Category日本人のルーツ 1/2
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2015年09月18日 5
「吉備国に秦氏の足跡を訪ねて・・・」先日、岡山県総社市にある秦に行ってきました。秦と書いてハダと読みます。この地名のゆかりとして秦氏の存在があることを知ったことが、この地を訪ねた理由です。秦氏といえば、大多数の人が京都(特に太秦)を連想するのではないでしょうか。私も、つい最近まで、そのイメージしかありませんでした。しかし、秦氏は238年頃、2万人を引き連れて百済からやってきた渡来人だとのことですが...
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2014年09月17日 7
「日本起源の謎を解く」②山本健造前回に続く。今回は疑問に感じた箇所の一部を引用する。<疑問に感じた箇所>*この「東日流外三郡誌(つがるそとさんぐんし)」は、長髄彦が神武天皇と長年に亘り激戦し破敗れて津軽に逃げて来たのであり、神武天皇は逆賊であるという立場をとり「古事記」や「日本書紀」、「六国史」は朝廷を美化するためのもので偽史であると非難し怨み続ける姿勢を貫いているのです。・・・・・(中略)・・・...
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2014年09月13日 2
「日本起源の謎を解く」①山本健造1991年の書である。以前、太田龍氏が著書の中で「飛騨高天原説」に触れておられたので少し関心を持っていたが特に調べていなかった。そんなことは忘れていた頃に、Misaki-1167さんからこの説に関するコメントをいただき、ご推薦いただいたため読んでみた。複数回に分けて、価値ある箇所と疑問に感じた箇所を記す。今回は価値ある箇所を一部引用する。<価値ある箇所>*安田喜憲(よしのり)氏...
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2013年09月17日 2
「古代ユダヤ人は日本に封印された」~「聖書」が明かす原日本人のルーツ~ 宇野正美1992年の書である。聖書の記述から古代ユダヤ人が日本に来ていたことを探る。また、聖書預言とからめてアスケナジー・ユダヤ・シオニストの“偽り”を暴いている。以下、一部引用する。*東北地方、中でも南部(岩手県)の民謡「ナギヤドヤラ」は、昔から歌われてきたが、その意味を理解する者は誰もいなかった。しかし子々孫々その曲や歌詞は...
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2013年03月20日 0
「十六菊花紋の謎 日本民族の源流を探る」岩田 明1990年の書である。前回に引き続き岩田氏の著作を読んだ。約5千年前メソポタミアに人類最古の文明を築いたシュメール人のシュメール(SUMER)という言葉は、ラテン語ではスメルと発音し、天皇を古語ではスメラミコトと尊称する。皇室の紋章は十六菊花紋であるが、シュメール王朝最盛期の都バビロン・イシュタル門の、巨大なライオン像の壁の周囲に十六菊花紋が配されている...