アリー・ファルカ・トゥーレ、トゥマニ・ジャバテ - 嘘八百のこの世界

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アリー・ファルカ・トゥーレ、トゥマニ・ジャバテ カテゴリーの記事

「Hamadoun」 Toumani & Sidiki Diabaté

今日の1曲は、トゥマニ・ジャバテと息子のシディキ・ジャバテの「Hamadoun」です。




アリーが最期に残してくれた“音の玉手箱” Ali Farke Toure & Toumani Diabate

「Ali Farke Toure & Toumani Diabate」
Ali Farke Toure & Toumani Diabate




偉大なるマリのミュージシャン・アリー・ファルカ・トゥーレと、天才コラ奏者トゥマニ・ジャバテの、2010年に発表されたジョイントアルバムである。
アリーは2006年3月7日に癌で亡くなっているため、本作はアリーの遺作であり、死後に発売されたアルバムとなる。
アルバム解説によると、レコーディング中に、アリーの病状はかなり悪化しており、激痛のために演奏できなくなり録音を中断せざるを得ない場面が何度もあったらしい。そのたびにトゥマニが演奏をやめると、アリーはトゥマニに演奏を続けるように言い、このアルバムの完成に意欲を見せていたとのことだ。
恐らくアリーは自分の死を覚悟して、最期の仕事をやり遂げようとしたのだろう。
しかし、本作にはそういった悲壮感のようなものが、全く感じられない。
ただ、この二人の天才ミュージシャンによる崇高な音世界が繰り広げられているだけだ。
アリーの新作が聴けないことは寂しい限りだが、我々はアリーが残してくれた偉大な作品を聴くことが出来る。
アリーが最期に残してくれた“音の玉手箱”を開くことが出来ることに感謝したい。
そしてこれからも、アリーの遺志を継ぐトゥマニが崇高な音楽作品を聴かせていってくれるだろう。













評点:100点

竹内文書を証明するミュージシャン? ALI FARKA TOURE

「radio mali」ali farka toure



アルバムタイトルの「レイディオ・マリ」というのは、マリの国営ラジオ局のことである。
アリー・ファルカ・トゥーレは1970年ころからレイディオ・マリでエンジニアの職をしながら、専属楽団のメンバーにもなり多くの録音を残した。このアルバムは当時の貴重な音源を収録したアリーのミュージシャンとしての出発点となる編集アルバムである。
リリースされたのは1996年である。

アリーが最も影響されたアメリカの黒人ミュージシャンはジョン・リー・フッカーだというが、ジョン・リーのギターパターンと同じくどの曲も似かよった印象を受ける(笑)。
アリーも「ジョン・リーのスタイルを取り入れながら独自のギター・サウンドを追求した」
と、述べていたようだ。ただ、それぞれの曲は似かよっているようだが、よく聞いていると微妙にニュアンスが違っていて実に深みが感じられる。アリーもジョン・リーも、音楽通をうならせる“アフリカとアメリカを代表するブルース・ミュージシャン”であったことは疑いようがない。

「ンジャルカ」はインストにアリーの語りが重なった内容である。Njarka violinと表記されているが、マリのヴァイオリンなのだろうか?短い曲だが神秘的な印象を受ける。
「イェール・マリ・ガコヨヨ」「ソコ」「マーチェンゴイディ」「レイディオ・マリ」等は日本の民謡やお経を想起させる。竹内文書じゃないけれど、古代日本となにがしかの繋がりがあったのではないだろうか?
「サマリア」は女性ヴォーカルがいい。
「ハニ」はギターイントロが軽快で印象深い。

基本的にアリーのヴォーカルとギターを中心としたシンプルな構成であるが、淡々としたリズムの中にどこか懐かしさを感じさせる実に不思議なアルバムである。













評点:90点




レイディオ・マリレイディオ・マリ
(2008/08/10)
アリー・ファルカ・トゥーレ

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ブルースのルーツは、マリの伝統音楽にあると信じている Ali Farka Toure & Ry Cooder

「Talking Timbuktu」Ali Farka Toure & Ry Cooder



私の大好きなアリ・ファルカ・トゥーレとライ・クーダーの1994年の共作アルバムである。アリはアフリカ・マリの偉大なギタリスト・ミュージシャンであり、故郷マリ・ニアフンケの村長でもあった。アメリカ・ブルースとマリの伝統音楽を融合させた独特のアフリカン・ブルースを生み出した。そして、国際的ミュージシャンになってからも、故郷マリ・ニアフンケのために力を尽くした偉大な人物である。アリは、「ブルースのルーツは、マリの伝統音楽にあると信じている」と語っているが、私も同感である。
今作品はアメリカ・ロスアンジェルスでの録音であるが、アリのギター・ヴォーカルと、ライのスライドギター及びマリンバと、ウマール・トゥーレのコンガと、ハマ・サンカーレのCALABASH(ひょうたんを使用した楽器?)が実に巧みに絡み合っており、“マリの大地”を思わせる澄みきったサウンドとなっている。1995年のグラミー賞ベスト・ワールドミュージック・アルバム賞を受賞している。
YouTubeと歌詞解説(アリ自身が書いたもの)を紹介する。




「Bonde」ボンデ
すべての女性が結婚に向くとは限らない~ある女性の性格をうたった歌。




「Soukora」スコラ
恋人よ、夜のとばりが私たちの上に降りてくる。それは内省のとき、そして恋人たちのとき~燃える思いを愛する人に捧げる男の歌。




「Sega」セガ
ヤマカガシのこと。




「Diaraby」ジャラビ
どうしたというのだ、恋人よ、私が愛するのはおまえ。私には何もないから、おまえの母さんは私と結婚するなと言うが、おまえを愛している。私には何もないから、おまえの友達は私と結婚するなと言うが、おまえを愛している。私には何もないから、おまえの父さんは私と結婚するなと言うが、おまえを愛している。
一体どうしたっていうのだ、恋人よ。私が愛するのはおまえ。怒らないで、泣かないで。愛のために悲しんではいけない。






評点:100点



Talking TimbuktuTalking Timbuktu
(2009/10/06)
Ali Farka Toure with Ry Cooder

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テンプレート説明

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