ジョン・コールマン、ユースタス・マリンズ

キリスト教ではない教会・英国国教会

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「秘密結社全論考」下 人類家畜化の野望
ジョン・コールマン




上巻は、フリーメイソンに関することが中心だったが、下巻ではイギリス王室、英国国教会、ガーター騎士団、シンシナティ結社、スカル&ボーンズ、ボヘミアン・クラブ等を取り上げている。そして、CFRやRIIAの原点である円卓会議(ラウンド・テーブル)の生みの親であるセシル・ローズの生涯についても肉迫している。価値ある箇所と、疑問に感じた箇所を引用する。


<価値ある箇所>
*すでに述べたように、ウォーレン・ディラーノは、アヘン貿易盛んなりし頃の中国駐在アメリカ領事であった。彼の孫が、フランクリン・ディラーノ・ルーズヴェルトである。もう1人のルーズヴェルトであるコーネリアス・ファン・シャーク・ルーズヴェルトは、アヘン貿易で手にした汚らわしい利益を元に、1824年にケミカル・バンクを設立した。その孫にあたるのが、セオドア・ルーズヴェルトである。中国アヘン貿易とルーズヴェルト一族を結び付けるには、ウォーレン・ディラーノが、ニューイングランドにおけるアヘン・シンジケートであるラッセル・アンド・カンパニーの首席共同経営者であった点に注目すべきである。
セオドア・ルーズヴェルトについては、最初の「自然保護論者」であったと、曖昧ながら認められている。ルーズヴェルトは、政府の(つまり公共の)土地を保護区にして、それを自分と親しい友人のものにするということを思いついた。そうすれば、そこにある豊かな鉱物資源を自分たちだけで開発できるからだ。この政策は現在にいたるまで継続中で、下院は毎日、わたしたち国民のものである数十万エーカーの土地を収用し、囲い込んでいる。これはもちろん、完全に違法である。

英国国教会およびこれを頂点とする世界の「聖公会」は、長きにわたって政治的陰謀に関わってきた。それは英国王ヘンリー八世の時代以前からのことだ。同教会の現行組織は第二次世界大戦の直前に決定を下し、共産主義が勝利せねばならない、最終的には共産主義が有効な宗教政治勢力としてキリスト教にとって代わらねばならないとした。
・・・・・(中略)・・・・・
ヨーロッパとアメリカを分断しようという最初の兆しはヤルタで表われた。ウィンストン・チャーチルがガーター騎士であり、しかも英国国教会の超高位階メンバーだったことを思い出してほしい。イギリス女王は同教会の最高位にある。アメリカと違い、イギリスには政教分離の原則はない。ヤルタで行なわれたことは、すべて英国国教会から公式の祝福を受けている。
・・・・・(中略)・・・・・
つまり英国国教会は、政治と距離をおいているわけではないのである。また、政治的なことを理由に言い逃れをすることもできない。同教会の歴史は、必要とあらば政治に足を踏み入れてさまざまな決定を下してきたという実例でいっぱいだからだ。
ナポレオン、ヒトラー、そしてスターリンが提出し、ワーテルローの勝者でこれも高位階メンバーだったウェリントン公爵が同意した命題は、ウェリントンの時代と同じように現在も生きている。それを否定する理由は何もない。すなわち、誰であれヨーロッパを支配する者が世界を支配するのである。ヨーロッパの支配は、旧ソ連の指導者との関係で考える限り、第一優先事項である。何を言ってもアメリカはヨーロッパの文化変動の延長線上にあるから、ヨーロッパが旧ソ連の手に落ちれば、アメリカにも深刻な影響がおよんだはずだ。これは英国国教会=聖公会だけに当てはまることではないが、教会の教義が大きく変革されたことで政治変革がもたらされ、そうした空気のなかで、いわゆる「キリスト教的マルクス主義」という新たな教義が育ち、花開いたのだ。

*もう一つ、ダイアナが興味をもった話は、ヨーロッパ各王家のメンバーが、日本の裕仁天皇の命を救うのに乗り出したときのいきさつだった。原案は、裕仁を(ドイツの指導者たちが処刑されたように)戦争犯罪人として処刑して、日本を共和国にすべしということだった(この事実を公開したのは、知る限りではわたしだけである。ダイアナがこの情報をどこから手に入れたのかはわからない)。
・・・・・(中略)・・・・・
ガーター騎士団の伝統や、ジョージ六世からエリザベス二世、チャールズと続く長い友好関係の線で考えると、裕仁の計画に反対が出るとすれば、それは裕仁が1929年に、当時のジョージ六世王からガーター勲章を贈られたということが理由だとしか考えられない。こうした叙勲は決して取り消されない。ドイツ皇帝ヴィルヘルム二世が、第一次世界大戦中も同騎士団員の地位を失わなかったのがその証拠だ。

ほとんどまったく何も知られていない秘密結社の一つに、シンシナティ結社(「シンシナティ騎士団」ともいう)がある。すべての合衆国大統領はこの結社に入会しなければならない。この結社について徹底的に調べた結果、これはイギリスからの難しい命令をアメリカ大統領に伝えるための導管だと考えるに至った。この考えが正しいことを示す証拠はたくさんあるが、なかでも有力なものは、リンカーンに迫って、奴隷制廃止、徴兵制、人身保護条例の特権廃止など、アメリカを真っ二つに引き裂く布告を出させたのが、このシンシナティ騎士団だったという事実だ。
さらに、この秘密結社の命令をケネディは無視し、ブッシュはしたがった(その結果アメリカは湾岸戦争に引きずり込まれた)という証拠もある。トルーマンが布告を出し、アメリカ兵を朝鮮半島へ送ったのも、この集団の命令だったと考えられる。アメリカの政府にこの秘密結社が介入してきた事例のリストは、長大なものになる。

*ヘンリー・スティムソン
スティムソンは二つの政権で陸軍長官を務めた。スカル・アンド・ボーンズへの入会は1989年(引用者注:1950年に亡くなっているので間違いである)で、まず、フーヴァー政権で陸銀長官となり、1945年には、自身も第三十三位階のメーソンで、マルタ島騎士団とも強いつながりのあるトルーマンから、陸軍長官に指名された。目的はトルーマンがイギリスから受けた指示を実行すること、すなわち広島と長崎への原爆投下だった。なぜこの二都市が全面破壊の標的に選ばれたのか。わたしはその答えを大英博物館で見つけた。この二つの都市は、日本でもっともカトリックが多かったのである。

*決して見逃してならないのは、国際連盟と同じく国際連合も、イギリス王家の秘密結社が作ったものだということだ。ウィルソン大統領の「十四項目」は、RIIAが考え、コントローラーのハウス大佐がウィルソンに命じて提案させたものだ。国連計画の実行にあたっては、RIIAの裏切り者アルガー・ヒスを指名して、同じパターンを踏襲している。
「連邦議会記録」の「下院の部~1945年12月18日(1284ページ)」に、スミス議員の発言が記録されている。

大衆がこの大規模な計画(国連)の意味を理解しさえすれば・・・・・そもそも提案すらされなかったであろう。・・・・・この国際組織の中核は、合衆国と大英帝国との軍事同盟である。それ以外はほとんど飾りにすぎない。

*1878年に南アフリカに戻ったのち、ローズはドイツ系ユダヤ人のアルフレッド・バイトと出会う。バイトはローズをロスチャイルド卿に紹介し、そこから、ローズの資産を瞬く間に増大した。ローズはロスチャイルドから、実入りのよいアヘン貿易について多くを学び、誰がその貿易をやっているかも知った。さらに、ベネチアとジェノバの黒い貴族や、1298年以来続く彼らの取引の秘訣についても学んだ。ローズは、ベネチアとジェノバの黒い貴族を有名にした無慈悲なビジネス手法を、深く心に刻んだと言われている。さらに重要なのは、彼が自ら「ダイヤモンドと麻薬」の交換に手を染めるようになったことである。その結果、ダイヤモンドの売上げが急増しただけでなく、さらに巨万の富がイギリス貴族階級にもたらされることになった。ロンドンをダイヤモンド販売の本部にするようローズを説得したのは、ロスイチャイルドだった。

*晩年のローズは、有名なカルト主義者でメーソン指導者でもあるソールズベリー卿から大いに影響を受けた。だが、ローズを育てる日々の糧となったのは、主にダーウィン、チャールズ・ディルク、ダイクら、アメリカ奪還を支援する秘密結社を主張していた人々の著作であったことは間違いない。ローズはミルナーの手助けを得て、アメリカに第五部隊(訳者註:諜報活動にあたる非正規部隊)を設置することにした。この第五部隊こそが円卓会議であり、そこから発展したのがRIIAとCFRであった。ローズは陰謀家としての技術を駆使して、有力アメリカ人を円卓会議に誘いこんだ。多勢が自発的に転向し、その子孫が、今日の東部リベラル・エスタブリッシュメントとCFRを構成している。CFRに対抗する組織は、いまだかつて存在していない。セオドア・ルーズヴェルトが大統領の地位に就くまではまさに、アメリカを囲いのなかに戻すというローズの計画は、成功のチャンスがあるように思われた。
もしローズが今も生きていたら、CFRの発展や、ディオニュソス・カルト、イシス・カルト、フリーメ-ソン、錬金術組織「黄金の夜明け」といった秘密結社の隆盛と、キリスト教の規範の凋落を大喜びするだろう。

<疑問に感じた箇所>
*キリスト教は単一の真の宗教である。そうでなければ中身はゼロになる。キリスト教が他の宗教から学ぶものはない。他の宗教は本質的に、部分的な真実しか含んでいない。キリストは神が人間の姿をして現われたのであり、キリストがこの世界に完璧な経済および政治システムをもたらしたのである。今日ではすっかり堕落してしまい、ほとんど見る影もないが、われわれの精神、政治、および経済生活におけるキリストの教えは完璧であり、至高であり、その価値に並ぶものはないのである。

*「グリーンピース」を自称するニセ環境団体(ついでに言うと、この団体は魔女術に手を染めている者であふれている)があちこちで核実験の邪魔をしているが、核実験で死んだ者はまだ誰もいない。それなのにグリーンピースは、アメリカで大規模に行なわれている出生前の殺人については何もしない。中絶は直接ルシファーから発したものだ。中絶は陰謀家どもの未来計画の一部なのだ。外交問題評議会が公に中絶に反対するのを聞いたことがあるだろうか。

*ロック音楽は麻薬をばらまくための道具であり、若者の心をコントロールするための手段である。これは、アメリカ西海岸でオールダス・ハックスリーが行なった実験を通じて、直接に死のカルトと結び付いている。
こうした「見えない大学」卒業生の一人がケン・ケシーで、ケシーは、グレートフルデッドやレッドツェッペリンといったロックグループにLSDをばら撒いた張本人だ。グレートフルデッドの名付け親はジェリー・ガルシアという男で、もちろんバンド名は洗脳のキーワードだ。このことの重要性はわかるだろう。ロッド・スチュアートの耳障りでどぎつい不快な「歌声」は、催眠術的に繰り返されるフレーズとよくマッチして、イシス・オシリスカルトの儀式を思わせる。彼もいわゆる「ハードドラッグ」をばらまくための道具だ。
ちなみに「ハードロック」という名前はここからきた。ハードロックは、西洋世界の若者のあいだでは、ハードドラッグの使用と同義語である。

*イギリスは、共和主義を信奉するキリスト教徒であるボーア人を追い払うことができて、実際には喜んでいた。ボーア人たちは、自分たちの共和主義理念とキリスト教を至上のものと考えていたからである。ボーア人は自分たちの独立を主張し、1852年から53年にかけて開催された英国議会で承認を受けた。そして今や、自分たちの共和国設立に情熱をかたむけ、信念が異なる者、共和主義でない者、そして白人でない者には、公民権および市民権をあたえなかった。
・・・・・(中略)・・・・・
彼らは、白人は黒人と結婚してはならないという聖書の戒めに、厳格に離れて暮らした(「アパルトヘイト」ということばは、聖書の戒めにしたがって異人種を分けるという意味である)。



(管理人)
アヘン貿易で財を成したディラーノ家が生み出した二人の大統領の一人、セオドア・ルーズヴェルトについて補足する。「ノーベル平和賞」を受賞し、「歴代アメリカ合衆国大統領のランキングで偉大な大統領の一人として格付け」されていて、「母親の家族は奴隷を所有」しており、「国際野生動物保護アメリカ委員会を設立」し、1904年に、仮想敵国を色で表現した長期的戦略計画と言われているカラーコード戦争計画の一環である、対日本「オレンジ計画」の作成に着手(この計画は実行に移された。)し、そして、1864年にアメリカのコロラド地方で、米軍が女・子供を含む無抵抗のインディアン・シャイアン族を徹底虐殺した「サンドリークの虐殺」については、次のように賛辞を贈っている。
「これほどまでに、まさしく正当で、有益な行いが、フロンティアで起こったのです。」
ここに書いたことは、陰謀本でもなんでもないウィキペディアに記載されている。
繰り返すが、「ノーベル平和賞受賞者であり、現在でも偉大な大統領の一人として評価されている人物」なのである・・・・・・・。

<疑問に感じた箇所>に引用した通り、著者は、はっきり言って「キリスト教原理主義者」であろう。あまりにキリスト教を信奉するばかりに、他宗教を嫌悪し、周りが全く見えていない。「グリーンピース」がニセ環境団体だということは理解しているが、「核実験で死んだ者は誰もいない。」とは、常軌を逸した発言である。核実験や放射能事故で即死しなくても、「静かに殺されていった数え切れない人々」を計算に入れていない。
また、聖書に「白人は黒人と結婚してはならない」と記載されているとの理由で、アパルトヘイトを肯定するという白人至上主義の考えには、思考停止にならざるを得ない。
それから、著者が、ロック・ミュージックを忌み嫌っているのは勝手だが、ロッド・スチュアートの声が、しわがれ声だからといって、「イシス・オシリスの儀式を思い出させる」とは、失礼千万である。私は、ロッドの声が大好きだし、ロッドをきっかけにロック・ミュージックに目覚めたといっても過言ではないのである。
確かに、残念では有るが、ロックが麻薬を広めたり、若者に悪影響を与えたりするための手段として、イルミナティに利用されていることは事実だと思う。ただし、元来、ロックは黒人ブルースを起源として生まれたものであり、著者が述べているように「百害あって一利なし」なものではないのである。イルミナティの手先となっている、U2のボノやレディ・ガガのような傀儡ミュージシャンには問題があるが、ロックそのものは、崇高なものであると私は思う。

なにかと疑問に感じる点も多々あるが、著者は独自の情報源を持っており、古くから「300人委員会」等、秘密結社の陰謀を、告発してきた勇気ある人物だと思う。最近は、著作を出していないようだが、存命なのだろうか。デヴィッド・アイクとは正反対なスタンスをとっているように感じる(コールマンはキリスト教原理主義者だが、アイクはキリストの存在そのものが創作であると述べている。)が、今後の活躍に期待したいものだ。



評点:70点






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