史上最高の未発表曲集 BRUCE SPRINGSTEEN
2018年03月28日
「18TRACKS~The Best Of Tracks~」BRUCE SPRINGSTEEN
1998年のブルース・スプリングスティーンの未発表曲集で構成された4枚組CDボックス「トラックス」から厳選した曲と「トラックス」にも収録されなかった3曲をCD1枚に収めた1999年発売のアルバムである。
どの曲も素晴らしい。よくもこれだけ優れた作品が未発表扱いとされていたものである。
ベスト盤として発表しても、全く遜色ないだろう。
「Seaside Bar Song」は、イントロのソリッドなドラムが印象的である。
ブラスが加わり、ブルースのヴォーカルが加わり、盛り上がりは最高潮に達する。
「Rendezvous」は、リズム隊がしっかりとしており、ブルース独特の高揚感が感じられる究極のラヴソングである。
「Hearts Of Stone」は、よりを戻したいと願う昔の恋人に、「もう昔には戻れないことが分からないのかい」と男が返す曲である。
「Where The Bands Are」は、「バンドのいるところにいたいんだ」と歌うロック賛歌である。とにかく熱い。ライヴでこの曲がかかればメチャクチャ盛り上がることだろう。
「Born In The U.S.A.」は、誰もが知っているあのノリノリのヴァージョンではありません。語りかけるようなフォーク調なのである。ノリノリのヴァージョンのこの曲を聴いた人間に、この曲がアメリカ賛歌の曲だと誤解されたことをブルースは嘆いていたようだが、このヴァージョンであればブルースの真意は聴き手に伝わるであろう。不思議なもので、同じ曲でも曲調によって歌の解釈が180度変わってしまうことの証明のような曲である。
「Janey Don’t You Lose Heart」は、アップテンポの爽やかな風のような曲である。
悲しむ恋人を優しく励ます曲である。
「The Promise」は、「トラックス」未収録の「語り」で構成されたような曲である。
ブルースと言えば「熱いロック」のイメージが強いが、この曲のような自らの内面に迫るような曲を歌えるところもブルースの魅力だろう。
今までため込んでいた未発表曲のみでこれだけのアルバムを作ってしまうなんて、ブルースのソングライターとしての力量に改めて驚かされる。来日公演を切望する。
評点:100点
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1998年のブルース・スプリングスティーンの未発表曲集で構成された4枚組CDボックス「トラックス」から厳選した曲と「トラックス」にも収録されなかった3曲をCD1枚に収めた1999年発売のアルバムである。
どの曲も素晴らしい。よくもこれだけ優れた作品が未発表扱いとされていたものである。
ベスト盤として発表しても、全く遜色ないだろう。
「Seaside Bar Song」は、イントロのソリッドなドラムが印象的である。
ブラスが加わり、ブルースのヴォーカルが加わり、盛り上がりは最高潮に達する。
「Rendezvous」は、リズム隊がしっかりとしており、ブルース独特の高揚感が感じられる究極のラヴソングである。
「Hearts Of Stone」は、よりを戻したいと願う昔の恋人に、「もう昔には戻れないことが分からないのかい」と男が返す曲である。
「Where The Bands Are」は、「バンドのいるところにいたいんだ」と歌うロック賛歌である。とにかく熱い。ライヴでこの曲がかかればメチャクチャ盛り上がることだろう。
「Born In The U.S.A.」は、誰もが知っているあのノリノリのヴァージョンではありません。語りかけるようなフォーク調なのである。ノリノリのヴァージョンのこの曲を聴いた人間に、この曲がアメリカ賛歌の曲だと誤解されたことをブルースは嘆いていたようだが、このヴァージョンであればブルースの真意は聴き手に伝わるであろう。不思議なもので、同じ曲でも曲調によって歌の解釈が180度変わってしまうことの証明のような曲である。
「Janey Don’t You Lose Heart」は、アップテンポの爽やかな風のような曲である。
悲しむ恋人を優しく励ます曲である。
「The Promise」は、「トラックス」未収録の「語り」で構成されたような曲である。
ブルースと言えば「熱いロック」のイメージが強いが、この曲のような自らの内面に迫るような曲を歌えるところもブルースの魅力だろう。
今までため込んでいた未発表曲のみでこれだけのアルバムを作ってしまうなんて、ブルースのソングライターとしての力量に改めて驚かされる。来日公演を切望する。
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