本物の中の本物のブルースマン、FREDDIE KING
2014年03月16日
「MY FEELING FOR THE BLUES」FREDDIE KING
フレディ・キングの1970年のアルバムである。
フレディ・キング(本名フレディ・クリスチャン)は、1934年9月3日生まれのテキサス州ギルマー出身のブルース・ミュージシャンである。B.B.キング、アルバート・キングと並んでブルース・ギタリストの3大キングと評されている。
他の二人より10歳ほど年下であったにもかかわらず3大キングと呼ばれたことは、フレディの“アグレッシヴなギター”及び“ソウルフルなヴォーカル”にあるだろう。
1976年12月28日に心臓麻痺で亡くなる。まだ42歳だった。
今作品は、バック・ミュージシャンにジェリー・ジェモット(ベース)、コーネル・デュプリー(ギター)、ケネス・ライス(ドラムス)、ジョージ・スタブス(ピアノ)、フランク・ウェス、アーニー・ロイヤル(ホーン・セクション)、ダニー・ハザウェイ(アレンジャー)という超一流ミュージシャンによる最高布陣である。
「ヤンダー・ウォール」はエルモア・ジェイムスのカヴァーだが、イントロのギターとベースの絡みからフレディのヴォーカルが始まるあたりは、それこそ内臓をゆすぶられる思いがする。
「スタンブル」は、フレディ自作の軽快なインストのブルース・ナンバーだが、フレディのチョーキングプレイ炸裂のギターがカッチョ良すぎる!
「アイ・ワンダー・ホワイ」は、B.B.キングのカヴァーだが、鳴きのギターと哀愁を帯びたフレディのヴォーカルが実によくマッチしている。
「ストーミー・マンデイ」は、Tボーン・ウォーカーの名作のカヴァーだが、実にブルージーでいい雰囲気を醸し出している。
そして、最大のハイライトは、レイ・チャールズの世紀の名曲「ホワッド・アイ・セイ」のインストによるカヴァーである。フレディのギターが雷鳴のごとく響きわたっている。これは理屈じゃない。まさに圧巻である!
フレディは伊達にブルース3大キングに祭り上げられていたのではない。
本物の中の本物のブルースマン、フレディ・キングの伝説は途絶えることはない。
評点:100点
フレディ・キングの1970年のアルバムである。
フレディ・キング(本名フレディ・クリスチャン)は、1934年9月3日生まれのテキサス州ギルマー出身のブルース・ミュージシャンである。B.B.キング、アルバート・キングと並んでブルース・ギタリストの3大キングと評されている。
他の二人より10歳ほど年下であったにもかかわらず3大キングと呼ばれたことは、フレディの“アグレッシヴなギター”及び“ソウルフルなヴォーカル”にあるだろう。
1976年12月28日に心臓麻痺で亡くなる。まだ42歳だった。
今作品は、バック・ミュージシャンにジェリー・ジェモット(ベース)、コーネル・デュプリー(ギター)、ケネス・ライス(ドラムス)、ジョージ・スタブス(ピアノ)、フランク・ウェス、アーニー・ロイヤル(ホーン・セクション)、ダニー・ハザウェイ(アレンジャー)という超一流ミュージシャンによる最高布陣である。
「ヤンダー・ウォール」はエルモア・ジェイムスのカヴァーだが、イントロのギターとベースの絡みからフレディのヴォーカルが始まるあたりは、それこそ内臓をゆすぶられる思いがする。
「スタンブル」は、フレディ自作の軽快なインストのブルース・ナンバーだが、フレディのチョーキングプレイ炸裂のギターがカッチョ良すぎる!
「アイ・ワンダー・ホワイ」は、B.B.キングのカヴァーだが、鳴きのギターと哀愁を帯びたフレディのヴォーカルが実によくマッチしている。
「ストーミー・マンデイ」は、Tボーン・ウォーカーの名作のカヴァーだが、実にブルージーでいい雰囲気を醸し出している。
そして、最大のハイライトは、レイ・チャールズの世紀の名曲「ホワッド・アイ・セイ」のインストによるカヴァーである。フレディのギターが雷鳴のごとく響きわたっている。これは理屈じゃない。まさに圧巻である!
フレディは伊達にブルース3大キングに祭り上げられていたのではない。
本物の中の本物のブルースマン、フレディ・キングの伝説は途絶えることはない。
評点:100点
![]() | マイ・フィーリング・フォー・ザ・ブルース (2012/11/07) フレディ・キング 商品詳細を見る |