戦争は平和なり 、自由は隷従なり 、無知は力なり
2014年05月08日
「あなたはビッグ・ブラザーに見張られている、「1984」の監視社会が本格化する」
まずは、こちらをどうぞ(映画「1984」より)↓
ジョージ・オーウェルが小説の「1984」から30年経過した2014年の今、静かに小説が現実に近づきつつあるようだ。小説ではビッグ・ブラザー(イルミナティと言ってよいだろう)がテレスクリーンという映像装置から国民を24時間監視している監視社会が書かれている。国家機関である「真理省」は国民に三つのスローガンを唱えていた。
戦争は平和なり
自由は隷従なり
無知は力なり
このブログでも何回も書いてきたが、このスローガンは現代社会にしっかりと根付いている。「彼ら」の使用人であるマスゴミを通して、毎日のように虚偽の報道がなされ続けている。小説のように露骨ではないが、99%の一般大衆が「彼ら」の作り出すスロ-ガンを何の疑いもなく受け入れている。自分が洗脳されていることにも気が付いていない。
免許証等のICチップ化、クレジットカード、テレビのデジタル化、Facebook、スマホ、ETC等もその一環である。
「彼ら」は最終目標として、マイクロチップの人体埋め込みによる「人間牧場」を目標にしているのだろう。「1984」の小説も、単なるSF小説ではない。ハリウッド映画と同様に、「彼ら」の未来計画を事前に予告しているのである。そういった“監視社会の本格化”を告発しているブログ記事・動画から紹介する。
“あなたはビッグ・ブラザーに見張られている”ということをお忘れなく!
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-3394.html
(マスコミに載らない海外記事)さん
2014年5月 6日 (火)
アメリカ合州国はジョージ・オーウェルが想像した以上にひどい警察国家へと化した
ラザフォード・インスティテュートのジョン・W・ホワイトヘッドwww.rutherford.orgによるゲスト・コラム
Paul Craig Roberts
https://www.rutherford.org/publications_resources/john_whiteheads_commentary/putting_big_brother_in_the_drivers_seat_v2v_transmitters_black_boxes_d
アメリカ合州国は、自由と民主主義の殿堂を装っている。実際は、アメリカは急速に、警察国家、ジョージ・オーウェルが小説『1984年』で想像した以上にひどい地獄郷へと退化しつつある。
ジョン・W・ホワイトヘッドが、下記文章で、我々全員の為に建設されつつある監獄について説明してくれている。名誉と財産を獲得した科学者達や起業家達を含む我が同胞の多くによる作品であるこの監獄が、人類の為の監獄を作り出しているのだ。警察国家地獄郷建設に、エネルギーと人生を注ぎ込みながら、彼等は一体何を考えていたのだろう?
ビッグ・ブラザーを運転席に座らせる。車間送信機、ブラック・ボックスと無人飛行機
John W. Whitehead
2014年2月10日
“未来には、人は何も忘れなくなる…新しい未来の中では、人は決して迷子にならない…そのうちに、あなたの居場所が、センチ、ミリの単位までわかるようになる…車が自動運転してくれる。コンピューターよりも先に、自動車が発明されたのは欠陥だった…あなたは決して孤独にはならない…決して退屈することはない…アイデアが枯渇することは決してない… 次はどこにゆくべきか、誰に会うべきか、何を読むべきかもご提案できる…この未来で興味深いのは、それが一般人用であって、エリート専用ではないことだ”-グーグルCEO エリック・シュミットの未来構想
皆様、シートベルトを締める頃合いだ。これから皆様は大変な目に遭うはずだ。
我々は、警察国家に向かう一方通行の道を、肝をつぶすような猛スピードで走り下っており、地形は刻々と益々危険になり、あらゆる出口ランプは過ぎてしまった。このポイントから先では、もはや引き返すことができず、先に見える標識には“危険”とある。
確かに、『A Government of Wolves: The Emerging American Police State=狼達の政府 出現しつつあるアメリカ警察国家』で私が書いた様に、我々は、いずれもアメリカでの暮らしである警察国家における、相互接続された技術的な蜘蛛の巣の一環である、無人飛行機、スマート・フォーン、GPS機器、スマートTV、ソーシャル・メディア、スマート・メーター、監視カメラ、顔認識ソフト、オンライン・バンキング、ナンバープレート読み取り機や、ドライバー不要の自動車を特徴とする一種の『トワイライト・ゾーン』の中に入り込もうとしているのだ、そして、あらゆる新機器が、我々を厄介なワナの奥深くへと引きずりこんでいるのだ。
我々を待ち受けている“素晴らしき新世界”では、スパイされずに済む通信、追跡されない移動、人に知られない思想は存在しない。言い換えれば、どこにも逃げ隠れできないのだ。
既に我々のコンピューター、我々の電話、我々の財政、我々の娯楽、買い物や、我々が使う電気製品を人質に取られており、我々は、技術革命で負ける側なのだが、今や、技術革新は、我々の車に焦点をあてている。衛星、GPS機器や、リアル・タイム交通監視カメラを使って、我々の国内の道路や脇道での動きを政府が既に追跡できているのに、そうでないかに装って、政府当局は、今や全ての新車に、交通事故を防ぐという表向きの理由で、ブラック・ボックス・レコーダーと車間通信装置の装備を強引に要求しようとしている。
オーウェル風ダブル・スピークのうわべを剥げば、速度、方向、位置、走行距離やシートベルト利用を含む様々なデータを追跡するのみならず、これらのブラック・ボックスや車間通信装置が、このデータを、警官を含む他の運転手にも送信するのは、プライバシーの最後の断片に対するより大きな幸福の為の安全対策だと売り込んでおいて、終始我々の生活をめちゃくちゃにする態勢を整えているトロイの木馬、ステルス攻撃と変わらないことが見えてくる。
だがブラック・ボックスや車間送信機は氷山の一画に過ぎない。2015年型コルベット・スティングレーは“フロントガラス搭載のカメラと、GPS受信機を使用して、速度、ギア選択、ブレーキ強度”を記録し、運転者の視点を記録し、車内の雑音も録音することも可能な行動データ・レコーダーが装備される予定だ。ジャーナリストのジャクリン・トロップが、ニューヨーク・タイムズで報じている通り、“運転者は、自分の動きを、何らかの形で、どこかで追跡されたり、記録されたりすること無しに、左折したり、シートベルトを装着したり、時速128キロを出したりすることはできない。”実際、フォード自動車のマーケティング・販売担当副社長ジム・ファーリーが認めている様に、大企業と政府幹部は既に、常時人々の居場所をしっかり把握しているのだ。“法律に違反する人を、我々は全員把握しており、いつ違反をしているかも知っています。皆様の自動車にはGPSが搭載してあるので、皆様が何をしているか我々は知っています。”
政府とその犯罪パートナー企業は、読者が自動車に乗っている間、どこに向かっているのか、速度はどれだけかを既に把握しているので、次の大きなハードルは、車の乗客は何人か、自動車に、どのような密輸品があるか(そして、これは各時点で、違法とされるものに大いに依存し、スーダフェッド社の風邪薬から、ヤギの乳で作ったチーズにいたるまで、あらゆるものにわたる)、あなたの車のファイバーグラスと鋼鉄の壁の中で、読者が話していること、していることを知ることだろう。そこで、無人飛行機が登場する。
2015年に、無人飛行機が空中に大量配備されれば、政府機関や民間企業が、人の動きを追跡できない場所は、文字通り皆無となる。こうした無人飛行機には、ライブ・ビデオ中継をする為のカメラ、あなたの車の壁も透視出来る、熱センサーや、レーダーや、赤外線画像装置も装備されるだろう。高度6,000メートルから、40キロ先の人物をのぞき見ることが可能な無人飛行機もあろう。暗闇の中も見通せる赤外線カメラとレーダーも装備する予定なのだ。関心のある人間65人を一度に追跡することも可能だ。既に、無人飛行機の中には、Wi-Fiネットワークをハイジャックし、テキスト・メッセージ等の電子通信を盗聴できるものもある。陸軍は認識ソフト搭載無人飛行機や、人間による指示、あるいは介入一切無しで、標的を定めて殺害する任務を完遂可能な無人飛行機を開発している。こうした装置は究極的な殺人・スパイ装置だ。小さな玉で満たされたナイロンバッグを打ち出す銃や、テーザー銃を含む“殺傷度の低い”武器を装備した無人飛行機も出現するだろう。
そして、おかしな行動をしたり、何か疑わしいことをしているように見えたり、例え何も疑わしいことをしていなくとも、もちろん人々のあらゆる動き、どの店や、会社を訪れ、どのような政治集会に参加するのか、誰と会うのかを含め、動きの情報全て、読者の居所に関する情報が追跡され、記録され、政府司令センターに送られ、そこで保存され、後日、容易にアクセスできるようになる。
自分が何処に行きたいかがわかる前に、どこに行きたいのかがわかってくれコンピューターを搭載した無人自動車を、未来派的融合体に読者が加える頃には、人は“マイノリティ・リポート”で描かれている様な、スティーブン・スピルバーグが構想する、プライバシーや自主性など、バック・ミラーに映る遥か遠くの蜃気楼と大差ない未来への道を進んでいるのだ。2054年を舞台にした、フィリップ・K・ディックの短編に基づく映画は、観客に、政府が全てを見ており、全てを知っており、全能である未来派的世界についての特殊効果満載のテクノビジョンを見せてくれる。そして、もし人があえて規則を無視すると、黒い服を着た警察スワット・チームが制圧にくる。
念のために申しあげるが、評論家達は“マイノリティ・リポート”で表現されている技術的驚異に圧倒されているが、ビッグ・ブラザーが、文字通り、比喩的な意味で運転席にいる世界の結果に、あえて思いを馳せる人々は稀だ。“マイノリティ・リポート”の中の無人自動車でさえ、政府の(そしてお仲間企業の)命令に応えている。
同様に、もはや我々は、自分の車の中で自治権を持っているわけではない。そうではなく、我々は、政府と企業舎弟に応えるロボット知性に運転手を務めてもらっている、どこにも逃げられない乗客だ。間もなく、広告主と政府工作員が牛耳ることになるので、自分の車のハンドル前に座っているかどうかなど問題でなくなる。
目下の問題点:警察が遠隔操作で停車させられるような機器が、警察による追跡を不要にするためという触れ込みで、現在ヨーロッパの自動車向けに開発されつつある。最寄り企業が提供す商品サービスを運転者に知らせる為に、アプリケーションや他のスマート・フォーン風技術を自動車に組み込むべく、グーグルが自動車メーカーと提携している。スタンフォード大工学部のパトリック・リン教授が警告している様に、第三者の広告主やデータ収集者が我々が毎日目にするコンテンツのかなりの部分を支配するような世界では、いつか文字通り、我々がそこに行くことを望んだからではなく、誰かが我々をそこに連れて行く為に料金を支払ったがゆえに、ある企業に連れて行かれるようになる可能性が高い。
人気SFシリーズ『トワイライト・ゾーン』創作者で、人間の本性に対する最も見識のある評論家の一人ロッド・サーリングは、かつてこう言ったことがある。“我々は新たな市民を開発している。シリアル食品と自動車に関しては非常にうるさいが、考えることはできない人間だ。”
確かに、自分で考えることができない新たな市民を開発しているだけではなく、自分達の為に、全てをしてくれるよう、何を食べるか、何を着るか、どのように考えるべきか、何を信じ、何時間眠るか、誰に投票するか、誰とつきあうか等々を指示してくれるよう、政府とパートナー大企業に完全に依存するよう教え込んでいるのだ。
この様にして、福祉国家、乳母のように政府が何でも面倒を見る国家、警察国家、監視国家、電子強制収容所、お好きな様にどう呼んで頂いても結構だが、意味は同じものを我々は作り出した。個人的責任を軽減し、安心感を増し、お互いや、未来世代のために厄介な義務を無くそうと目指すあまり、自分達に本当の自由がない社会を、我々は生み出してしまったのだ。
パンドラの箱は開けられてしまって、閉じる方法はない。1970年3月17日に、南カリフォルニア大学での卒業式講演で、ロッド・サーリングはこう予言した。
“あらゆる優先順序において、人間の要求を第一としなければならないと、全員で認識するだけのことです。貧困は即決を要します。飢えは即決を要します。人種間緊張は即決を要します。公害は即決を要します。こうした物事は、対応を求めて叫んでいるのです。そして、もし我々がそうした叫びに耳を傾けなければ、そしてもし我々が、それに対応しなければ、結局は、我々に衝突したトラック、あるいは我々をこっぱみじんにした爆弾を探しながら、自らの瓦礫の中に座り込む羽目になりかねません。何であれ、夢を破壊したもののナンバープレートの番号を調べてください。その車が、自分の名で登録したものであることに我々は気づくだろうと思います。”
下記の項目を、緊急対応が必要なもののリストに追加することが可能だ。警察による虐待は即決を要する。監視は即決を要する。帝国政府は即決を要する。ところが、我々に襲い掛かってくる自動車が、実際、自分の名で登録したものである以上、我々はビッグ・ブラザーに車を運転するのを許してしまったので、この暴走する車にブレーキをつける方法は無いのだ。
記事原文のurl:www.paulcraigroberts.org/2014/05/01/us-become-worse-police-state-orwell-imagine/
http://www.ipadmod.net/2011/09/%E7%9B%A3%E8%A6%96%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%81%AE%E5%88%B0%E6%9D%A5-%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%81%AF%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%A6.html
監視社会の到来!? スマートフォンはジョージ・オーウェルの1984年に登場するテレスクリーンになるのか?
Facebookの危険
実はネット上で個人情報を収集し、データベース化して販売する企業が現れていると聞きます。企業は個人を採用する際、そのような会社に個人情報を照会し、採用候補者の過去の言動、思想、好みなどを調査します。
特にアメリカにおいてはFacebookなどを中心とした実名での情報公開に対するアレルギーが日本ほど強くありませんから、情報収集は比較的容易です。
情報収集に関しては、一時的な情報を収集するだけならば、情報にあまり価値はありませんが、長期間にわたり情報を蓄積していくと、個人の思想や志向、性格が見えてきてその情報の集積体に価値が生まれます。
あなたが就活する際、過去のFacebookやブログでの発言が原因で、不採用となるケースがあるかもしれません。ただし、企業はそのような情報にアクセスしていることを表に出しませんから、個人は不採用の原因が分からず、混乱してしまうかもしれません
立場の弱いサラリーマンの皆さん、Facebookやその他、個人を特定されるような情報発信は止めておきましょう。そのような情報発信をして良いのは、自営業かサラリーマンでも実質個人事家のような専門職に限られます。
一般のサラリーマンは。何を言われようが、あくまでも匿名での情報発信に留めておくのが懸命です。
スマートフォンは現代のテレスクリーンか?
1984年においては、誰もが双方向テレビのテレスクリーンによって24時間監視されます。そこでは自由な思想を持つことができませんし、不用意な発言をすると「思想警察」に捕まってしまします。
さすがに現代においては、そこまでの思想統制はありませんが、徐々にスマートフォンによる監視社会が訪れようとしています。
先日、付き合っている彼氏を監視するスマホ・アプリが話題になったように、スマートフォンはGPS付きのコンピュータですから、専用アプリをインストールしておけば、個人の行動を逐一監視することができます。
そのようなことを国家単位で行えば、スマホは現代のテレスクリーンに変身してしまいます。当然、そこまではできませんが、企業単位であればスマートフォンによって社員を監視することは容易です。
他にも反社会的な組織がメンバーに対して、スマートフォンによって監視を続けるかもしれません。スマートフォンによってどのような監視が考えられるか、思いつくまま、下にピックアップしてみました。
*GPSによる位置の確認→マッピング
*ウェブ、メール、電話、使用アプリの監視
*テレビ電話による定期的な監視
*マイクによる音声の収集
これらのことを行えば、あっというまにスマートフォンは現代のテレスクリーンになってしまいます。
私たちは、テクノロジーによって様々な便利さを享受していますが。ITテクノロジーが進む先に見えるのは、Googleが進めているような「世界全体をデータベース化する」という究極のデータベース構築です。
DNAから始まり、ゆりかごから墓場まで、様々な行動や成績、病歴などがデジタル化されデジタルデータとしてストレージに記録され続けます。(そこには紙のデータのような劣化はありません)
昔、ティモシー・リアリーはじめとする多くの人たちが、コンピュータが人類に新しい可能性や自由をもたらせてくれると考えましたが、情報を自由に獲得できるようになればなるほど、自分自身の情報もどこかで取得され、管理されるというジレンマに陥ります。
人類にはこれに対して、何かの防御先を構築するのでしょうか? それとも、ただ歴史の流れに身を任せ、行き着くところまで行って、やっと変化の必要性に気がつくのでしょうか?
極端なデータベース化が進み、監視型スマートフォンが導入される時、1984年の世界が悪夢のように蘇ってくるのかもしれません。
そうならないためにも、個人情報の収集やGPSによる監視には何らかの法的規制が必要な気がします。
http://www.jimmin.com/htmldoc/151001.htm
(人民新聞オンライン)さん
超監視管理社会
JR大阪駅ビル「大阪ステーションシティ」でシステム実験
「自由」を犠牲にした「安心社会」
「Aが大阪駅中央改札口を出たのをカメラが発見。南に向かっている。Aは駅前で反原発の行動を呼び掛けている要注意人物。警備員は、急いでマークしろ」─そんな映画のような監視・追跡システムが、JR大阪駅ビルで実験されようとしている。実施するのは、総務省所管の独立行政法人・情報通信研究機構(NICT、東京都小金井市)。
JR大阪駅は、1日41万人が乗降する。その駅ビル「大阪ステーションシティ」は、近隣の私鉄・地下鉄の駅や百貨店・ホテルなどを含めると、1日約80万人が利用する。NICTは、JR・駅ビルの協力を得て、駅ビルの地下1~地上3階の改札やエスカレーター、コインロッカー、店舗などに約90台の監視カメラを設置して(すでに完了)、顔認証・追跡システムを使った実験を4月以降、2年間おこなう予定にしていた。
ところが、今年1月に入ってこの「顔認証実験」がマスコミで報道されると、市民から不安・抗議の声が上がった。3月11日、NICTは「課題が解決されるまで実験をおこなわない」と延期を発表した。果たして、この「顔認証システム」の実験とは何なのか。(編集部一ノ瀬)
まずは、こちらをどうぞ(映画「1984」より)↓
ジョージ・オーウェルが小説の「1984」から30年経過した2014年の今、静かに小説が現実に近づきつつあるようだ。小説ではビッグ・ブラザー(イルミナティと言ってよいだろう)がテレスクリーンという映像装置から国民を24時間監視している監視社会が書かれている。国家機関である「真理省」は国民に三つのスローガンを唱えていた。
戦争は平和なり
自由は隷従なり
無知は力なり
このブログでも何回も書いてきたが、このスローガンは現代社会にしっかりと根付いている。「彼ら」の使用人であるマスゴミを通して、毎日のように虚偽の報道がなされ続けている。小説のように露骨ではないが、99%の一般大衆が「彼ら」の作り出すスロ-ガンを何の疑いもなく受け入れている。自分が洗脳されていることにも気が付いていない。
免許証等のICチップ化、クレジットカード、テレビのデジタル化、Facebook、スマホ、ETC等もその一環である。
「彼ら」は最終目標として、マイクロチップの人体埋め込みによる「人間牧場」を目標にしているのだろう。「1984」の小説も、単なるSF小説ではない。ハリウッド映画と同様に、「彼ら」の未来計画を事前に予告しているのである。そういった“監視社会の本格化”を告発しているブログ記事・動画から紹介する。
“あなたはビッグ・ブラザーに見張られている”ということをお忘れなく!
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-3394.html
(マスコミに載らない海外記事)さん
2014年5月 6日 (火)
アメリカ合州国はジョージ・オーウェルが想像した以上にひどい警察国家へと化した
ラザフォード・インスティテュートのジョン・W・ホワイトヘッドwww.rutherford.orgによるゲスト・コラム
Paul Craig Roberts
https://www.rutherford.org/publications_resources/john_whiteheads_commentary/putting_big_brother_in_the_drivers_seat_v2v_transmitters_black_boxes_d
アメリカ合州国は、自由と民主主義の殿堂を装っている。実際は、アメリカは急速に、警察国家、ジョージ・オーウェルが小説『1984年』で想像した以上にひどい地獄郷へと退化しつつある。
ジョン・W・ホワイトヘッドが、下記文章で、我々全員の為に建設されつつある監獄について説明してくれている。名誉と財産を獲得した科学者達や起業家達を含む我が同胞の多くによる作品であるこの監獄が、人類の為の監獄を作り出しているのだ。警察国家地獄郷建設に、エネルギーと人生を注ぎ込みながら、彼等は一体何を考えていたのだろう?
ビッグ・ブラザーを運転席に座らせる。車間送信機、ブラック・ボックスと無人飛行機
John W. Whitehead
2014年2月10日
“未来には、人は何も忘れなくなる…新しい未来の中では、人は決して迷子にならない…そのうちに、あなたの居場所が、センチ、ミリの単位までわかるようになる…車が自動運転してくれる。コンピューターよりも先に、自動車が発明されたのは欠陥だった…あなたは決して孤独にはならない…決して退屈することはない…アイデアが枯渇することは決してない… 次はどこにゆくべきか、誰に会うべきか、何を読むべきかもご提案できる…この未来で興味深いのは、それが一般人用であって、エリート専用ではないことだ”-グーグルCEO エリック・シュミットの未来構想
皆様、シートベルトを締める頃合いだ。これから皆様は大変な目に遭うはずだ。
我々は、警察国家に向かう一方通行の道を、肝をつぶすような猛スピードで走り下っており、地形は刻々と益々危険になり、あらゆる出口ランプは過ぎてしまった。このポイントから先では、もはや引き返すことができず、先に見える標識には“危険”とある。
確かに、『A Government of Wolves: The Emerging American Police State=狼達の政府 出現しつつあるアメリカ警察国家』で私が書いた様に、我々は、いずれもアメリカでの暮らしである警察国家における、相互接続された技術的な蜘蛛の巣の一環である、無人飛行機、スマート・フォーン、GPS機器、スマートTV、ソーシャル・メディア、スマート・メーター、監視カメラ、顔認識ソフト、オンライン・バンキング、ナンバープレート読み取り機や、ドライバー不要の自動車を特徴とする一種の『トワイライト・ゾーン』の中に入り込もうとしているのだ、そして、あらゆる新機器が、我々を厄介なワナの奥深くへと引きずりこんでいるのだ。
我々を待ち受けている“素晴らしき新世界”では、スパイされずに済む通信、追跡されない移動、人に知られない思想は存在しない。言い換えれば、どこにも逃げ隠れできないのだ。
既に我々のコンピューター、我々の電話、我々の財政、我々の娯楽、買い物や、我々が使う電気製品を人質に取られており、我々は、技術革命で負ける側なのだが、今や、技術革新は、我々の車に焦点をあてている。衛星、GPS機器や、リアル・タイム交通監視カメラを使って、我々の国内の道路や脇道での動きを政府が既に追跡できているのに、そうでないかに装って、政府当局は、今や全ての新車に、交通事故を防ぐという表向きの理由で、ブラック・ボックス・レコーダーと車間通信装置の装備を強引に要求しようとしている。
オーウェル風ダブル・スピークのうわべを剥げば、速度、方向、位置、走行距離やシートベルト利用を含む様々なデータを追跡するのみならず、これらのブラック・ボックスや車間通信装置が、このデータを、警官を含む他の運転手にも送信するのは、プライバシーの最後の断片に対するより大きな幸福の為の安全対策だと売り込んでおいて、終始我々の生活をめちゃくちゃにする態勢を整えているトロイの木馬、ステルス攻撃と変わらないことが見えてくる。
だがブラック・ボックスや車間送信機は氷山の一画に過ぎない。2015年型コルベット・スティングレーは“フロントガラス搭載のカメラと、GPS受信機を使用して、速度、ギア選択、ブレーキ強度”を記録し、運転者の視点を記録し、車内の雑音も録音することも可能な行動データ・レコーダーが装備される予定だ。ジャーナリストのジャクリン・トロップが、ニューヨーク・タイムズで報じている通り、“運転者は、自分の動きを、何らかの形で、どこかで追跡されたり、記録されたりすること無しに、左折したり、シートベルトを装着したり、時速128キロを出したりすることはできない。”実際、フォード自動車のマーケティング・販売担当副社長ジム・ファーリーが認めている様に、大企業と政府幹部は既に、常時人々の居場所をしっかり把握しているのだ。“法律に違反する人を、我々は全員把握しており、いつ違反をしているかも知っています。皆様の自動車にはGPSが搭載してあるので、皆様が何をしているか我々は知っています。”
政府とその犯罪パートナー企業は、読者が自動車に乗っている間、どこに向かっているのか、速度はどれだけかを既に把握しているので、次の大きなハードルは、車の乗客は何人か、自動車に、どのような密輸品があるか(そして、これは各時点で、違法とされるものに大いに依存し、スーダフェッド社の風邪薬から、ヤギの乳で作ったチーズにいたるまで、あらゆるものにわたる)、あなたの車のファイバーグラスと鋼鉄の壁の中で、読者が話していること、していることを知ることだろう。そこで、無人飛行機が登場する。
2015年に、無人飛行機が空中に大量配備されれば、政府機関や民間企業が、人の動きを追跡できない場所は、文字通り皆無となる。こうした無人飛行機には、ライブ・ビデオ中継をする為のカメラ、あなたの車の壁も透視出来る、熱センサーや、レーダーや、赤外線画像装置も装備されるだろう。高度6,000メートルから、40キロ先の人物をのぞき見ることが可能な無人飛行機もあろう。暗闇の中も見通せる赤外線カメラとレーダーも装備する予定なのだ。関心のある人間65人を一度に追跡することも可能だ。既に、無人飛行機の中には、Wi-Fiネットワークをハイジャックし、テキスト・メッセージ等の電子通信を盗聴できるものもある。陸軍は認識ソフト搭載無人飛行機や、人間による指示、あるいは介入一切無しで、標的を定めて殺害する任務を完遂可能な無人飛行機を開発している。こうした装置は究極的な殺人・スパイ装置だ。小さな玉で満たされたナイロンバッグを打ち出す銃や、テーザー銃を含む“殺傷度の低い”武器を装備した無人飛行機も出現するだろう。
そして、おかしな行動をしたり、何か疑わしいことをしているように見えたり、例え何も疑わしいことをしていなくとも、もちろん人々のあらゆる動き、どの店や、会社を訪れ、どのような政治集会に参加するのか、誰と会うのかを含め、動きの情報全て、読者の居所に関する情報が追跡され、記録され、政府司令センターに送られ、そこで保存され、後日、容易にアクセスできるようになる。
自分が何処に行きたいかがわかる前に、どこに行きたいのかがわかってくれコンピューターを搭載した無人自動車を、未来派的融合体に読者が加える頃には、人は“マイノリティ・リポート”で描かれている様な、スティーブン・スピルバーグが構想する、プライバシーや自主性など、バック・ミラーに映る遥か遠くの蜃気楼と大差ない未来への道を進んでいるのだ。2054年を舞台にした、フィリップ・K・ディックの短編に基づく映画は、観客に、政府が全てを見ており、全てを知っており、全能である未来派的世界についての特殊効果満載のテクノビジョンを見せてくれる。そして、もし人があえて規則を無視すると、黒い服を着た警察スワット・チームが制圧にくる。
念のために申しあげるが、評論家達は“マイノリティ・リポート”で表現されている技術的驚異に圧倒されているが、ビッグ・ブラザーが、文字通り、比喩的な意味で運転席にいる世界の結果に、あえて思いを馳せる人々は稀だ。“マイノリティ・リポート”の中の無人自動車でさえ、政府の(そしてお仲間企業の)命令に応えている。
同様に、もはや我々は、自分の車の中で自治権を持っているわけではない。そうではなく、我々は、政府と企業舎弟に応えるロボット知性に運転手を務めてもらっている、どこにも逃げられない乗客だ。間もなく、広告主と政府工作員が牛耳ることになるので、自分の車のハンドル前に座っているかどうかなど問題でなくなる。
目下の問題点:警察が遠隔操作で停車させられるような機器が、警察による追跡を不要にするためという触れ込みで、現在ヨーロッパの自動車向けに開発されつつある。最寄り企業が提供す商品サービスを運転者に知らせる為に、アプリケーションや他のスマート・フォーン風技術を自動車に組み込むべく、グーグルが自動車メーカーと提携している。スタンフォード大工学部のパトリック・リン教授が警告している様に、第三者の広告主やデータ収集者が我々が毎日目にするコンテンツのかなりの部分を支配するような世界では、いつか文字通り、我々がそこに行くことを望んだからではなく、誰かが我々をそこに連れて行く為に料金を支払ったがゆえに、ある企業に連れて行かれるようになる可能性が高い。
人気SFシリーズ『トワイライト・ゾーン』創作者で、人間の本性に対する最も見識のある評論家の一人ロッド・サーリングは、かつてこう言ったことがある。“我々は新たな市民を開発している。シリアル食品と自動車に関しては非常にうるさいが、考えることはできない人間だ。”
確かに、自分で考えることができない新たな市民を開発しているだけではなく、自分達の為に、全てをしてくれるよう、何を食べるか、何を着るか、どのように考えるべきか、何を信じ、何時間眠るか、誰に投票するか、誰とつきあうか等々を指示してくれるよう、政府とパートナー大企業に完全に依存するよう教え込んでいるのだ。
この様にして、福祉国家、乳母のように政府が何でも面倒を見る国家、警察国家、監視国家、電子強制収容所、お好きな様にどう呼んで頂いても結構だが、意味は同じものを我々は作り出した。個人的責任を軽減し、安心感を増し、お互いや、未来世代のために厄介な義務を無くそうと目指すあまり、自分達に本当の自由がない社会を、我々は生み出してしまったのだ。
パンドラの箱は開けられてしまって、閉じる方法はない。1970年3月17日に、南カリフォルニア大学での卒業式講演で、ロッド・サーリングはこう予言した。
“あらゆる優先順序において、人間の要求を第一としなければならないと、全員で認識するだけのことです。貧困は即決を要します。飢えは即決を要します。人種間緊張は即決を要します。公害は即決を要します。こうした物事は、対応を求めて叫んでいるのです。そして、もし我々がそうした叫びに耳を傾けなければ、そしてもし我々が、それに対応しなければ、結局は、我々に衝突したトラック、あるいは我々をこっぱみじんにした爆弾を探しながら、自らの瓦礫の中に座り込む羽目になりかねません。何であれ、夢を破壊したもののナンバープレートの番号を調べてください。その車が、自分の名で登録したものであることに我々は気づくだろうと思います。”
下記の項目を、緊急対応が必要なもののリストに追加することが可能だ。警察による虐待は即決を要する。監視は即決を要する。帝国政府は即決を要する。ところが、我々に襲い掛かってくる自動車が、実際、自分の名で登録したものである以上、我々はビッグ・ブラザーに車を運転するのを許してしまったので、この暴走する車にブレーキをつける方法は無いのだ。
記事原文のurl:www.paulcraigroberts.org/2014/05/01/us-become-worse-police-state-orwell-imagine/
http://www.ipadmod.net/2011/09/%E7%9B%A3%E8%A6%96%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%81%AE%E5%88%B0%E6%9D%A5-%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%81%AF%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%A6.html
監視社会の到来!? スマートフォンはジョージ・オーウェルの1984年に登場するテレスクリーンになるのか?
Facebookの危険
実はネット上で個人情報を収集し、データベース化して販売する企業が現れていると聞きます。企業は個人を採用する際、そのような会社に個人情報を照会し、採用候補者の過去の言動、思想、好みなどを調査します。
特にアメリカにおいてはFacebookなどを中心とした実名での情報公開に対するアレルギーが日本ほど強くありませんから、情報収集は比較的容易です。
情報収集に関しては、一時的な情報を収集するだけならば、情報にあまり価値はありませんが、長期間にわたり情報を蓄積していくと、個人の思想や志向、性格が見えてきてその情報の集積体に価値が生まれます。
あなたが就活する際、過去のFacebookやブログでの発言が原因で、不採用となるケースがあるかもしれません。ただし、企業はそのような情報にアクセスしていることを表に出しませんから、個人は不採用の原因が分からず、混乱してしまうかもしれません
立場の弱いサラリーマンの皆さん、Facebookやその他、個人を特定されるような情報発信は止めておきましょう。そのような情報発信をして良いのは、自営業かサラリーマンでも実質個人事家のような専門職に限られます。
一般のサラリーマンは。何を言われようが、あくまでも匿名での情報発信に留めておくのが懸命です。
スマートフォンは現代のテレスクリーンか?
1984年においては、誰もが双方向テレビのテレスクリーンによって24時間監視されます。そこでは自由な思想を持つことができませんし、不用意な発言をすると「思想警察」に捕まってしまします。
さすがに現代においては、そこまでの思想統制はありませんが、徐々にスマートフォンによる監視社会が訪れようとしています。
先日、付き合っている彼氏を監視するスマホ・アプリが話題になったように、スマートフォンはGPS付きのコンピュータですから、専用アプリをインストールしておけば、個人の行動を逐一監視することができます。
そのようなことを国家単位で行えば、スマホは現代のテレスクリーンに変身してしまいます。当然、そこまではできませんが、企業単位であればスマートフォンによって社員を監視することは容易です。
他にも反社会的な組織がメンバーに対して、スマートフォンによって監視を続けるかもしれません。スマートフォンによってどのような監視が考えられるか、思いつくまま、下にピックアップしてみました。
*GPSによる位置の確認→マッピング
*ウェブ、メール、電話、使用アプリの監視
*テレビ電話による定期的な監視
*マイクによる音声の収集
これらのことを行えば、あっというまにスマートフォンは現代のテレスクリーンになってしまいます。
私たちは、テクノロジーによって様々な便利さを享受していますが。ITテクノロジーが進む先に見えるのは、Googleが進めているような「世界全体をデータベース化する」という究極のデータベース構築です。
DNAから始まり、ゆりかごから墓場まで、様々な行動や成績、病歴などがデジタル化されデジタルデータとしてストレージに記録され続けます。(そこには紙のデータのような劣化はありません)
昔、ティモシー・リアリーはじめとする多くの人たちが、コンピュータが人類に新しい可能性や自由をもたらせてくれると考えましたが、情報を自由に獲得できるようになればなるほど、自分自身の情報もどこかで取得され、管理されるというジレンマに陥ります。
人類にはこれに対して、何かの防御先を構築するのでしょうか? それとも、ただ歴史の流れに身を任せ、行き着くところまで行って、やっと変化の必要性に気がつくのでしょうか?
極端なデータベース化が進み、監視型スマートフォンが導入される時、1984年の世界が悪夢のように蘇ってくるのかもしれません。
そうならないためにも、個人情報の収集やGPSによる監視には何らかの法的規制が必要な気がします。
http://www.jimmin.com/htmldoc/151001.htm
(人民新聞オンライン)さん
超監視管理社会
JR大阪駅ビル「大阪ステーションシティ」でシステム実験
「自由」を犠牲にした「安心社会」
「Aが大阪駅中央改札口を出たのをカメラが発見。南に向かっている。Aは駅前で反原発の行動を呼び掛けている要注意人物。警備員は、急いでマークしろ」─そんな映画のような監視・追跡システムが、JR大阪駅ビルで実験されようとしている。実施するのは、総務省所管の独立行政法人・情報通信研究機構(NICT、東京都小金井市)。
JR大阪駅は、1日41万人が乗降する。その駅ビル「大阪ステーションシティ」は、近隣の私鉄・地下鉄の駅や百貨店・ホテルなどを含めると、1日約80万人が利用する。NICTは、JR・駅ビルの協力を得て、駅ビルの地下1~地上3階の改札やエスカレーター、コインロッカー、店舗などに約90台の監視カメラを設置して(すでに完了)、顔認証・追跡システムを使った実験を4月以降、2年間おこなう予定にしていた。
ところが、今年1月に入ってこの「顔認証実験」がマスコミで報道されると、市民から不安・抗議の声が上がった。3月11日、NICTは「課題が解決されるまで実験をおこなわない」と延期を発表した。果たして、この「顔認証システム」の実験とは何なのか。(編集部一ノ瀬)