アンジェリーク・キジョーの“本当の想い”とは? - アンジェリーク・キジョ
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アンジェリーク・キジョーの“本当の想い”とは?

「REMAIN IN LIGHT」ANGELIQUE KIDJO



私がこのアルバムの存在を知ったのは、いつものように「今日の1曲」をアップするために動画検索をしていた時だった。
種明かしをすると、「今日の1曲」の洋楽ロックの選曲(土日を除いた平日)は、基本的に私が学生時代から作り続けてきたオリジナルテープ(名付けて「This Is Rock’n’Roll」(笑))の音源を順番に発表しているのである。
カセットテープからMD(こちらも消えつつあるが・・・)へと長年にわたって編集してきたオリジナル音源からである。
ちなみに、現在の洋楽ロックの音源はいまだにカセットテープに収録されたもの(「This Is Rock’n’Roll27」(2003年作成)であることを白状しておきます(笑)
そろそろ最終回を迎えるかもしれませんが・・・

話が飛んだが、いつものように「今日の1曲」をアップしようとしていたとき、順番が回ってきたカセットに収録されていた曲(トーキング・ヘッズの曲)をブログにアップするために動画検索したら、アップしようとしていたトーキング・ヘッズの曲をアンジェリーク・キジョーがカバーしていることに気づいたのだ。
その後ネットで調べたら、アンジェリーク・キジョーがトーキング・ヘッズの「リメイン・イン・ライト」を丸々カバーするアルバムを出すことが決まっていることが分かったのだ。
それならアンジェリーク・キジョーのアルバムを聴いた後でトーキング・ヘッズの曲をアップしようと思い、「今日の1曲」で取り上げるのは先延ばしにしたのである。

本作を聴くにあたってオリジナルであるトーキング・ヘッズの「リメイン・イン・ライト」を久々に聴いた。発売当時は、“アフリカ音楽をとり入れたロックアルバム”ということで、かなり話題になったことを覚えている。
改めてオリジナル盤を聴いてみると、「確かにアフリカ音楽の影響を受けているのは間違いないが、アフリカ音楽とは異なり、基本的には斬新なロックである」と感じた。
「作詞作曲は全曲トーキング・ヘッズ」ということになっているが、中心になって曲を作ったのは、アフリカ音楽に傾倒していたデヴィット・バーンであるだろう。
改めて「よくこれだけ斬新なサウンドを生み出したものだ」と感じる次第である。

さて本作だが、現代アフリカ音楽の最高峰に位置するアンジェリーク・キジョーが“アフリカ音楽に影響されたロックアルバム”をカバーするという特異な設定である。
アンジェリーク・キジョーが本作をカバーしたということは、改めて「トーキング・ヘッズの「リメイン・イン・ライト」がアフリカ音楽の影響を受けながらも独自の解釈をした傑作である」こことが認められたことになるのではないのだろうか。
アンジェリーク・キジョーが西洋音楽の影響を受けているという含みはあるにしても、アフリカのミュージシャンが西洋のアルバムを丸々カバーするなどということは今までなかったことだろう。
アンジェリーク・キジョーは、基本的にはオリジナル盤に忠実に歌っているが、アレンジの部分で巧みな工夫を凝らしている。
特に「ボーン・アンダー・パンチズ」の冒頭のアンジェリーク・キジョーの声と「ワンス・イン・ア・ライフタイム」の後半のサックスは圧巻である。
アルバム全体を通して言えることだが、オリジナル盤以上にアンジェリーク・キジョーのヴォーカルがパワフルかつ迫力満点あることは言うまでもない。

オリジナル盤を改めて聴いて感銘を受けたのは、「リスニング・ウィンド」の歌詞についてである。アメリカ大陸の先住民が“侵略者である西洋人”がやって来たときのことを歌っているのである。
「私の心の中に吹く風よ 奴らを追い払ってくれ」と歌っているのだ。
この歌詞を作ったトーキング・ヘッズのメンバーは、誰かのような“異常思考の持ち主”とは違って、“健全な思考”を備えた人物であるようだ。
アンジェリーク・キジョーが本作をカバーしようと思った理由は、アフリカ音楽に影響を受けたサウンド面に感銘を受けたことは勿論あるだろうが、この歌詞にも感銘を受けたことにもあるのではないのだろうか。この曲の主人公であるアメリカ大陸の先住民と自分の先祖であるアメリカ大陸に奴隷として連れてこられたアフリカ人の間に存在する“共通の想い”を感じとったのではないのだろうか。
本作は、アンジェリーク・キジョーによる単なる西洋ロックのカバー・アルバムではない。
アンジェリーク・キジョーの“本当の想い”が世界中に広がることを願うばかりである。

「Born Under Punches」のトーキング・ヘッズのヴァージョンと、アンジェリーク・キジョーのヴァージョンです。


「Once In A Lifetime」のトーキング・ヘッズのヴァージョンと、アンジェリーク・キジョーのヴァージョンです。


「Listening Wind」のトーキング・ヘッズのヴァージョンと、アンジェリーク・キジョーのヴァージョンです。



評点:90点






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