肉強食、生存のための闘争、優勝劣敗の自然法則であるという。
ダーウィンの死後、科学界では、突然変異説によって補完された新ダーウィン主義理論が定着した。西洋では、この150年来、ユダヤ・キリスト教の創造説と無神論的唯物主義的自然科学的進化論の競在混在、乱戦状態が続いている。
しかしながら、日本人の伝統的心性は、全知全能の唯一人格を有する造物主への信仰を受け入れたくもないし、生物は物質界の偶然の産物であり、生物間の弱肉強食が進化の原因である、という説にも同調はできない。
*福澤は『文明論之概略』第8章で、ギゾーのヨーロッパ文明史を下敷きにして、ローマ滅亡以後の「西洋文明の由来」を略述している。これを読んでいくと、福澤の視野から、14世紀半ば(1347~50年)、ヨーロッパ人の人口の3分の一、あるいはその半分を死亡させた、あの黒死病がすっぽりと脱落してしまっていることに気づく。
さらにもう一件。13世紀から約500年間持続した、キリスト教会による「魔女裁判」。約900万人(そのほとんどは女性)が魔女と判定されて焼き殺されたという。
この大事件もまた福澤にとって存在しない。
まあ、福澤諭吉の目はよくいって節穴同然、もう少し率直に表現すれば、この男は利口のふりをしているだけの単なる阿呆にすぎない。
(管理人)
太田氏の著書は、何度読んでも素晴らしい。
一見真相に迫っているようで、その実は、嘘偽りの詐欺情報を拡散している、工作員作家・工作員ブロガー・工作員ユーチューバーだらけの「噓八百のこの世界」の中で、太田氏のような“本物の真実伝道者”の存在は、“掃き溜めに咲く花”であり、“闇に輝く光”である。
今回引用した記述も素晴らしい。
西洋がでっち上げた二つのペテン的教義(ドグマ)を、ものの見事に言い当てている。
「日本民族は、西洋がでっち上げた二つのペテン的教義(ドグマ)のいずれとも無縁であった。」と太田氏は述べているが、果たしてあなたは大丈夫でしょうか?
もしあなたが太田氏がここに示した事例に騙されているようなら、いつになっても自分の頭でものを考えることができないシープルから脱出することはできないであろう。
ちょっと考えたら「おかしい」「嘘だ」「デタラメだ」と分かることを、学校で教わったから、教会で教わったから、聖書に書いてあるから、テレビが言っているから、医者が言っているから、といった“他人任せな理論”を“そのまんま”信じ込み、自分の頭で「何が真実か」を考えようとしない限り、いつまで経っても騙され続けるだろう。
自分の頭で「何が真実か」を考えようとせず、学校で教わった通り「猿が進化して人類になった」という大嘘を“そのまんま”信じ込んでいる限り、決してその人の脳は、退化することはあっても、進化することはないでしょう。
あなたが幼児の時に見た猿が、現在、一ミリでも人間に進化してきたと思いますか?
猿はいつになっても猿なんですよ!
太田龍
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2003年の書である。再読した。
複数回に分けて記す。以下、一部引用する。
*西洋と言えばキリスト教、そしてキリスト教の前にユダヤ教、さらにいずれにしても「創世記」という。「創世記」の英語原文は、Genesisである。その語源のGenieは遺伝子を意味する。
もちろん私も、その創世記は何十回となく読んでいる。そして、私がそこで違和感を覚えてひっかかるところはたくさんあるが、最大の問題は、有名な“ノアの方舟”である。主たる神がノアに対して、大洪水に備えて箱舟の中に積み込むものをいちいち、細かく指示する。そしてその中に、家畜のつがいが含まれるところである。してみると、人類の始祖たる、エデンの園のアダムとイヴからノアの時代までの間に、「主たる神は、人間に家畜を与えた」ということになるだろう。それとも、アダムとイヴ以後の人間が勝手に野生動物を家畜にしたわけか。
家畜制度禁止、を大前提とする天寿学的文明は、この点で、創世記を共通の源泉としてそこから流れてくるすべての「文明」と何としても相容れない。
巷間伝えられるところによれば、創世記に始まるモーゼ5書、そしてそれに続く預言者の書、詩篇などなどは、ユダヤ教の教典であるという。西洋史は、ユダヤ教、ユダヤ問題抜きに語ることは出来ないだろう。
*日本民族は、西洋がでっち上げた二つのペテン的教義(ドグマ)のいずれとも無縁であった。その二つとは、
⑴、全知全能偏在の造物主(The Creator)、唯一絶対のGodという虚構の存在。そしてこの造物主が天地万物のみならず人類の始祖アダムとイヴをも造った(「創造説」である)。
⑵、次に、19世紀、チャールズ・ダーウィンによって打ち出された「進化論」。表面的には右の造物主による創造を否定する。生物は下等なものから高等なものへと進化する。そしてこの進化の推進力は、弱肉強食、生存のための闘争、優勝劣敗の自然法則であるという。
ダーウィンの死後、科学界では、突然変異説によって補完された新ダーウィン主義理論が定着した。西洋では、この150年来、ユダヤ・キリスト教の創造説と無神論的唯物主義的自然科学的進化論の競在混在、乱戦状態が続いている。
しかしながら、日本人の伝統的心性は、全知全能の唯一人格を有する造物主への信仰を受け入れたくもないし、生物は物質界の偶然の産物であり、生物間の弱肉強食が進化の原因である、という説にも同調はできない。
*福澤は『文明論之概略』第8章で、ギゾーのヨーロッパ文明史を下敷きにして、ローマ滅亡以後の「西洋文明の由来」を略述している。これを読んでいくと、福澤の視野から、14世紀半ば(1347~50年)、ヨーロッパ人の人口の3分の一、あるいはその半分を死亡させた、あの黒死病がすっぽりと脱落してしまっていることに気づく。
さらにもう一件。13世紀から約500年間持続した、キリスト教会による「魔女裁判」。約900万人(そのほとんどは女性)が魔女と判定されて焼き殺されたという。
この大事件もまた福澤にとって存在しない。
まあ、福澤諭吉の目はよくいって節穴同然、もう少し率直に表現すれば、この男は利口のふりをしているだけの単なる阿呆にすぎない。
(管理人)
太田氏の著書は、何度読んでも素晴らしい。
一見真相に迫っているようで、その実は、嘘偽りの詐欺情報を拡散している、工作員作家・工作員ブロガー・工作員ユーチューバーだらけの「噓八百のこの世界」の中で、太田氏のような“本物の真実伝道者”の存在は、“掃き溜めに咲く花”であり、“闇に輝く光”である。
今回引用した記述も素晴らしい。
西洋がでっち上げた二つのペテン的教義(ドグマ)を、ものの見事に言い当てている。
「日本民族は、西洋がでっち上げた二つのペテン的教義(ドグマ)のいずれとも無縁であった。」と太田氏は述べているが、果たしてあなたは大丈夫でしょうか?
もしあなたが太田氏がここに示した事例に騙されているようなら、いつになっても自分の頭でものを考えることができないシープルから脱出することはできないであろう。
ちょっと考えたら「おかしい」「嘘だ」「デタラメだ」と分かることを、学校で教わったから、教会で教わったから、聖書に書いてあるから、テレビが言っているから、医者が言っているから、といった“他人任せな理論”を“そのまんま”信じ込み、自分の頭で「何が真実か」を考えようとしない限り、いつまで経っても騙され続けるだろう。
自分の頭で「何が真実か」を考えようとせず、学校で教わった通り「猿が進化して人類になった」という大嘘を“そのまんま”信じ込んでいる限り、決してその人の脳は、退化することはあっても、進化することはないでしょう。
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太田龍
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