連中を信じるな 二度と騙されるな STIFF LITTLE FINGERS - ロック

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連中を信じるな 二度と騙されるな STIFF LITTLE FINGERS

「INFLAMMABLE MATERIAL」STIFF LITTLE FINGERS



北アイルランドのベルファスト出身のパンク・バンド、スティッフ・リトル・フィンガーズ(以下、SLF)の1979年のファーストアルバムである。当時は輸入盤しかなく、日本盤が発売されたのは2006年のことである。
アイルランドの音楽といえば、ケルトやエンヤのようなサウンドを想像しがちだが、ところがどっこい、バリバリの超パンクバンドが存在していたのだ。当時、高校生だった私は彼らのエネルギッシュでスピード感のあるパンクサウンドに完璧に嵌っていたのだ。正直、ケルトミュージックを聞くようになったのは最近のことである。チーフタンズやルナサのようなケルトミュージシャンは実に素晴らしいと思うが、その正反対の位置にあるSLFのパンクサウンドも、年を食った今になって聞いても昔と変わりなく最高に素晴らしいと思える。実は久々にSLFを聞いたのだが、なんと今でも現役で活動しており、今年の3月には来日していたらしい。全く知らなかった。
さて、今作品だが、彼らが北アイルランド出身ということで、北アイルランド紛争のことが歌詞の主題となっている。こういった社会状況で育った彼らは、国の支配者や戦争や金儲け主義のレコード会社等を正面から批判している。
これらの社会問題は何もアイルランドに限ったことではなく、現在の日本の社会状況にも同じことが言えるだろう。私が高校生の頃は歌詞が解からずサウンドのみで共感していたが、彼らのストレートな歌詞を理解できた今、「SLFの歌はこの腐りきった日本の社会状況を打破する歌だ」という不思議な共感さえ感じる。
現在の危機的な社会状況である日本においては、“歌詞に全く意味を持たないポップソング”を聞いている場合ではないだろう。それよりも2014年の現在、SLFの1979年の曲をこの極東の地で聞くことは大変価値のあることだと思う。皆さんも、是非このCDを購入して、歌詞を見ながら彼らのサウンドに触れてみてください。リーダーであるジェイク・バーンズのつぶれた叫びのような訴えを聞けば、体の中から湧き出るものが出てくると思いますヨ。


「サスペクト・ディヴァイス」
俺の頭の中に可燃材料が仕掛けられている
それは2000人の命を奪った疑惑を察知する装置
連中の解決が俺たちには問題 壁を作ったのもあいつら
どっちも俺たちの顔色を窺うけれど
俺たちにはどうしようもない
連中は権力をもてあそんでいる
どんな手を使っても勝とうとする
連中はただ奪っていくだけ 何も与えてはくれない

連中を信じるな 連中を信じるな
二度と騙されるな
お前にも疑惑を察知する装置が付いている

自由を抗弁に 連中は俺たちを縛る
消えてしまえ 俺たちを放っておいてくれ
俺たちを地獄から救ったというけれど
このままなら 地獄に落ちた方がずっとまし

連中を信じるな 連中を信じるな
連中の言うことを鵜呑みにしてはだめ
お前のまわりは悪意と苦しみでいっぱい
俺たちの手で誤りを正さなければならない

言いなりになっていても 信じているわけじゃない
俺たちは自分を犠牲にすることも厭わない
軍隊も 俺たちの疑念は消せない
俺たちの胸にある疑念を無視することはできない
きっとむちゃくちゃにしてやる



「ウェイステッド・ライフ」
兵士になって この国のために戦うこともできる
自衛のために銃を取る 民衆のための兵士に
だけど俺は兵士にならない 誰にも従わない
軍隊なんていらない 人殺しに興味はない

連中は俺の人生を台無しにしたい
俺の時間を無駄にしたい
連中は俺の人生を台無しにしたい
俺の人生を奪ってしまった

連中の言う大切な目的に殉じ 英雄になることもできる
国をひとつにしたい者もあれば 独立を目指す国もある
だけど規則と法律は
戦争の引き金になる
自由を求める連中のせいで
俺は平和を知らない
俺は騙されない
仲間にならなければ負けだというけれど
そんなセリフはもう何度も聞いた
俺は信じない

同じ顔をした
違う名前の男がまた俺を訪ねる
時代と場所が変わっても
同じことが起こる
連中は金髪でも青い瞳でもない
だけど支配すべきは自分たちだと思っている
連中は憎しみしか知らないファシスト
人生を無駄にしている



「ノー・モア・オブ・ザット」
連中は俺たちが 戦争を認めていると決めてかかる
いったい誰を代表しているつもりなのか
俺たちは意見を口にすることさえできない
連中の言いなりになるしかない

だけどこれ以上は耐えられない
もう俺たちを無視させない
これ以上は耐えられない

引き金を引くやつが悪いわけじゃない
そいつは連中のゲームに加わっているだけ
どうすることもできないとわかっている
彼がやらなければ 誰かがやることになる

見えないところで 連中はグルになっている
それは偽善のゲーム
俺たちはどうすることもできない
俺たちは駒のひとつ 声を出すこともできない





評点:100点



インフレーマブル・マテリアルインフレーマブル・マテリアル
(2011/06/08)
スティッフ・リトル・フィンガーズ、ジェイク・バーンズ 他

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