生命の起源は、ダンという蛇とその妻が、地上に降りて世界を造ったそうよ ANGELIQUE KIDJO - アンジェリーク・キジョ
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生命の起源は、ダンという蛇とその妻が、地上に降りて世界を造ったそうよ ANGELIQUE KIDJO

「AYE」ANGELIQUE KIDJO


1994年のアンジェリーク・キジョーのアルバムである。
まず、タイトル『アエ』は、ベナン/トーゴの部族、フォンの伝説によるものであり、その伝説は下記の通りである。


フォンの国の伝説によると、生命の起源は、ダンという蛇とその妻が、地上に降りて世界を造ったそうよ
41日間骨折って働いた後、安らかに絡まりあいながら、彼らは天国に戻り蛇となった
それ以来、ダンが願いを叶えたいと思う人は、蛇が地面に触れるところに引き寄せられる
そこのある洞窟には金銀、財宝が溢れている


『人類の起源は爬虫類的宇宙人である』説が、新たに強固なものとなりつつある・・・
さて、本作であるが、初期のアンジェリークのパワフルでポップなアフリカンソウルが縦横無尽に展開されている。有りがたいことに、日本語対訳が記されているので、それをふまえて曲の解説をする。
「アゴロ」は、超ノリノリで、かつポップな傑作である。「「愛、人生、母なる大地、愛、人生、母なるアフリカ、母なる大地の恵みを満喫しよう」と歌う。
「アドゥマ」は、「好奇心をもって準備していよう、目と耳を開いて待っていよう、私達の地球を動かす物の違いを見極めよう」と歌う、これまたノリノリのダンサブルな曲である。
「アザン・ナ・ケペ」は、一転してスローでありながら意味深な曲である。「どこかで人々を集めて洗脳しようとしている、どこかで人々を集めて、互いに殺しあうように仕向けている」との歌詞は、明らかに「彼ら」の“悪行”を痛烈に批判している。
「タケードメ」は、「今日気分よく目覚めた、木に触れて天に感謝しよう」と歌う、「アフリカの広大な大地」を思い浮かばされる壮大なスケールの曲である。
「ジャン・ジャン」は、「私達の肌は黒や白かもしれない、でも私達の血は赤い、なぜ憎しみを、子供を売るまで高めなければならないのだろう」と歌う、アンジェリークの鋭いメッセージ・ソングである。
「ロン・ロン・バジョ」は、「愛しい人よ、私はあなたのものよ、愛しい人よ、世界中の苦しみで病んだ私のハートを癒してください」と歌う、「愛」に溢れた曲である。
「ヤマンジェ」は、「気をつけなさい、私を悲しませないで」と歌う、いかにもアフリカらしい打楽器の印象的なリズミカルな曲である。
「トンボ」は、「ヴードゥーの女神、降りて来てください、貴方のお知恵を伝授してください」と歌う、神秘的で、かつ力強い曲である。間奏のサクスフォーンが効果的である。


「蛇伝説」が感じられる動画です↓











評点:100点

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