楽器を弾かないにも関わらず作詞・作曲ができるミュージシャン、Arthur Alexander - アーサー・アレキサンダー
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楽器を弾かないにも関わらず作詞・作曲ができるミュージシャン、Arthur Alexander

「Lonely Just Like Me」ARTHUR ALEXANDER

皆さんに質問です。ビートルズとストーンズとボブ・ディランがカバーした唯一のミュージシャンは誰でしょうか?
この質問に答えられる人は相当な音楽通だと思います。
はい、答えはアーサー・アレキサンダーです。
アーサーのことを知らない人が大多数だと思いますが、このエピソードを聞いただけでも、いかに彼が優れたミュージシャンだということが理解できるのではないでしょうか。

アーサーは、1940年にアラバマ州シェフィールドで生まれ、1961年にストーンズがカバーした「ユー・ベター・ムーヴ・オン」でデビューし、チャート24位となるが、その後は商業的には成功せずバスの運転手となる。
その後月日は流れ、1993年に、スプーナー・オールダム、ダン・ペン、ドニー・フリッツといったマッスルショールズの“職人ミュージシャン”による呼びかけと協力によって、超久しぶりに発表したアルバムが今作品である。

アーサーはオーティス・レディングやウィルソン・ピケットのようにシャウトするソウルフルなヴォーカルスタイルではないのだが、淡々と語りかけるような“温かみのある声”を持ったミュージシャンであった。自然に聞き手を“幸せな気分”にさせてしまうのだ。
そして、彼の偉大な点はその類まれな才覚にあると思う。その才覚とは、“楽器を弾かないにも関わらず作詞・作曲ができる”ということだ。それも前述したようなトップ・ミュージシャンが惚れこむほどの名曲を作ってしまうということだ。
このような特殊な才覚を持ったミュージシャンを私は他に知らない。
私自身“全く楽器の弾けない音楽好き”であるため、このエピソードを聞いたとき、「ひょっとして、俺でも作曲できるかも・・・」と思い、頭で思いついたメロディーを携帯に録音したりもしてしまったのだ(笑)。冗談はさておき、私のような人間にも希望を与えてくれる、ある意味“希望の星”でもあるのだ。

残念なことに、このアルバムを発表した年の6月9日にアーサーは心臓発作で他界してしまう。まだ53歳だった。
実は追悼の意も込めて、今回アーサーのアルバムを紹介しようと思いました。
何年も音楽活動をしていなかった人間が、亡くなる直前にアルバムを発表することになるとは・・・。それもこれだけ温かみのある素晴らしい作品を・・・。
「人間の人生というものは実に不思議なものだな」と、つくづく感じてしまう。
しかし、「人生の価値はその長短ではなく、生きている間にどれだけ価値のあることを残せたか」であると私は思う。その点、アーサーほど人々に“音楽が本来持つ温かな感情表現”を伝えてくれたミュージシャンも数少ないと思う。
天国にいるアーサーに、感謝の気持を伝えたい。














評点:100点



Lonely Just Like Me: The Final Chapter (Dig)Lonely Just Like Me: The Final Chapter (Dig)
(2007/10/09)
Arthur Alexander

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COMMENT

No title

温かみにのある声!
まさに、仰るとおりですね。
この人の才能がちゃんとレコードに残されたことはよかったと思います。
この人の歌を聴いて私はサム・クックを思い出しました。(サム・クックは超売れたシンガー&ソングライターですし、歌い方はもっとテクニカルですが・・・。)

アーサー・アレキサンダーさん、
素晴らしい曲を作る方だったんですね。

Re: No title

> 温かみにのある声!
> まさに、仰るとおりですね。
> この人の才能がちゃんとレコードに残されたことはよかったと思います。
> この人の歌を聴いて私はサム・クックを思い出しました。(サム・クックは超売れたシンガー&ソングライターですし、歌い方はもっとテクニカルですが・・・。)
>
> アーサー・アレキサンダーさん、
> 素晴らしい曲を作る方だったんですね。

そうなんですよ。私のような楽器知らずの人間にも希望をもたらしてくれた恩人です(^O^)/
ニック・ロウのライヴに行ったとき、ニックがアーサーの曲を歌ってくれたんですが、感涙ものでした。

サム・クックも大好きです。伝記本も読みました。
変な殺され方をしたことが不憫でなりません。

サム・クックのヴォーカルはその後の歌唱法に影響を与えたと思う

実は、サム・クックの殺され方に疑問を持っています。
彼は公民権運動に関わっていたり、あのマルコムXとも親交があったそうです。マルコムと表面上はどうであれ、実は親交があったと言われているキング牧師も殺されましたね。
一連の暗殺事件とサム・クックの事件は全く無関係ではないかもしれない、と思えてなりません。
もっともこれは私の勝手な推測、妄想に過ぎない話ですが・・・。(証拠がない以上、妄想と言うより他ありませんね。)

サム・クックは本当に歌が上手くて曲作りも才能にあふれた稀代のアーティストでした。
彼のような素晴らしいミュージシャンが若くして殺されてしまったのはこの世界にとって大きな損失でした。
「BRING IT ON HOME TO ME」のヴォーカルテクニックはあの後の全米でのヴォーカルスタイルを変えてしまったと言っても過言ではないと思います。

Re: サム・クックのヴォーカルはその後の歌唱法に影響を与えたと思う

> 実は、サム・クックの殺され方に疑問を持っています。
> 彼は公民権運動に関わっていたり、あのマルコムXとも親交があったそうです。マルコムと表面上はどうであれ、実は親交があったと言われているキング牧師も殺されましたね。
> 一連の暗殺事件とサム・クックの事件は全く無関係ではないかもしれない、と思えてなりません。
> もっともこれは私の勝手な推測、妄想に過ぎない話ですが・・・。(証拠がない以上、妄想と言うより他ありませんね。)
>
> サム・クックは本当に歌が上手くて曲作りも才能にあふれた稀代のアーティストでした。
> 彼のような素晴らしいミュージシャンが若くして殺されてしまったのはこの世界にとって大きな損失でした。
> 「BRING IT ON HOME TO ME」のヴォーカルテクニックはあの後の全米でのヴォーカルスタイルを変えてしまったと言っても過言ではないと思います。


オリジナル「ポール・マカートニー」は素晴らしいヴォーカリスト の推測は、決して妄想ではないと思いますよ。
妄想でない証拠はここに記しました。

http://otisdury.blog.fc2.com/blog-entry-1280.html

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