歴史・宗教

日本語の日来神宮がピラミッドの由来?

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「超図解 竹内文書 宇宙超文明の果てしないはじまり」 第一回
高坂和導




1995年の書である。
地球と人類の歴史を克明に記した世界最古の文書が、日本に存在し、それが本書で紹介する竹内文書であるという。著者曰く、「北茨城市の磯原町にある皇祖皇太神宮には、約二千年前に竹内真鳥たけうちのまとり(平群真鳥へぐりのまとり)が、原文から漢字カナ混じりに書き改めたといわれる文書が伝わっていた。しかも、真鳥が書き改める前は神代文字によって書かれていたというのだ。そこに記録されているのは、驚愕すべき歴史の真実である。」とのことである。
以下、一部引用する。複数回に分けて記す。



平群真鳥が竹内文書を書き改めたのは神倭(かんやまと)朝二十六代・武烈天皇の御代、つまり五世紀の後半であり、これは、日本最古の文書とされる「古事記」の成立年代より二百年以上も前ということになる
竹内文書の時代区分は、大きく四つに分かれている。天神七代、上古二十五代、不合(ふきあえず)朝七十三代、そして現在の天皇にいたる神倭朝である。
神倭朝以前(記紀で最初の天皇とされる神武天皇以前)は、現代の人類の想像を遥かに絶する、高度な文明に支えられた世界国家の時代であった。日本の天皇はそのまま世界の天皇であり、すべての人類が天皇の下にひとつのまとまりを見せていたのである
。しかし、その世界国家も、上古時代の後半から不合朝時代にかけて立て続けに起こった天変地異によって崩壊し、それに伴って天皇の権威も失われていってしまうのである。

「地球人の祖先は宇宙からやって来た」~このことを証明する物的証拠ともいえる物がある、といったら信じられるだろうか。そんな物があるわけがないと思われるかもしれないが、実在するのである。それは竹内文書にたびたび登場する謎の金属「ヒヒイロカネ」である
竹内文書によれば、「さぶずくさらず、生々と何万年たつとも同じくある宝のヒヒイロカネ、あまがしたに又となき宝」とあり、錆びないという素晴らしい特性をもっていたことがわかる。アトランティスの謎の金属、オリハルコンを彷彿とさせるものがある。
この謎の金属ヒヒイロカネは、神宝とする剣を作ったり、鏡を作ったり、皇祖皇太神宮の屋根を葺いたりと用途はさまざまである。しかし、「持ち得る人、天下万国主天皇ぞ」とあり、これを所持、使用することができるのは天皇に限定されていた。逆にいえば、ヒヒイロカネをもつことが天皇である証拠となるほど、特別な存在であった。
今も、皇位継承に三種の神器が、もともとヒヒイロカネで作られたものであったためである

・・・・・(中略)・・・・・
この謎の金属「ヒヒイロカネ」は、昭和の初期まで皇祖皇太神宮に伝わるご神宝の剣、そして鏡にその輝きを見ることができた。管長である竹内義宮氏は、「日のような白金とでもいったようなもの」という言葉で、その輝きを表現している。現在もこれらの神宝は、皇祖皇太神宮に伝わっている。しかし、その輝きは残念なことに、第二次世界大戦のおりの空襲で失われ、現在は見ることができなくなってしまった。
さて、この金属の謎を解くカギとなる興味深い記録が、皇祖皇太神宮に伝わっている。それは、戦前に何人かの科学者がヒヒイロカネの謎を解明すべく、材質を調査したという記録である。そのときの記録によると、「明らかに現存する地球上のどの金属の製法とも異なる」という、なんとも衝撃的な結果が出ているのである。
つまり、ヒヒイロカネは地球上の物質からなる金属ではなかったのである。おそらくは、天孫降臨の際に地球外惑星からもたらされた材料を含んだ合金だったのであろう。そう考えれば、「材料を使い果たす」と、ヒヒイロカネの材料に祭祀から限りがあったことを竹内文書が示唆している理由も理解できる。

人類の祖先である神々が宇宙より降臨し、天皇がその直系の子孫であったことはこれまでの記述で明らかになった。しかし、人類の誕生について竹内文書は、多くを語ってはいない。一体人類はどのように誕生したのであろうか
竹内文書では天から降りてきた人を神人(かみひと)、または神星人(かみほしひと)という。それに対して人間は、赤人・黒人・黄人・青人・白人の五種類があり、それを総称して五色人(ごしきじん)と呼んでいる。
さて、五色人誕生に関する最初の記述が現れるのは、上古二代・造化気万男身光天皇のときである。
「天皇即位六億八千六百六十万八千六百二十一歳に弟妹五色人を産。弟妹の住居る所を、弟妹の名を国名に名付るを父天皇詔す」
つまり、造化気万男身光天皇の弟妹が五色人になったというのである

しかし、これより前、天神七代に既に「黒石に、黒人祖住みおる」という記述が見られる。これは一体どういうことを意味しているのだろうか。そのまま受け取るならば、造化気万男身光天皇の弟妹として五色人が生まれるどころか、神人が天孫降臨して来る以前から、地球上(青森県の黒石)に黒人の祖先がいたことになる。黒人祖、ということは黒人の元となった人である。まだ“人”となっていない生物なのであろうか。
ここで考えられるのは、これが現在の歴史学でいわれている人類の祖先、猿人や原人などの古生人類だったのではないだろうかということである。そして、この原始地球人に天孫降臨した神人が遺伝子操作を加え、変化させることによって生み出したのが五色人、つまり人類だったのではないだろうか。さらに、この原始地球人に与えた遺伝子こそが、上古二代に生まれた造化気万男身光天皇の弟妹たちのものであったと仮定すると、これら竹内文書の謎が解けるのである。

*では、なぜ五色なのか。竹内文書にその理由は記されていないが、ひとつの仮説をご紹介しよう。
この「五」という数字は人間の体にとって、とても大きな意味を持っている。よく五体満足という表現をするように、人間の体は大きく五つの部位に分けて考えられている。また、内臓も五臓といって脾臓・腎臓・肺臓・肝臓・心臓の五つからなり、手足の指の数もそれぞれ五本ずつである
私はかねがね、人が五色に分かれた背景には遺伝子レベルの秘密があるのではないかと思っていた。そんなときに、遺伝子は振動していて振動音を発している、という話を聞いた。そして、まさかと思いながら五十音表を見ていたとき、そこに不思議な関連性を見いだしたのである
人間の遺伝子は、染色体の中に詰まっている。その染色体の数は四十六本。このことは、医学が進んだ現在では常識となっているが、実はこの四十六という数が日本語と関係していたのである。日本語の五十音表、ここから同音異字を除いた音の数が四十六字。なんと、ぴったり人間の染色体の数と符合していたのだった

*竹内文書中の最大の謎であり、天皇の世界統治を可能ならしめたもの、それが「天空浮船(あめのうきふね)」である。
日本の神話や古代の遺跡には、古くから「天の鳥船(あめのとりふね)」といわれるものが登場し、一体どのようなものなのかがさまざまに論じられてきた。そして、考古学研究では、“水面を鳥のように速く進むことのできる船”という解釈が、今のところ定説となっている。
しかし、この日本考古学史上の謎といわれている「天の鳥船」は、竹内文書と照らし合わせてみれば、それは決して単なる水上の船ではなく、その名が示すとおり、“鳥のように空をゆく船”、つまり天空浮船であったことが明らかになる。「天の鳥船」とは、その名のとおり“空飛ぶ船”のことなのである

*神代の時代、天皇は地球全土を治めるためにその在位中に必ず一度は「万国巡幸」を行なっていた。万国巡幸とは、新しく即位した天皇が自らのお披露目と、各国の統治状況を把握するという目的をもったものであった。天皇の望みは五色人の幸せであるから、悪政を敷く者は容赦なく新しい任命者に替えられた。そのため、天皇の万国巡幸は、訪問地の民王みっとそん(国主)たちにとっては、自分の地位を決定づける大変重要なものであった。
・・・・・(中略)・・・・・
つまり天皇自らは天空浮船に乗り、従者その他は大船にて海路を随行しているのである。このときは中国、イタリア、アフリカ、南アメリカなど世界七か国をめぐり、日本に戻っているが、どこの国でも民王は天皇にさまざまな捧げ物をし、国主の任命を受けている

*実は日本でもピラミッドとしかいいようのない建造物が、近年の調査によって発見されているのである。
では、なぜ巨大ピラミッドが長い間発見されなかったのであろうか。それは日本そのものが、海外のそれのように人工的に作られた建築物ではなく、自然の山を利用して作られていたものが多かったためであった。また、人工的に石や土を積み上げても日本の風土環境によって、自然の山のようになってしまったためである。これは、仁徳天皇陵などで知られる古墳が地上から見たのでは、自然の山々と区別がつきにくいのと同じである。
このことに最初に気づいたのが、昭和の初めに「太古日本のピラミッド」を著し、当時一大センセーションを巻き起こした酒井勝軍(さかいかつとき)であった。
酒井は日本こそがピラミッド発祥の地であると考え、研究と現地調査を行い、多くのピラミッドの存在を立証した。彼が発見したピラミッドには、広島県の葦嶽山(あしたかやま)、青森県の大石神(おおいしがみ)、岩手県の五葉山(ごようざん)などがある。
・・・・・(中略)・・・・・
葦嶽山ピラミッド発見当時、竹内文書にはピラミッドについての記述はまだ発見されていなかったのである。しかし、ピラミッドの存在が現実に確認された以上、必ずや竹内文書にも何かしら記述があるはずだと考えた酒井は、竹内巨麿に文書の再調査を申し入れたのである。
竹内家では熱心な酒井の要請に応じ、当時まだ封が開けられていなかった古文書の中から、ピラミッドについての記述が発見されたのであった。このご神体石には神代文字のひとつモリツネ文字で次のように記されていた。
「年三月円十六日、詔して、吉備津根本国(きびつねもとつくに)に大綱手彦(おおつなてひこ)、天皇霊廟(すめらのみことたましびょう)、亦名メシヤ、日の月、月の神、造主神(つくりぬしきがみ)、日来神宮(ひらみっと)」
なんと、文中に「ヒラミット(日来神宮)」ということばが登場するのである。これがピラミッドを指すことは、疑いの余地がないだろう。
吉備津根本国とは、備前、備中、備後の国を指し、葦嶽山はここに属する。葦嶽山ピラミッドの竹内文書による裏づけであった。大綱手彦は不合朝第十二代・弥広殿作天皇(いやひろとのつくりすめらみこと)の叔父に当たる。年代的にも約二万二千年前、酒井の調査結果と、おおよそ一致したのである

さらにこのとき見つかった古文書には、弥広殿作天皇の命によりこの他に全国にも四か所のピラミッドが建立されたと記載されており、数多くのピラミッドが日本に建立された可能性を示唆していた。
この発見により、ピラミッドという言葉はエジプト語ではなく、もともと日本語の日来神宮が、建造物の伝播に伴って海外で使われるようになり、変化した言葉であったことが明らかになった。これにより酒井のピラミッド日本源流説は竹内文書によって完全に立証されたのである















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