太田龍

「文明はシリウスから来た」という歴史的事実を現代の一般大衆に知らせることを世界権力は欲しないのである

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「<米国同時多発テロ>の真相がわかる ユダヤ・キリスト教VSイスラム
~監獄の一神教が世界犯罪を行なってきた!」第1回 太田龍



2001年11月の書である。例の「9.11」から2か月後の出版である。恐らく、本書の執筆後期になってこの事件が発生したのでタイトル等を改変したのではないかと思われるが、さてその内容はどのようなものであったでしょうか・・・。
以下、一部引用します。複数回に分けて記します。



*虎穴に入らずんば虎児を得ず~私は西洋の核心、西洋の本丸、西洋の秘密のなかの秘密へと肉迫した。そして私がついにとらえた西洋の中核は、<畜産の論理>である
畜産の論理をどこまでも推し進めてゆくと、必然的に人間社会のなかに家畜制度が持ち込まれる。人類が、<①家畜人>と、<②主人(飼い主)>とに、分裂するのだ。
そして実にこの論理こそ、いわゆる「一神教」の正体そのものであったのだ
一神教の信仰体系においては、天地を創造した造物主たる唯一絶対の神(God)にとって、地上の人間は羊であり、神(God)の独り子イエス・キリストは、羊飼いである。これこそ、むき出し・まる出しの家畜制度の論理でなくてなんであろう。

*さて、『世界の16人の十字架に架けられた救い主たち』というカージー・グレイブズの著作がある。グレイブズは1775年に生まれ1860年没くらいしか経歴はわからないが、1960年に増補第六版がヘルスリサーチ社より復刻出版されており、140年後の今も手にとることができる。
同書によれば、“イエス・キリストは十字架に架けられて殺され、そのあと復活し・・・”云々という話は、イエス以前にも世界中に16人(神?)もほとんどまったく同様のストーリーで救世主が存在していたという。それは次のように列挙される。
「① 紀元前1200年のインドで、クリシナが十字架に架けられて殺された。②同じく前600年にヒンドゥー教のサキアが十字架に架けられて殺された。以下同様に、③前1160年のシリアのタムーズ、・・・・・(中略)・・・・・
⑯ 前600年のペルシャのミトラ」

こうした調査・研究からグレイブズは、「(救世主としての)イエス・キリストなる人物は、彼が存在したとされる時代の歴史記録に、いかなる場所をも見出さない」と結論づけるつまり『新約聖書』のイエスのストーリーは、それ以前の救い主たちのストーリーの剽窃によっており、イエス・キリストは“非存在”だとするのである
確かに、前述した「ニケア・クレド」(三位一体説=神の子たるイエスは精霊とともに神と同格)に反し“人の子たるイエス”を唱えるとして異端とされたアリウス派が残虐な迫害・殺戮に遭ったことや三位一体説の不可解さは、作為と虚構があったとするほうがむしろわかりやすいものになる。

*そこで、19世紀フリーメーソンの最高首脳たるべきアルバート・パイクが、アーリア問題の研究調査を主題の一つとした次に記される充分の理由が存在してくる。
我々ヨーロッパ人は、どれほど混血してようとも、すべて、アーリア人種である。ドイツ人、ゴール人、フランク人、ラテン人、サクソン人、ケルト人・・・我らはすべて一つの血統、一つの家族である。・・・我々は自然的本性においてアーリア人種であり、インド・ヨーロッパ人種であって、セム人種ではない。ヨーロッパ系言語には、セム系言語はいっさい混入していない。・・・」(A・パイク著「リグ・ヴェーダに含まれるインド・アーリア人の神々と崇拝」)
つまりはパイクはここで、ヨーロッパ人はアーリア人種であってセム人種ではないという命題を強調しているのである。この問題は一筋縄ではいかないであろう。
というのも、アルバート・パイクは1891年に死亡したが、米国上下両院の、たぶん満場一致かそれに近い賛成決議と米国政府の支持承認のもとに、米国フリーメーソンは1897年、米国の首都ワシンドンDCの中心部に堂々たるパイクの銅像を建立した。もちろん、百年後の今にもそれは現存する。
つまり、米国を支配しているユダヤイルミナティ勢力は、19世紀も20世紀も今も、変わることなくアルバート・パイクの思想的影響下に置かれているといえる。してみると、ユダヤのセム主義・セム人種・セム系世界観と、パイクのいうアーリア的世界観とは、はたしてどのように折り合いをつけているのだろうか。
この矛盾は、表面的に見るとひどくこんがらかっていて、とても解けそうにない。フリーメーソンの本体はユダヤであり、フリーメーソン会員は人工的ユダヤであるといわれることもある。
ところが、世界のフリーメーソンの頂点に立つアルバート・パイクは、ユダヤ人でもないしユダヤ教徒でもない。セム系でなくて自分たちはアーリア人であるという。

*私は邦訳版を読んだあとで、英語原書(『ザ・シリウス・ミステリー5千年前の異星人の地球への飛来の新しい科学的証拠』)を入手した。そして、この英語原本と邦訳本を比較するとひと目で邦訳は抄訳であることがわかる。分量はおよそ二分の一。なによりも、著書に対する妨害についての記載がまったく抜け落ちている。
1976年の『ザ・シリウス・ミステリー』の出版の直後、著者ロバート・テンプルに対する15年にわたる強力な諜報機関の迫害が開始された。なぜ、世界の諜報機関の頂点に位置するそれらの組織が、テンプルの調査を葬り去ろうとしてかくも莫大な力を傾注したのか、それは推測するしかない。しかし彼らの企図は失敗した」(1998年、増補第4版を発刊。邦訳はこの第4版を根底にしているという)と裏表紙にある。その事実が邦訳版には紹介されていない。
・・・・・(中略)・・・・・
米CIAその他の世界の主要諜報機関は、気まぐれにテンプルが記したようなことをするわけはない。CIAは後述するジョン・コールマンによれば、れっきとした「イルミナティ世界権力中枢の三百人委員会」直系の諜報機関である。つまり、ロバート・テンプルが解明したようなかたちで「文明はシリウスから来た」という歴史的事実を現代の一般大衆に知らせることを世界権力は欲しないのである。

小村外相は日露講和の成立後、世界の鉄道財閥ハリマン(三百人委員会の直系)の南満州鉄道(略称・満鉄)経営介入の要求を拒否すると同時に、日本人が日本国内でフリーメーソンに参加することを禁止し、かつ幕末開国時から横浜・長崎・神戸などに開設されたフリーメーソンの支部(ロッジ)については、閉鎖はしないけれども厳重な警察の監視下に置くという画期的な一歩を踏み出している。
これは西洋に対する有効な反撃であったことは間違いない。けれども、フリーメーソンは西洋の秘密結社のほんの一部にすぎない。いかにも派手派手しく自らを秘密結社の代表格として世間にひけらかしているけれども、そんなものは英語でいう「フロント(front)」の一種なのである。
フロントは日本語のなかにもすでに入り込んでいる。たとえばホテルのフロント(「フロント・デスク」からの和製語)やプロ野球球団のフロント(球団経営の実務部門を指す日本式英語)があるが、ともに意味を取り違えた用法になっている。
フロントはもともと“前面”や“前線”を意味する。しかし、むしろ「飾り物の代表者」「人気とりのための看板男」「隠れ蓑(不法な行為を隠蔽するための)」といった用法にこそその本質があり、それが日本人に見えていないからである。
フリーメーソンは、まさに「西洋秘密結社」のフロント(飾り物の代表者、隠れ蓑)そのものである。本物の「西洋秘密結社」は、フロント(表面・正面・前面)からはまったく見えない。
私自身もかつてはそうであった。1917年10月に突如としてロシア共産革命が勃発した際、ごく少数のユダヤ人共産主義者があのロシア帝国を転覆させ共産政権を樹立した。そして、そのユダヤ共産革命を米英に本拠を置くユダヤ金融財閥が全面的に支援しているという事実を知って、私は初めて西洋秘密結社の恐ろしさに目覚めた。

*コールマン博士は、『戦争と紙幣(ペーパーマネー)』のなかで、このことを次のようにまとめている。
「①紙幣(ペーパーマネー)はユダヤ人の発明したニセの金であり、その存在自体がある種の政治犯罪である
1694年、英国はユダヤ人のイングランド銀行に英国紙幣を発行する権限を与えた
そのときから、ユダヤ人は英国の国家と政府を思いのままに使役して、英国国民の同意なしに戦争させることができるようになった
紙幣がなければ、政府は国民の同意指示がない限り、他の国に対して宣戦布告ができない。したがって、戦争もできない
しかし1694年以降、英国は対外戦争に引き込まれた、そして、それらの戦争のすべてが英国国民の同意なく、英国に取り憑いたユダヤ人の利益のために計画され、実行されたものである
英国から米国へ、現代資本主義経済はこの流れのなかにあるが、ユダヤ人の米国進出は、驚くべきことにコロンブスの「新大陸発見」そのものとともに始まるという。
だが、今日の米国支配階級(エスタブリッシュメント)は依然としてWASP(W=白人、AS=アングロサクソン、P=プロテスタント)系であり、ユダヤ人などのような傍系は表舞台に進出できないだろうという意識を、多くの日本人が持っている。
ここに私が≪プロローグ≫において、“単純なユダヤ陰謀説としてではなく”とする意味があり、また前章に記した“アルバート・パイクがWASPであるとともにフリーメーソン・・・”にかかわってくるのである。
つまり、ユダヤ人そのものを問題にするのではなく、それを皮切りに奥へ奥へと肉迫していかなければならない。フリーメーソンは「フロント」であるとここまでに既述してきたように、ユダヤ人自体はそれ以上のまったくのフロントなのだ。その“奥の院”、たとえばコールマン博士がいう「三百人委員会」、そして「イルミナティ」などなど、さらにはその上のGod(あるいはthe Gods)に目を向けていかなければならないだろう






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