カナダの生んだ詩人・個性派シンガー、k.d.lang - フォークロック・シンガーソングライター・ネオアコ

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カナダの生んだ詩人・個性派シンガー、k.d.lang

「All You Can Eat」k.d.lang

k.d.ラングの1995年のアルバムである。
まず、アルバムジャケットだが、カーキ色のツナギらしき服を着て男装したk.d.が写っている。さらに漢字のタイトルまで記されている。明らかにダサイ・・・。
いくら自分がレズビアンであることをカミングアウトしたからとはいえ、もうちょっとマシなジャケットが作れなかったのか、とさえ思ってしまう。
しかし、ジャケットで中身を判断してはいけない。とりたてて際立つ名曲があるわけではないが、知らず知らずのうちに彼女の音世界に引き込まれていってしまう。そういった実に不思議なアルバムである。歌詞も彼女でしか出せない恋愛感が表れていて、軽やかで潔さも感じさせられる。
アルバム解説によると、彼女の10年来(当時)の音楽パートナーであるベン・ミンクのアイディアで「ループにこだわった」そうである。曲と曲の繋がり、そして最終的には原点に帰って来る、といったことが言いたかったのだろうか。解説より彼女の言葉を引用する。
「ループはある意味で自然なことなんだよね。何故なら地球はぐるぐる回っているし、死と生を繰り返す。サイクルもぐるぐる回るし、ループはとても自然なこと。だから人間の才能の中にあるものとうまく調和すると思う。ヴァイオリンのフレーズやドラムを使ったループは、夢の中にいるような雰囲気で私を騙してくれるというか、マインドを浮遊させてくれたわ」
まるでデーヴィッド・アイクの言葉のようだ・・・。
彼女はその才能のわりには日本人には知名度が低いと思う。是非、皆さんもカナダの生んだ詩人であり個性派シンガーであるk.d.ラングの曲に触れてみてください。









評点:80点




All You Can EatAll You Can Eat
(1995/10/02)
K.D. Lang

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