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ソウルマン

真面目な努力家だけの堅物ではなく人間味あふれる福浦選手、これからも選手として指導者として活躍していってください

「努力の打撃職人・福浦選手 2000本安打達成おめでとう!!!」



https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180923/k10011640981000.html
「千葉一筋」福浦和也 地元に支えられ指導者に恵まれ2000本

2018年9月23日 0時38分

プロ野球で、ロッテ一筋25年目のベテラン、福浦和也選手が史上52人目の通算2000本安打を達成しました。千葉で生まれ、千葉の高校に進み、千葉の球団、ロッテで大記録を達成した福浦選手、地元とともに歩んでつかんだ2000本安打でした。
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「大勢のファンがいる本拠地で達成したことがうれしい」。2000本安打を達成した直後の記者会見で最初に口にしたのがこのことばでした。

千葉出身の福浦選手にとって、ホームグラウンドのZOZOマリンスタジアムで2000本安打を達成することに強いこだわりがありました。

福浦選手は達成前に思いを聞いたとき、「優勝も経験してきたけれど、マリンでは胴上げもビールかけもしていない。だから千葉で記録を達成できたら最高」と自身を鼓舞しているようにも見えました。

有言実行で記録を達成し、ツーベースを打った二塁ベース上で「無意識に」ガッツポーズが出ました。

そんな福浦選手ですが入団当初は大きな期待を背負う選手ではありませんでした。

ドラフトの指名順位は7位。
ピッチャーとして入団し、最初の背番号は「70」でした。

「地元の球団から指名されてうれしかった」と思う一方で、背番号をみて「お前はコーチか」というやじを受けたこともあったといいます。

プロ1年目、2軍の打撃コーチを務めていた山本功児さんとの出会いが福浦選手の野球人生を変えました。

バッティングセンスを評価され、野手転向を勧められました。
ピッチャーに未練のあった福浦選手は「山本さんに会うたびに転向しろと言われるので逃げ回っていた」と当時を振り返ります。

それでも7月には「やるしかない」と決心。
2000本安打への歩みはこの出会いから始まりました。

入団から3年間は2軍暮らしが続きましたが、4年目の7月にプロ初ヒットを打つと、そこからヒットを積み重ね、山本功児さんが1軍の監督を務めた2001年には初のタイトルとなる首位打者に。

その8年後には1500本安打も達成していました。

しかし2000本まではそこから9年かかりました。
ヒットのペースが落ち「3割を打てなくなった頃からきつかった」と振り返りました。

その一方で福浦選手に対するファンの期待は高まりました。

もともと熱い応援で知られているロッテのファンですが、多くが福浦選手の2000本を待ち望むようになりました。

1本のヒットを打つ難しさを実感する中で、くじけそうになっても支えとなっていたのは、毎試合、本拠地のライトスタンドから声援を送ってくれるファンの存在でした。
「あれだけ応援してくれて、なんとか期待に応えようとやってきた」と福浦選手。
ファンには感謝しかないと話します。

そして今シーズン、新たな転機がありました。
井口資仁監督の就任です。

2000本安打に残り38本、井口監督は福浦選手の記録達成を後押ししました。
「福浦の2000本を達成させるのは自分の仕事」と福浦選手の先発出場を増やしました。

みずからの経験から、疲労をためないよう多くを守備につかない「指名打者」で起用しました。

この配慮もあって、残っていた38本を1本1本着実に減らし、記録達成を迎えました。

試合後の記者会見、福浦選手は報道陣から次の目標を問われるとこう言いました。
「井口監督をマリンで胴上げすること」。
43歳となる来シーズンに向けた現役続行宣言でした。

野球人生を変えた今は亡き山本功児さん、記録を大きく後押ししてくれた井口監督、そして声をからして声援を送ってくれた地元 千葉のファンのため、福浦選手はまだまだバットを振り続けます。





福浦選手、2000本安打達成おめでとうございます。
勝利で祝いたかったのだが、残念ながらそうはならなかった。
福浦の2000本安打となった2塁打がきっかけで決勝点となる得点となり、福浦の2000本安打がマリーンズの勝利に花を添えるはずだったのだ。
なんとその1点をリードした9回に抑えの内が2死後に山川に逆転3ランを打たれてしまい、逆転負けを喫してしまったのである。
こんな日ぐらい勝利で祝ってやれよと言いたいところだが、最後の最後まで“いかにも今年のロッテらしい”幕切れだった・・・
しかし満員のファンの声援を受け、地元である千葉マリンで達成できたことは、本当に良かっただろう。福浦らしい2塁打で決められたことも。
福浦は、1994年のドラフト7位でマリーンズに入団した。
球団最下位指名は勿論、12球団でも最下位指名の64番目だったんだ。
騒がれて競合の末にドラフト1位で入団しても全く活躍できない選手もたくさんいるなかで、最下位指名からここまでの偉業を達成できた福浦は、本当に努力の人であったようだ。
誰もが福浦の“野球に対するひたむきさ・真面目さ”を褒め称える。
2000本安打達成後の記者会見を見ても、福浦の真面目さが伝わってくる。
ただ会見が長かったこともあってか、真面目さを通り越してあまりの糞真面目な記者会見の応対ぶりに「もうちょっとジョークを交えた会見が出来ないのか」と、感じてしまった。
福浦の記者会見は、外人が日本人に対して感じている印象そのものであるような気がした。
はっきり言って聞いていて面白くないのである。
しゃべりが仕事でないプロ野球選手にユーモアのセンスを求めること自体が問題であるのは重々分かってはいるが、それでも退屈に感じてしまったのである。
記者会見を見てそんな印象を感じさせた福浦だが、意外とそうでもないようである。




https://www.nikkansports.com/baseball/news/201809230000077.html
<福浦和也こんな人>
◆ものまね王 若い頃は、宴会部長だった。福山雅治のものまねが得意で「こんばんは、福山雅治です」とラジオの語り口をまねして、そこから福山の歌を歌うのがお決まり。先輩たちから「やれよ」と言われ期待にこたえていた。松山千春もおはこ。打撃フォームも、ものまねが基礎。イチローとケン・グリフィーJrを合わせて自分のフォームにした。ボンズらもまねしたが、合わなかったらしく取り入れなかった。まだフォームが固まっていない頃、2軍の試合で毎試合違う選手をものまねしながら打っていた。
◆帰っちゃった 寮を出る3年目までは寝坊、遅刻の常習犯だった。レン・サカタ2軍監督から「ゴー、ホーム」と怒られて、本当に帰ってしまったこともあった。その後、中学時代に通ったそろばん塾で知り合った夫人との結婚もあり、意識が変わった。
◆起きない 飛行機ではどんなに揺れても爆睡できる。プロ1軍初昇格の時は秋田から羽田へのフライト。強風で飛行機が飛ばないかもしれないほどだったが爆睡した。またある時は目的地に着いても起きず、チームメートがみんな降りてしまい、だれもいなくなった機内で目を覚ました。
https://www.nikkansports.com/baseball/news/201809230000077.html?Page=2
◆いたずら好き 弟子入り志願してきてかわいがっていた大松(現ヤクルト)の帽子とサングラスを瞬間接着剤でくっつけた。サングラスは帽子のつばの上に固定。「あれっ取れない」となった。また若手選手の私服を冷蔵庫に入れたことも。入れられた選手によると「パリパリになった服を広げて着て帰るんですけど、風呂上がりだと服がすぐ温まって着られるんです」。クリーニングから上がってきた若手選手のユニホームで汗だくの頭をつるりと拭いて、きれいにたたみ直して置いておいたこともあった。他にも、駐車場のコーンをだれかの車に載せておくのもよくやった。バンパーの隙間に挟まっていたこともある。





この記事を見て、正直言ってホッとした。
人間味あるじゃないか、福浦さん!
真面目な努力家だけの堅物ではなく人間味あふれる福浦選手、これからも選手として指導者として活躍していってください。
「2000本安打達成の記録と共に引退も発表するのでは?」と思っていたが、本人はまだまだ選手を続けるつもりであるようです。
全盛期と比べると力の衰えは隠せないが、福浦は野球が本当に好きなんでしょう。

今年のマリーンズは途中までは3位に入るなど健闘していたが、クライマックスシリーズに出場できるか否かの大事な時期にドラフト1位の高卒ルーキーの安田を指名打者で起用するなど、はっきり言って“今の勝利を目指すよりも来年度以降の勝利を目指す”かのような井口采配の結果、下位に低迷することになってしまった。
「安田を起用して来年度以降の勝利を目指すのであれば、あの大事な時期ではなく今の時期に起用するべきじゃなかったのか」という想いが、私にはある。
上位進出が見込めなくなった今こそ、安田を1軍で起用するべきじゃないのでしょうか。
福浦の2000本安打が決まったから、やっと安田を再度1軍に上げるつもりなのかな?
井口監督に言いたい。

「将来性のある選手を起用する時期を間違えているのではありませんか」と。
さらには「本気でマリーンズを優勝させようと思っているのですか」と。

マリーンズには将来性有望な選手がたくさんいます。
特に先発投手は若手が育ってきています。
問題は中継ぎを含めたリリーフ陣と打者です。
現在のマリーンズの打者の貧打ぶりは、救いようがないほど酷い状態です。
外国人選手の獲得を含めて貧打対策を真剣に考えないと、来年も今年と同じ過ちを繰り返してしまうでしょう。
井口監督は打線を固定することにある程度は成功したようだが、反面全く起用されない選手が伊東監督の時代と比べると格段に増えてしまった。
明らかに成績を残している選手を使い続けるのはいいと思うが、それほどの成績を残していないにもかかわらず同じ選手を起用し続ける選手起用には疑問を感じざるを得ない。
投手陣(特に若手先発陣)に対してはけっこう厳しさを打ち出していたように思えるが、レギュラーで起用している野手に対しては非常に甘かったようにも感じた。単なるエラーどころか怠慢プレイとも思われるプレイをした選手を翌日以降もそのまま使い続けることが多かった。他の選手に対する戒めの意味でも、少なくともそういったプレイをした選手は翌日のスタメンからは外して欲しかった。レギュラー選手だけでなく控えの選手にも「あのようなプレイをしたらスタメンを外されてしまう。俺たちはプロなんだから、決して気の抜けたようなプレイはしてはならない」と思わせるように仕向けてほしいのです。
そういう厳しさをレギュラー選手にも示さないと、チームは強くならないのである
井口監督には期待が大きかった反面、今年の井口采配に対する不満も大きいのだ。

福浦の2000本安打達成に関する記事を書いていたはずだが、気が付いたら井口監督批判になってしまった(笑) しかし、いい意味での助言を井口監督に与えることが出来るのは、年齢の近い福浦ぐらいだろう。福浦選手には、選手としてのみならず“監督アドバイザー”としても来年度も井口監督を支えてあげてもらいたいものである。






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