イエス・キリストは人間である! - 歴史・宗教

嘘八百のこの世界

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イエス・キリストは人間である!

「ニュートンの予言 2060年、世界は滅亡する」第一部
中見利男





2007年の書である。
2007年、AP通信ほかが「アイザック・ニュートンが預言書を残していた」と配信した。
それによると、ニュートンは聖書の研究に50年を費やし、4500ページにも上るレポートを書き残していたという。この文書は、英国国教会の追及を逃れるため、ポーツマス伯爵の邸宅でトランクの中に220年間も封印されていたという。
本書はこのレポートを元に、ニュートンの思想及び予言に迫る内容である。
以下、一部引用する。複数回に分けて記す。




*そして1930年代後半にサザビーズに競売に出されたこの「秘密文書」は、主に二人の人物によって競り落とされた。一人は英国の経済学者、ジョン・メイナード・ケインズであった。
・・・・・(中略)・・・・・
生前、ケインズは原稿を読んだ感想を次のように語っている。
ニュートンは後世の人々が考えたような「近代に属する最初の科学者」ではなく「最後のシュメール人、バビロニア人であり、最後の魔術師」であった。なぜ、私は彼を魔術師と呼ぶか、それは彼が全宇宙と、その中にあるものを秘密と考えていたからである」
そして次のように続ける。
ニュートンは宇宙を全能の神によって課せられた暗号と見なしていた

そもそもニュートンといえば万有引力の発見であるが、実はニュートンは数学・物理学者の顔に加え、錬金術師として異彩を放っていたことが知られている。錬金術とは、西洋では秘密結社が秘儀として取り組んできたものである。そのニュートンにとって数学、物理、錬金術と並んで聖書は信奉すべきものであったらしい。
というのも彼は科学的な計算ではなく、聖書の「ダニエル書」「ヨハネの黙示録」「イザヤ書」などに書かれている暗示的な表現から世界の破滅の日を割り出したという

*ところで例の有名なエピソードに、ニュートンはリンゴの木の下で瞑想にふけっていると、ちょうど頭にリンゴが落ちてきた。そしてこの瞬間、万有引力を発見した、というものがあるが、実際のところは、リンゴが落ちるのを見て地球上に重力が存在することに気づいたのではなく、「物が落ちる」という現象と太陽系の惑星の運行が同じ力に起因することを発見し、それを「万有引力」と名付けたのである。
・・・・・(中略)・・・・・
その後、1689年に下院議員となるが、政治的関心は薄く、議会中に発言したのは、たった一言であった。「議長、窓を閉めてください」が、それである。
さらに1696年、造幣局長官に出世し、偽金の製造シンジケートを粉砕したり、銀貨の金貨に対する価値設定を行なうが、このとき彼は金の価値を銀よりも低く設定したため、銀貨が次々に溶かされ、金貨と交換されたことで、図らずもイギリスが金本位制に移行する一因を作ったとされている。同時にこのころ、彼は錬金術や聖書の研究に没頭し、一切の科学的な研究を放棄している。もっともこれまでの定説を覆すかのように、「実は万有引力を発見したのは錬金術の実験中のことではなかったか」という新設も最近になって登場しているほどである。こうした研究の成果をまとめたものが、死後30年経過して刊行された「二つの聖句の著しい変造に関する歴史的記述」であるが、先の聖書に関する論文は英国国教会からの弾圧を恐れたため、生前に発表されることはなかった。

*ところでこのビザンティン帝国はロ-マ・カトリック教会のある意味天敵であった。たとえば両者の間には726年、ビザンティン帝国皇帝レオ3世が聖像崇拝禁止令を出し、それをローマ教会が拒否するという確執があった。
つまりローマ教会は、偶像崇拝という点でビザンティン帝国や東方正教会と争っていたのだ

*さてヨーロッパの歴史を区分すれば、紀元前5世紀から紀元4世紀を古代、5世紀から15世紀までを中世と呼ぶ、古代、中世ともに、およそ1000年単位である。
その古代と中世を分ける出来事は何かといえば、①4世紀のキリスト教の公認、②ゲルマン民族の大移動、③ローマ帝国の東西の分裂、④5世紀、西ローマ帝国が滅んだこと、が挙げられる。
つまり中世ヨーロッパとは、旧ローマ帝国内にゲルマン諸民族が定着し、カトリックに改宗して新しい社会と国の枠組みをつくり始めた時代ということができる。
もともとゲルマン民族の大移動は、直接にはフン族の西進による脅威から東西のゴート族が逃れたのがきっかけだった。その後、ゲルマン民族のうち西ゴート族が375年にドナウ川を渡ってローマ帝国に侵入した。さらにはガリアを拠点にしたフランク族がいた。
フランク族はライン川河口一帯(現オランダ、ベルギー)に住んでいたが、北ガリアに移動。早くからローマ帝国と友好関係を結び、高官になる者や東ローマ帝国の后まで出していた。そして451年、ヨーロッパ連合軍に加わるとアッティラが率いるフン族をカタラウヌム(フランス北東部)で撃退した。
481年には、メロヴィング家のクロヴィスが、フランク族以外の支族を制圧し、フランク王国を建国した。
・・・・・(中略)・・・・・
このフランク王国に対して、東ローマ帝国皇帝はクロヴィスに「執政官」職を授け、西ローマ帝国を継承する代理支配者とみなしていた。
そしてここからが重要なのだが、短命だった他のゲルマン諸部族に比して、フランク王国が長期にわたって繁栄し続けた要因とは、彼らが早々にカトリックに改宗してローマ教会と結びついていた点にあるのだ。もともと彼らはキリスト教・アリウス派(異端)を信仰していたが、クロヴィスらは、アタナシウス派(正統)へと改宗したのである
アリウス派とはアリウス主義者とも呼ばれ、初代教会時代から存在していたが、325年のニケーア公会議で否定され、以後はいわゆる異端扱いされてきた教派である。アリウス派では、神の「子」は神と人間のあいだの仲介者ではあったが、「父」と本質を同じくするものではなかった。
それに対して父と神の子、キリストは同質であるとする三位一体論に立つアタナシウス派が勝利し、先の会議で発表されたニケーア信条では、「子」を「父」と同一の実体をもつものとして規定された。つまりアタナシウス派はアリウス派に完全勝利したのである。そしてこの規定こそがキリスト教の正統なる教えとなった。
・・・・・(中略)・・・・・
フランク王国はこの三位一体論への改宗のおかげでローマ貴族やローマ教会との関係が強力になり、勢力保持に役立った。しかしながら、改宗したとはいえ、底流には、やはりアリウス派の教えが根強く残っていたようである。
ところで、ローマ教会はこのフランク王国に、西ローマ帝国以来の政治・軍事上の後ろ盾を求めたため、両者はこれ以降、連携し、相互に発展してゆく
クロヴィスが511年に亡くなると、男系血統重視の慣習に従い、フランク王国は4人の息子に分割された。その結果、王国は、6世紀後半にはアウストラシア、ネウストリア、ブルグントの3つの分国に固定された。やがて分裂は王権を弱め、アウストラシア王家の宮宰を代々務めるカロリング家が実権を握るようになった。
イスラム教徒が初めてピレネー山脈を越えて侵入したのは732年のことだったが、このとき宮宰のカール・マルテルがこれを撃退し、王国とキリスト教世界を守ったことでその権威は高まった。その子ピピン(3世短身王)は、ローマ教皇から「適格者こそ王にふさわしい」とのお墨付きを得、751年にメロヴィング朝の王を退位させ、自ら国王に即位した。つまりカロリング朝がメロヴィング朝を簒奪したのである
新しくフランク王国の王となったピピンは、ランゴバルト王国から奪ったラヴェンナ領をローマ教皇に寄進。教皇領の基礎とした。
・・・・・(中略)・・・・・
前述のカロリング朝第2代のフランク国王(在位768~814)となったのがピピンの後継者のカール大帝である。彼は768年、父王の死により、王国の北半分を統治し、771年、全王国の統治者となった。カールのもとでフランク王国は最大の版図に達したのである。
・・・・・(中略)・・・・・
カール大帝によって東ローマ帝国の脅威から解放されたローマ教皇は、かつてのローマ帝国を復活させるための駆動力をフランク王国に求めたのだった
一方、ほとんどのゲルマン系諸民族を統合して西ヨーロッパの政治的統一を果たしたカールに思いもよらぬ出来事が起こった。ローマ教皇レオ3世から突如としてローマ皇帝として戴冠されたのである。彼がクリスマスのミサに呼び出され、教会の席に着くと、突然ローマ教皇レオ3世は、カール大帝の頭上に王冠を載せ、同時にミサに参列していた群集が「神が王冠を与えたシャルル皇帝(カール)、ローマ人の平和を愛する偉大な皇帝」と口々に叫び、ここに西ローマ帝国の復活が成ったのである。
西暦800年のことだ
。重ねて読者は、この年代をご記憶願いたい。

(ニュートン)
異端のカバラ主義者の哲学的見解を熱心に研究し、キリスト教に積極的に取り入れようとしていた、これらの異端者たちは、それゆえにグノーシス主義者と呼ばれた。グノーシス派の霊体に関する見解と~ユダヤ教のカバラの間には類似性があった。
異端派とグノーシス派は、自分たちの神々だけでなく、人の魂や星も最高神と同じ物質であるという前提に立っていたが、まだそれらを崇拝する偶像崇拝主義者ではなかった。その見解によれば、キリストと父なる神との間には物質的同一性が存在するのかもしれないが、その場合のキリストは単なる人にすぎない。そして、物質的同一性を備えているだけでは、崇拝する権利は得られないのだ。そこには力を持つ支配者であることが必要である。したがって、いかに物質的同一性を持つ存在であろうとも、そこに力を持つ支配者という要素が完全に欠落していれば、崇拝の対象としては虚無なものであり、ひいては偶像崇拝になるわけである


グノーシス主義によれば、イエスは人であって、仮に同じ物質であったとしても、森羅万象の支配者でなければ崇拝の対象とはならないとされた
同派では、本当の霊性は自分の内面をのぞかなくては見つけられない、と考えられている。なぜなら宇宙には善き神と悪しき神がおり、悪しき神はデミウルゴスという下級の邪悪神で、この世はその悪しき神が創造したというのである。したがって我々の住む世界や肉体、物質的世界は邪悪なものである
ニュートンが斬りこんだグノーシス派。グノーシス派の目的は、この邪悪な肉体に閉じ込められている純粋な魂を解放することにあるといえる
キリスト教以前からあったと記している資料もあれば、キリスト教と同じ時期に生まれたとか、キリスト教の厳格な原理に対する反動として誕生したなどと述べられている資料もある。
さらにいえばグノーシス派は、肉体だけでなく、この世界も不完全であると信じ、邪悪な場所であると主張している。不完全で邪悪であるからこそ、仏教と同様、人生は苦であると認識しているのである
しかも地上のすべての生き物は、ほかの生き物を犠牲にして生き延びている。とりわけ、人類は必要以上のものを消費し、生きるための基本的欲求が満たされるだけでは満足できない。そして、戦争によって大規模に、あるいは侮辱や裏切りによって個人的に、悩みをいくつも積み重ねていく。つまり苦しみから逃れることはできないのだ。そうした人生における苦しみと同時に、洪水、火事、旱魃、伝染病などの自然災害により、人類は傷つき、命を落としている。
だからこそ、このような状況下にある人生とは不条理なもので、この不完全な世界を逃れなければ、魂を本当に満足させることはできないというのだ。
しかしここに救いがあるとグノーシス派はいう。善き神が送り込んだ「人間イエス」を通じてグノーシス、つまり神の知恵を得ることで、人類を悪しき神の支配から脱却させ、さらに不完全な俗世間を離れ、プレローマと呼ばれる善き神の理想世界に戻すことができる。そして、これこそイエスに与えられた役割であったと彼らは考えているのだ
・・・・・(中略)・・・・・
彼らが秘密主義を守ったのも、反社会的活動を行なうのが目的ではなく、キリスト教の攻撃から身を守るためだった。キリスト教徒の虐待から逃れるため、彼らグノーシス主義者たちは入会儀式、合言葉、秘密の握手、暗号や象徴を使った意思疎通など、あたかも秘密結社を連想させるような行動を見せるようになったのである
こうしたグノーシス主義の本質の中に偶像崇拝の傾向が見られないことはニュートンにとっては重要な点であった。なぜなら彼にとっては、いかなる形であれ偶像崇拝者は許しがたい存在で、彼はすべてのあやまちを偶像崇拝にあると見ており、偶像崇拝ではないグノーシス主義を擁護する立場を取っていたのである

(ニュートン)
神と人との仲介者について結論を言えば、神は唯一の存在であり、神と人の仲介役もただひとり。つまり仲介役のイエス・キリストは人間なのである


ニュートンは断言する。
イエス・キリストは人間である!」と。カトリック教徒が聞いたなら卒倒しそうな文言である。いや、彼らだけではない。小説「ダ・ヴィンチ・コード」の洗礼を受けた日本人にとっても、まさに衝撃的な一節ではないか。そしてこれこそがニュートンのキリスト教に対する信念だったのである。
そう、天才の仮面の一つがはがれたのだ。なぜ彼が数学者・物理学者のガウンを手放さなかったのか?答えは、こうした彼の信念をカモフラージュするためであった。
こうしたニュートンの信条について近代の研究者は、ニュートンは隠れユリウス主義者あるいはアリウス派を源流とした隠れユニテリアンであったと指摘する。しかし今回の「秘密文書」の一節を見るとニュートンは、もはやユニテリアンという立場さえ超越していたかのように思われる。
ちなみにユニテリアンとは、フランク王国が当初信仰していたアリウス派の教えをもとに神の唯一性を擁護し、キリストと聖霊の神性を信じることに異議を唱えており、三位一体を拒否する人々のことである

・・・・・(中略)・・・・・
ユニテリアン主義がイギリスで法的に認められたのは1813年のことで、驚くべきことにそれまでは反三位一体論者は死刑に定められていたのである
にもかかわらず、正統カトリックの教えを真っ向から否定するニュートンとは、いったい何者なのか。なぜ彼が正統カトリックを否定するのか?こうしたリスクを省みない行動は、果たして個人としての私的義憤によるものか、あるいは何かの組織を代表してか、彼の立場について、もう一度洗ってみる必要がある。


COMMENT

異教徒の我々から見れば

最初からキリストは人間ですがね(笑)本人も「我は人の子」と言っている「神の子」とは言っていない。後の信者は「復活した」だの「天からマナを降らした」だの、よくもあんなに嘘を飾り立てたもんですよ(笑)

Re: 異教徒の我々から見れば

sado joさん

本当ですよね
「当たり前のことを当たり前に」言うだけで、
問題発言にされてしまう、ヘタしたら死刑にされてしまう、
そんな時代が過去の遺物であってほしいものですが・・・

「キリストがユダヤ人だった」というのも嘘ですし、
キリストの存在自体も大変怪しいものです。
今も昔も、とかくこの世は嘘八百のようですネ(笑)


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