詩人であり、幅広い音楽性を持つ音楽家であり、恋多き女性 JONI MITCHELL - ジョニ・ミッチェル
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詩人であり、幅広い音楽性を持つ音楽家であり、恋多き女性 JONI MITCHELL

「DON JUAN’S RECKLESS DAUGHTER」JONI MITCHELL



ジョニ・ミッチェルの1977年のアルバムである。
サックスにウェイン・ショーター、ベースにジャコ・パストリアス、ギターにラリー・カールトン、ヴォーカルでチャカ・カーン、J.D.サウザー、グレン・フライが参加しているという超豪華な布陣の作品である。
音楽的にはジャズ、フュージョン、アフリカンと、種々雑多なテイストが散りばめられている。
1曲1曲は決して派手さはないのだが、アルバム・トータルとして実によくまとまった秀逸な出来である。
歌詞は難解であり、解説することは至難の業である。ただ個別の歌詞を見てもらえれば、誰もがジョニ・ミッチェルの詩人としての才能に圧倒されてしまうだろう。

「コットン・アベニュー」は、ジャコのベースとジョニのヴォーカルが見事に絡み合ったジャジーな曲である。

「トーク・トゥ・ミー」は、ジョニのニワトリを真似たヴォーカルが含まれたユニークな曲である。

「パプリカ・プレインズ」は、16分を超える大作である。

「ザ・テンス・ワールド」は、コンガを中心としたアフリカン・テイスト満載の曲である。
この時代からアフリカのサウンドに注目していたジョニ・ミッチェルは、只者ではない。

「ザ・テンス・ワールド」から「ドリームランド」へと繋がるところは、その“さりげなさ”が絶妙である。「ドリームランド」もアフリカン・テイストを含んだ曲である。この「ドリームランド」というタイトルは、黒人がアフリカから奴隷商人に騙されて連れてこられたアメリカのことを「ドリームランド」と皮肉って付けたタイトルであると、思われる。

タイトル曲の「DON JUAN’S RECKLESS DAUGHTER」は、「鷲(善)と蛇(悪)は、私のなかで戦っている」と、自分自身の中に共存する善と悪について歌っている。

現在ジョニ・ミッチェルは難病を抱えており、音楽どころではない状況であるようなのが、気がかりである。
詩人であり、幅広い音楽性を持つ音楽家であり、恋多き女性であるジョニ・ミッチェル。
貴女の生みだした素敵な音楽は、いつまでも世界中で聴き継がれていくことでしょう。













評点:90点 








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