世界中の人々の心を慈しむことによって悪魔の手先どもの邪悪な思想を打ち崩す「真実の愛の歌」  DARLENE LOVE - ソウル・ファンク・ゴスペル・ドゥーワップ

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世界中の人々の心を慈しむことによって悪魔の手先どもの邪悪な思想を打ち崩す「真実の愛の歌」  DARLENE LOVE

「INTRODUCING DARLENE LOVE」DARLENE LOVE


ダーリーン・ラヴの2015年9月発売の最新アルバムである。
ダーリーンは1941年7月26日生まれの黒人シンガーである。ウィキにはジャンルがジャズ、ポップ、ロックとなっているが、彼女のソウルフルな歌声を聴く限り、私にはソウル・シンガーとしか思えません。
私にとってのダーリーンのこれまでの印象は、有名なフィル・スペクターのクリスマスアルバムで「Christmas (Baby Please Come Home)」等の歌を歌っていた歌手というぐらいだったのだが、本作品を聴いて「彼女の歌手としての力量は半端じゃない」と思い知らされました。
これだけの歌手が家政婦をしていたとは・・・。
2013年12月日本公開の『バックコーラスの歌姫たち』という映画に自らの人生を演じる俳優として出演したことで注目の的となったらしいが、私はこの映画を知らなかったのです(笑) 本作品のライナーノーツを見て初めて、この映画の存在を知ったのです。大抵の人間は映画を見てダーリーンに関心を持ち、本作品を聴くようになるのだろうが・・・。『バックコーラスの歌姫たち』はレンタルで借りたので、これから見るつもりである(笑)
この映画にも紹介されているらしいが、ダーリーンはサム・クックやエルヴィス・プレスリーやフランク・シナトラ等の多くの人気歌手のバックコーラスを務めていました。
その後ソロ歌手としての成功を目指すが、レコード契約ができず、家政婦をしていたこともあったそうです。だが、その仕事中にラジオから聞こえてきた自分の声に励まされ、もう一度歌手を目指すことを決意し、面識のあったブルース・スプリングスティーン(彼女は「ハングリー・ハート」のカヴァーを歌っている)に電話をして「私のアルバムのプロデュースすることに興味はない?」と訊いたのです。ブルースは受話器をEストリートバンドのギタリストであるスティーヴ・ヴァン・ザントに渡しました。その後、スティーヴの紹介で音楽業界に復帰することができ、ミュージカルやハリウッド映画にも俳優として出演するようになったのです。
そして、1988年に初のソロ・アルバム「Paint Another Picture」を発表するのです。
本作品は、この初のソロ・アルバム以来実に27年ぶりということになるのです。「家政婦をしながらも自分の夢をあきらめずに行動に移した」という彼女の人生は、まさにアメリカンドリームそのものであり、彼女自身が出演したハリウッド映画のサクセスストーリーそのものである。
このようなハリウッド映画を肯定するかのような文章は、とても当ブログがいつも主張している趣旨とは相反するものでありますが、今回は素直に彼女のサクセスストーリーを受け入れようと思います。
「何事も自分で行動しない限り道は開かれないものである」と。
こんな記事を書くと、また誰かに「あんたも洗脳されてるじゃないか」などと嫌味なコメントをされてしまうかもしれませんが(笑)
何せ私は「俗世間に染まりきった陰謀論者」という“滅茶苦茶貴重種”なもんで、勘弁してやってください(笑)

前段が長くなってしまったので、本作品の内容は手短にしたいと思います。
「いいです」以上。

これでは流石に短すぎるので、ちょっとだけ書いておきます(笑)
エルビス・コステロが2曲(「Forbidden Nights」「Still Too Soon To Know」)、ブルース・スプリングスティーンが2曲(「Night Closing In」「Just Another Lonely Mile」)、楽曲を提供しています。ブルースの曲もいいが、特にコステロの曲は最高です。
プロデューサー兼ギタリストであるスティーヴ・ヴァン・ザントが3曲(「Among The Believers」「Last Time」「Jesus Is The Rock」)の楽曲を提供しています。特に「Jesus Is The Rock」はノリノリのロック調ゴスペルで、最高です。『天使にラブ・ソングを…』という映画があったが、この曲を最後に歌ったらメチャクチャ盛り上がるでしょうナ。

ほとんどの曲がラブソングなのだが、社会批判を題材にした曲も歌っています。「Who Under Heaven」というジミー・ウェッブの曲です。歌詞対訳を一部記します。

世界は争い続けているわ 1万年も 涙を流し続けて 恐怖の中で生きている 世界には今奇跡が必要 夢がどんどん消えていっている まるで自分だけ先にあの世に行ってしまったみたい この地上のどこに隠しているのかしら 今それを活かさなくてどうするの

ジミー・ウェッブの父はバプテスト派の牧師だったらしい。ダーリーン・ラヴの父も牧師だったらしい。この曲は、いつになっても戦争を繰り返す世界に対して、「神様、今こそあなたの奇跡が必要なのです いつまで人間同士の争いを傍観しておられるのですか あなたが存在しておられるならば 早く奇跡を起こしてください」と、暗に神を批判しているのである。本当に「善なる神」が存在しているのならば、何故に性懲りもなく八百長戦争を惹き起こそうとしている悪魔の手先どもに、天罰をお与えにならないのだろうか。
それとも神は悪魔と同一異名の存在なのですか・・・。
神があてにならないのなら、ダーリーン・ラヴのその名の通り、今こそ世界中の人々の心を慈しむことによって悪魔の手先どもの邪悪な思想を打ち崩す「真実の愛の歌」が必要である。














評点:100点

COMMENT

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"芸能界"で成功する人は

魂を売り渡した人・・といった指摘も読みますが、
ダーリーン・ラヴさんのような例もあるのですね!
希望を感じます。

Re: "芸能界"で成功する人は

「katsukoのブログ」 さん

> 魂を売り渡した人・・といった指摘も読みますが、
> ダーリーン・ラヴさんのような例もあるのですね!
> 希望を感じます。

コメント有難うございます。

何かと汚いこの世界ですが、彼女の前向きな人生を見る限り、「人生まだまだ捨てたもんじゃないな」と思わせてくれますね。

Re: NoTitle

鍵コメさん

私のほうこそ感謝しています。
有難うございます。

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