旅行記

ヴァチカンと イルミを結ぶ オベリスク

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「伊太利亜(フィレンツェ・ローマ)見聞録」⑤

12月19日(月)

またもやモーニング・コールがなかった。くそホテル・・・
地下鉄でオッタヴィアーノ駅へ向かう。ヴァチカンに8時に到着する。
9時の予約をしていたのだが、係員に8時30分に再度来るように言われる。
入口正面にあったカフェに入り、
カプチーノと大きなハート形をしたパイ風の菓子を注文する。
生クリームにイチゴも二つ付いていたが、17ユーロもした。
高かったが、これも場所代だろう。8時40分に再度入場ゲートに行く。
すぐに入場できた。予約していない人は、長蛇の列だった。
ヴァチカン市国という独立した国らしいが、パスポートも要らず、
単にセキュリティーチェックがあるだけだった。
彫刻物、美術品の量・質ともに素晴らしいのは言うまでもないことである。
“これでもか”とばかりに、数々の美術品が展示されている。

これらの美術品とキリスト教には、何の関係があるのだろう?
元来キリスト教なるものは、偶像崇拝を禁じていたのではないのか?


最後に待ち受けるのが、システィーナ礼拝堂である。
あのミケランジェロの天井画「最後の審判」があるところである。
圧倒的な迫力に満ち溢れている。
「時間さえかければ、この程度なら俺でも描ける」なんて思っていない、思っていない(笑)
ここだけは写真撮影禁止で、静かにするように求められている。
おしゃべりをしていた観光客や、写真を撮った観光客が、係員にきつく注意されていた。
システィーナ礼拝堂を観終わった後、出口が左右に2箇所ある。
左側に進むように案内されており、右側は基本的に進入禁止のようにされているのだが、
ネット等に右側に進めば並ばずにサン・ピエトロ広場に出られると書かれていたのである。
中国人風の観光客が右側から出た時を見計らって、私も右側から出た。
やはり、こちらから出たら、並ばずにサン・ピエトロ広場に出ることができた。
写真を撮ったり、撮ってもらったりした。
これまた有名だが、サン・ピエトロ広場には巨大なオベリスクがそびえたっていた。

ヴァチカンと イルミを結ぶ オベリスク

ヴァチカンを後にし、ナヴォーナ広場へ歩いて向かう。
ナヴォーナ広場の近くのレストランを探したのだが、
見つからなかったので、途中見かけたレストランに入り、パスタと水を注文する。
可もなく不可もなく、といったところか。
それから雨が降り出した。今回の旅行で雨が降ったのは、今日が初めてである。
レインコートを持って来ていたので助かった。

パンテオンに行く。紀元前25年~27年の建築であったが、80年に火事によってその姿を消してしまい、紀元後118年から10年の歳月をかけて再建されたとのことだ。
古代ギリシャ建築を思わせる柱が印象的だ。
本来は古代ローマの神々が祀られていたわけだが、現在はカトリックの宗教施設へと姿を変えた関係で、破壊されることもなく残っているとのことです。

次に、サンティニャツィオ教会に行きました。
ここも今回の目的地の一つです。
はい、イエズス会の創設者である、あのイグナチオ・デ・ロヨラに捧げられた教会なのです。
あの恐るべきイエズス会・・・
入ってみると、天井画が美しい、いかにも“カトリック・キリスト教らしい”教会でした。

次に、迷いながらトレヴィの泉に行きました。
このころは凄い雨で、ツアー参加者には無料サービスとされていたジェラート屋さんで
ジェラートをゲットし、しばらく雨宿りさせてもらいました。
トイレも使用できて、正直助かりました。

次に、イエズス会の総本山であるジェズ教会に行きました。
これまた今回の目的地の一つです。
イグナチオ・デ・ロヨラだけでなく、あのフランシスコ・ザビエルも関係しています。
なんと、ザビエルの右手が収められてあるのです!
ホンマにザビエルの手かいナ?
ここも天井画が素晴らしく、これまた、いかにも“カトリック・キリスト教らしい”教会を
装っていました。

一般人の目は騙せても、私は騙されませんよ。イルミの中核組織、イエズス会さん(笑)

ヴェネチア広場からバスに乗って、コロッセオで降りました。
ライトアップされたコロッセオを見学しました。
地下鉄に乗って、レプッビリカ駅へ向かいました。レプティリアンみたいな駅名ですナ(笑)
最後の買い物をしに雨の中、三越を目指したのですが、
やっとの思いで到着したら、ナント臨時休業していました!
仕方なくテルミニ駅へ向かい、テルミニ駅地下のスーパーで土産を購入しました。
そして今夜もマクドで夕食をしました(笑)
今日は、地下のマクドです。
浮浪者風の男が二人それぞれ別に座って、ブツブツひとり言を言ってました。
心あるイタリア人が、浮浪者風の男にフライドポテトを差し出していました。

ホテルに戻って明日の準備をし、寝ました。


12月20日(火)

朝4時に起きてホテルを5時にチェックアウトし、地下鉄に向かいました。
地下鉄の扉がまだ開いていなく、地下鉄入り口前の階段で待ちました。
私以外に待っている人が、一人いました。
5時40分頃に扉が開き、地下鉄に乗車してテルミニ駅へ行きました。
テルミニ駅から空港までバスに乗りました(5.9ユーロ)
さよならテルミニ駅、さよならローマ。
帰りはKLMオランダ航空です。
しかし、アリタリア航空の係員がチェックインの代行手続きをしていました。
チェックインカウンターで待っている際、
Eチケットを航空券に変える必要はないのか不安でしたが(係員に訊いて大丈夫だとは言われたんですが、並び直すのは嫌なので)、結論として変える必要はありませんでした。
10時にローマを飛び立ち、アムステルダムに12時35分に着きました。
アムステルダム空港は、メチャメチャ広かったです。
関空がオモチャのように思えます。
ゲートの数も相当あり、さすがはイルミの本場だな、と感じました(笑)
ローマを出国する際は簡単だったが、アムスのゲート前の方が手続きは厳重でした。
実質、ここが出国手続きになるのでしょう。
アムステルダム発14時25分のKLMオランダ航空867便で、
関空には21日の9時15分に到着しました。お疲れさま。



<伊太利亜見聞録・総評>

自由旅行と言いながら、予約時間等が毎日あり、時間に追われた感が強いです。
はっきり言って、疲れました。
しかし月並みだが、やっぱり行って良かったです。
百聞は一見に如かず、です。
テレビやガイドブックで見るのと、実際に自分の目で見るのとでは、全く違います。

ここから持論を少々述べます。
私は以前添乗員をやっていましたが、実は基本的にツアーは嫌いです。
ツアーに参加したら、ホテルにも勝手に連れて行ってくれますし、
食事も観光も用意されていますし、文句が有ったら添乗員に言ったらいいわけで、
実に快適で楽ちんなのです。

しかし、しかしです。そんな快適・楽ちんなツアーが、本当の旅と言えるでしょうか?

本当の旅というものは、自分自身の力で苦労して経験するものでしょう。
自分自身で空港から交通機関を探してホテルに向かったり、ホテルを予約していなければ、
自分自身で歩いてホテルを見て回り、確保する。
観光地も分からないなりに自分で行きたいところを考えて、どうやったらそこへ行けるのかといったことを自分で調べる。
それが本当の旅ではないでしょうか?

そんな手作りの旅(トラベル)には、トラブルが付きものです。
今回はスリにも遭ってしまいました(笑)
しかし、それも終わってみれば、一つの思い出なのです。
もちろん命に関する危険性まで冒してはいけないでしょうが、
金さえ払えば“それなりの満足”を得ることのできる安心・快適なツアーに参加し、
現地の人と会話することもなくツアー参加者の日本人のみの交流に終始しているようでは、本当の意味で、その国を訪れたことにはならないでしょう。

いい思い出にしても、悪い思い出にしても、苦労をしたからこそ、思い出が残るのです。
元添乗員の私が言うのもなんですが、
日本人はツアーではなく、自分自身の足で回る“旅”をするべきだ、と言いたいです。

話は変わります。
今回のイタリア旅行で特に感じたのは、
古代ローマの時代と現代は、基本的に同じである」ということです。

古代ローマでは、1%の貴族・元老院が、99%の一般市民を支配していました。
その支配方法の一つがコロッセオのショーであり、カラカラテルメ等の温泉浴場でしょう。
つまり、娯楽を市民に与えることで、市民に
「僕達、私たちも、“それなりに”楽しみがあって、“それなりに”幸せだナ、幸せだワ」と、
思わせることを画策していたのではないのでしょうか。
力による統治のみでは、いずれ反発が訪れます。
市民に“偽りの幸福”を与えて、“それなりに”満足させることが、
実は、一番支配しやすい“安全な”統治形態なのです。

現在の“偽りの幸福”にあたるものが、テレビであり、映画であり、プロ野球であり、
オリンピックであり、マイホームであり、民主主義であり、宗教なのではないのでしょうか。
これらが国民・市民の洗脳ツールであることは言うまでもないことですが、
同時に、国民・市民に“偽りの幸福”を与えるためのツールでもあるのではないでしょうか。

まさに、“生かさず、殺さず”といったところなのでしょう。

キリスト教も、そのツールの一つでしょう。
現世がいかに辛くても、死後の世界に救いを求める。
生活に不満があっても、決して支配者を打ち倒せ、とは教えない。

明らかに、支配者にとっての都合のいいツールであるとしか思えません。
これが表向き“善良な宗教”に見せかけた、実質はピラミッドとホルスの目やオベリスクに
象徴される、悪魔崇拝を根幹とする西洋・イルミナティの正体なのでしょう。

きらびやかに装飾されたキリスト教会の偽善に騙されてはいけません!
民の心を救済することを目的とした宗教ならば、
豪華絢爛な絵画・彫刻で埋め尽くされた宗教施設など、必要ないはずなのです!


そして我々一般市民は、古代ローマ時代も今の時代も1%が99%を支配していること、
古代ローマから続く支配者層(西洋・イルミナティ)の支配方法が市民に“偽りの幸福”を与えることで成り立っていることに、そろそろ気づくべきではないでしょうか。






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NoTitle

旅行記ありがとうございます
宗教は阿片であるという句自体は20代から知っていたのですが
それを言ったマルクスもあっち側の人というのは・・まったく油断もすきもないですね。
  • #869 「katsukoのブログ」 
  • URL 
  • 2017.01/09 18:25 
  •  ▲EntryTop 

Re: NoTitle

「katsukoのブログ」さん

> 旅行記ありがとうございます
> 宗教は阿片であるという句自体は20代から知っていたのですが
> それを言ったマルクスもあっち側の人というのは・・まったく油断もすきもないですね。

コメントありがとうございます。

宗教も、宗教を否定するマルクスも、人民支配という点では同じ目的を果たしており、
結論的には同一勢力に操られたツールなんでしょうね。
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