絶対に買ってはいけない(?)アルバム LOU REED - ルー・リード、ヴェルベッド・アンダーグラウンド

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ロック
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ブラック・ミュージック
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絶対に買ってはいけない(?)アルバム LOU REED

「METAL MACHINE MUSIC」LOU REED


ルー・リードの1975年のアルバムである。
先日1975年のジョージ・ハリソンのアルバム1973年のジョン・レノンのアルバムを紹介したが、同時期にルーは、このようなアルバムを出していました・・・
ルーが亡くなってからルーのミュージシャンとしての偉大さに気づいてアルバムを遡って聴いている私だが、この問題作を聴くか否かは暫く躊躇していた。しかし、聴いた。
問題作とは分かっていたとはいうものの・・・、予想以上にビックリポンだった。
よくもまぁ、こんなアルバムが出せたものだな・・・
音楽業界にはルー・リードのアーティスト生命は絶たれたとする認識が広がり、もう二度とレコードを作ることとはできないだろうと言われた、ということも理解できる。
レコード会社も、よくもまぁ、発売したものだな・・・
ルーの他のアルバムの売上に影響が出ることを考慮して回収まですることになった、ということも理解できる。
世の中には問題作と呼ばれるアルバムは、数多存在している。
例えば、頭脳警察のPANTAが1981年に発表した「KISS」も、その一つである。政治絡みの過激な曲を歌っていた“硬派ロッカー”PANTAが、このアルバムでいきなりスウィート路線を打ち出したのだ。アルバム全体を通して過激な歌詞は全くなく、ラヴソングばかりなのである。当時PANTAは、自身のファンクラブからも「こんなアルバムをPANTAが出す必要性はない」と、批判されたものだ。日頃はブルースやアフリカ系を始めとしたブラックミュージックや洋楽ロックを主に紹介しているソウルマンが、森高千里やキャンディーズを紹介しだしてブーイングの嵐に巻き込まれたようなものである・・・。
誰も聴いてないか(笑)
冗談はさておき、本作の“問題ぶり”は、PANTAが「KISS」を出した程度のレベルの問題ではないのだ。はっきり言って、これは音楽ではない。明らかにノイズだ。
つまらない音楽を「ノイズだ」と言っているのではないのである。本当にノイズなのだ。
にもかかわらず、アマゾンのカスタマーレビューを見ると、けっこう「高評価」している人が多いことに驚かされる。「ルーには常人離れした特別な音楽感覚が存在しているのだ」などと無理やり思い込もうとしても無理がある。私に「宇宙人的感覚」が備わっていれば、本作を高評価したかもしれないが、どこにでもいる“平凡な地球人感覚”しか持ち合わせていない私には、本作は単なるノイズとしか聴こえてこないのだ。
何回か“頑張って”聴き返せば、ひょっとして“新たな世界”が見えてくるのかもしれないが、今の私にはこのアルバムを複数回聴き返す根性も備わっていないようである。

ルーはライナー・ノーツで自ら本作のことを語っているので、一部抜粋し、私のコメント(青字)も記しておく。


「これは、私のいうところの“真”のロック~“本物”である。私の知る限り、このレコードを最初から最後まで聴き通した人はいない。自分自身を含めてである。」
「“真”のロック=最初から最後まで聴き通した人はいない(自分自身を含めて)」というのは、矛盾しているように感じるが・・・
作り手である自分自身が最後まで聴き通していない作品を、“真”のロックとは呼べないのではないのでしょうか・・・


「大半の人たちはこのアルバムを嫌う。そして私は、そんな人たちを責めようとはまったく思わない。これはあなた方のために作られたわけではない。何らかの目的があるとすれば、私自身が聴くために作られたのである。誤解は免れない。これは消費されるべき力(実に陳腐な言い回しだ)だ。」
「私自身が聴くために作られたアルバム」を世間一般に販売するのは、問題があるような気もしますが・・・

「第一次世界大戦、第二次世界大戦、第三次世界大戦を始めたのは私たちではないし、ピッグズ湾事件が起きたのも、私たちのせいではない。いつだって同じだ。責任を免れるために言っておかなければならない。神経の集まるところを刺激すると、好ましくない影響が表れることもある。レコードは、何よりもまず聴き手を興奮させなければならないが、痙攣や精神的な障害などを引き起こすこともある。私の一週間はあなた方の一年に優る。」
「戦争が「彼ら」によって創作された八百長である」ことを、ルーは言ってます。一九七五年の段階で、第三次世界大戦に触れてるのが気になりますが・・・
「私の一週間はあなた方の一年に優る」という発言は、ルーの他のアルバムでの発言なら許されるでしょうが、本作のライナーに載せる言葉ではありませんナ。


何はともあれ“史上最大の絶対に聴いてはいけないアルバム”を「本当に」発表してしまったルー・リードの勇気(厚顔無恥が正解かもしれない)に、アッパレを差し上げたい。



評点:0点

絶対に買ってはいけません(笑)↓










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