悪魔なんか私の背中から揺すり落としてやる いつの日か EMMYLOU HARRIS - バラード・カントリー・ブルーグラス
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悪魔なんか私の背中から揺すり落としてやる いつの日か EMMYLOU HARRIS

「ELITE HOTEL」EMMYLOU HARRIS



1975年のエミルー・ハリスのアルバムであり、彼女の代表作である。
1973年のジョン・レノン1975年のジョージ・ハリソン1975年のルー・リードのアルバムを最近紹介したが、同時期に発表したこのアルバムは、当然のごとく、これらのアルバムとは全く違った内容である。
エミルーは、ジャンルでいえばカントリーを中心とした歌手である。
カントリーは基本的に保守思考を持つアメリカ白人の好むサウンドであると、感じる。
正直言ってカントリーは、私の得意とするジャンルではない。
決して反体制的ではなく、過激なメッセージもなく、ひたすら「古き良きアメリカ」を唄うというイメージと、あの特有の“匂い”が鼻につくのである。
確かに本作もこういった「カントリーの基本パターン」が踏襲されているとは思うが、聴いていくと、「そうでもない」と、感じるようになった。
そして、あの特有の“匂い”は、ほとんど感じられなかった。

オープニングの「アマリロ」は、本作で唯一のエミルーの自作である。ノリノリのカントリーのリズムとは裏腹に、彼氏を他の女に取られたという悲しい歌詞である。

「トゥギャザー・アゲイン」は、美しいカントリー・バラードである。「再び二人は一緒になれたのね」という歌詞は、「アマリロ」で奪われた彼氏が早くも2曲目で帰ってきたということなのだろうか(笑)

「シン・シティ」は、「この古ぼけた街は罪でいっぱい」と歌う。さらに「このよくある地震は私を救貧院に置き去りにする この街全体が狂ってるみたい」という歌詞が気になる。ひょっとして人工地震のこと・・・

「ワン・オブ・ディーズ・デイズ」は淡々とした曲だが、ちょいと「アメイジング・グレース」のメロディーに似ているような気がしないでもないが・・・。「いつか日にかは そして私の背中からは問題がなくなる 悪魔に斧を持たせておくのは好かないから 悪魔なんか私の背中から揺すり落としてやる いつの日か」という歌詞が気持ちいい。

「ティル・アイ・ゲイン・コントロール・アゲイン」はギタリストでもあるロドニー・クロウェルの曲だが、歌詞といいメロディーといい「素晴らしい」の一言である。

「ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエァ」はビートルズのカヴァー、「ジャンバラヤ」はハンク・ウィリアムスのカヴァーだが、エミルーは見事に歌いきっている。

「サタンズ・ジュウェル・クラウン」は、贅沢と引き換えに「悪魔の宝石で装飾された王冠」を手に入れる行為を、自分自身も含めて批判している曲である。

なんだ「カントリー=保守思考」の印象があるとは言ったが、けっこう批判精神のある歌詞じゃないか。
カントリーも、けっこういいものである。











評点:90点
 








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