「レイ・チャールズはん、アンタは単なる天才やおまへん、みんなアンタを好いとるで~」by 音楽好きな大阪のオバチャン - レイ・チャールズ

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「レイ・チャールズはん、アンタは単なる天才やおまへん、みんなアンタを好いとるで~」by 音楽好きな大阪のオバチャン

「Here We Go Again~celebrating the genius of Ray Charles~」
Willie Nelson、Wynton Marsalis、Norah Jones



ウィリー・ネルソンとウィントン・マルサリスとノラ・ジョーンズによって2009年2月9日と10日にニューヨークのリンカーンセンター・ローズホールで行われたライヴ・アルバムである。アルバム発表は2011年。
演奏された曲は、レイ・チャールズの50年代と60年代のヒット曲で構成されている。
3名の共通する想いが、レイ・チャールズにあったのだろう。
それぞれがアルバム等でレイと共演したりしており、レイと親交を持っている。
しかし、ただレイのヒット曲を並べただけではなく、ここには物語があるとのことだ。
アルバム解説でウィントンは、こう語っている。
「セットリストは、“恋に落ち、恋に迷い、恋に破れ、恋を取り戻そうとする”というストーリーに基づいて組んだんだ」と。
ウィントンが語る通り、確かに恋愛遍歴の多かったレイの“恋”に纏わる曲で構成されている。
個人的には恋愛以外のことをテーマにした曲も取り入れてほしいという気もするが、それはさておき、理屈抜きに、贅沢でゴキゲンなライヴ・アルバムである。

ウィリーとノラのみならず、ウィントンも、何曲かヴォーカルをとっている。
ウィントンのトランペットはもちろんだが、ウォルター・ブランディングのテナー・サックス、カルロス・エンケリスのベース、アリ・ジャクソンのドラムスも、実にいい。
その中でも一番印象に残ったのは、ミッキー・ラファエルのハーモニカだ。
ミッキーが本作に残した功績は、大である。

この贅沢なライヴを実際に観ることができた人は、幸せだろう。
レイ・チャールズが歌った名曲が蘇っただけでなく、さらなる彩が加えられている。
さらに贅沢なことを言わせていただければ、「アンコールにレイも参加してくれたらな」なんて思ったりもする。まぁ、無理な注文ではあるが(笑)
本作を聴いて、改めてレイ・チャールズの偉大さを感じさせられた。
時代・年齢・性別・国籍・人種・音楽のジャンルを超越して、あらゆる人々に愛され続けるミュージシャンは、レイ以外にはそう存在していない。

レイ・チャールズはん、アンタは単なる天才やおまへん、みんなアンタを好いとるで~
と、音楽好きな大阪のオバチャンに成り代わって叫んでおきます(爆)




評点:100点





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