ラテンミュージック・キューバ・ルンバ・ガリフーナ - 嘘八百のこの世界

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ソウルマンの娘のマロンです。お散歩大好きです。 

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「Lambada」Kaoma

カオマの元ボーカル、ロアラ・ブラスが亡くなりました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170120-00000000-jij-int
「ランバダ」のロアラ・ブラスさん死去=焼けた車内で発見―ブラジル


今日の1曲は、カマオのランバダです。
ご冥福をお祈りいたします。






「Clandestino」 Manu Chao

今日の1曲は、マヌ・チャオの「クランデスティーノ」です。
「クランデスティーノ」とは、「非合法」転じて「不法移民」のことを指しています。
マヌチャオは、不法移民の立場でこの曲を歌っています。
トランプの移民排除政策などは、許せないものなのでしょうね。




















クリスタルのように透き通るピュアなハートの新世代アーティスト DAYME AROCENA

「NUEVA ERA」DAYME AROCENA


キューバの新世代ミュージシャン、ダイメ・アロセナの2015年発売のデビュー・アルバムである。
1993年生まれとのことで、弱冠22歳の作品である。
ダイメは幼少期から地元ののど自慢大会で優勝するなどで才能を発揮し、8歳でセミプロとして歌っていたとのことだ。
歌が上手いのはもちろんだが、ボーナス曲以外は全て自作であるというから、相当な才能の持ち主である。
基本的にはジャズ風の楽曲が中心だが、アフロ・キューバン・サウンドを歌わしても天下一品である。
また、英語、スペイン語、ヨルバ語を使い分けているのも興味深い。

1曲目の「MADRES」で、いきなりノックアウトされる。ヨルバ語で歌われており歌詞は不明だが、切々と迫って来るダイメのヴォーカルが力強く、親指ピアノを使用したバック演奏が実に神秘的である。これはキューバというよりも、アフリカの大地の音楽ですナ。

「DRAMA」は、一転してダイメの慈愛に満ち溢れたヴォーカルで始まる。ニール・チャールズのタイトなベース、ロバート・ミッチェルの美しいピアノに、リズミカルなコンガが組み合わさり、絶妙な音色を醸し出している。

「DON’T UNPLUG MY BODY」は、ラテン・ジャズ感覚溢れる名曲である。ピアノもいいが、トランペットが実に効果的に使われている。

「DUST」は、「空に舞う塵、月のごとく浮かぶ 私の椅子に埃、背中のあたり」と歌う。
淡々としたダイメのヴォーカルとピアノが心に沁みる。

「CRYSTAL」は、「そっと囁いて、どれだけ私を求めているか だって、あなたは私の星 戻って来て、私のところに 私のハートはクリスタルのように透き通っている」と歌う。
本当にダイメは22歳なのだろうか? 最早、円熟歌手の領域を感じさせる。

「EL RUSO」は、「ロシア語」という意味である。「まるでロシア語が分かっていないじゃない」という単純な歌詞を繰り返しているのだが、ノリノリのアフロ・キューバン・サウンドである。やはり、私はこの手のゴキゲンな音楽が好きだ。

タイトル曲の「NUEVA ERA」は「新時代」という意味だが、まさに、その言葉を象徴するような斬新な曲である。ダイメ自身の多重録音したコーラスを基本のヴォーカルに重ねているのだ。

ボーナス曲の「CRY ME A RIVER」は、アフリカン・テイストが散りばめられている。
ダイメのアレンジ・センスの素晴らしさにも、脱帽してしまう。

いやはや、トンデモナイ新人が登場したものである。間違いなくダイメは「本物」である。
ダークな面が根深い音楽業界ではあるが、一筋の光明を見出した感がある。
ダイメには周囲に汚されることなく“今のまま、真っすぐ”育っていってもらいたいと、切に願います。










評点:100点

アンディー・パラシオのガリフーナ魂(ソウル)は永遠に語り継がれる  Andy Palacio

「WATINA」Andy Palacio

2007年のアンディー・パラシオのアルバムである
アンディーは、1960年12月2日に中米ベリーズのバランコという海沿いの町でガリフーナ人(アフリカ人と中米の先住民たちとの混血人)の家庭に生まれました。アンディーは最初はかなりポップな音楽をやっていたらしいですが、ベリーズ人のレコード・プロデューサー、アイヴァン・ドゥランに説得されてガリフーナの伝統音楽を掘り下げたものを目指した結果発表された本作は、その年のワールド・ミュージック界では大きく注目され、年間ベストに選ばれました。
しかし、翌年の2008年1月19日、アンディーは脳卒中で急死しました。まだ47歳でした。
歌詞対訳が付帯されていませんので全く歌詞の意味は分かりませんが、音楽はどの曲も本当に素晴らしいです。
皆さんも、偉大なガリフーナ人、アンディー・パラシオのガリフーナ魂(ソウル)に触れてみてください。
















評点:100点

全人類を救済する(?)キューバの天才音楽家、ARSENIO RODRIGUEZ

「Quindembo-Afro Magia-La Magia 」
ARSENIO RODRIGUEZ





キューバの偉大なミュージシャンであるアルセニオ・ロドリゲスの1963年のアメリカのエピック・レーベル録音のアルバムである。
ウィキ及びアルバム解説より、アルセニオの紹介を要約する。

アルセニオはキューバ中部のマタンサス州に1911年8月31日に生まれ、1970年12月31日に亡くなっています (*管理人注:生まれたのも亡くなったのも31日というのは不思議な感じがします)。18人兄弟の4番目だったそうです。
曽祖父はアフリカのコンゴから奴隷として連れてこられた人で、家庭は貧しかったが、アフリカ伝来の楽器に子供の頃から親しんでいました。
7歳のときに川の水を汲んで壷を運ぶ馬に顔を蹴られ、充分な手当ても受けられないまま視力を失い、音楽で暮らしを支えるしかなくなって、独学で楽器を習得しました。
アルセニオが演奏した最初の楽器はマリンブーラとベース・メロディを供給するアフリカの打楽器であるボッティージャでした。後に、アルセニオはトレースを演奏することを学び、その楽器でアルセニオは誰もが認める巨匠となりました。
アルセニオは、1927年に作曲を始め、最初のボレロを書き、それから、より原始的なリズムに変化していきました。アルセニオの音楽的な言語は西アフリカの言語です。
アルセニオはマンボのリズムを、最初に発明、ないしは、出会った人でした。1937年に、アルセニオは、新しいリズムで“ソー・カバロ”という曲を作曲しました。それを、最初アルセニオは、ディアブロ(悪魔)と呼んでいましたが、後にその名前がマンボという言葉に変わりました。

アルバムに触れます。
「バイラ・シンバレ」は「シンバレは(を)踊る」という意味です。コテコテの関西人のおっちゃんとおばちゃんが“掛け合い漫才”をしてるような印象で、笑わずにはいられません。
(男)「そんなに細かいことゴチャゴチャ言わんでもええやろ」
(女)「えーかげんにしときや、あんた、あんたの面倒もー見てられへんわ!」のように聞こえます(笑)

「コンパイ・シマローン」は、スペイン語で、コンパイは「仲間、友達」、シマローンは「逃亡奴隷」を意味します。奴隷制時代、逃げた奴隷を追う「逃亡奴隷ハンター」の多くは捜索、逮捕用に犬を使っていたからか、「逃げろ、犬が飛び掛ってくるぞ」という歌詞があります。私には、「働けBC」と聞こえます(笑)

「テイーンエイジャーたちがチャンギーを踊る」は、フルートのソロが実にいい。

「アルバンシオーサ」は、「うぬぼれ女」の意味だと思われます。アフリカンリズムがビンビンです。

「モナ」は、「雌ざる」または、「かわいい女性」という意味です。曲で歌われているのは後者でしょう(笑)

「キンデンボ・ホット」は、「キンデンボはこんな風に踊るんだよ、僕は大好きなんだ」と、歌っています。「キンデンボ」という言葉は、コンゴの言葉で「ごちゃ混ぜ」を意味する。


いやー、それにしてもアルセニオの作り出す音世界は凄まじい。キューバ音楽というよりも、彼のルーツである西アフリカの音楽がベースにあって、スペイン風味が混じった、まさにキンデンボ(ごちゃ混ぜ)といったとこか。

アルセニオのヴォーカル、トレース、打楽器、フルート等、実に多彩である。さらに、マンボを作った人だというから、彼の偉大さがよく分かるというものだ。
幼い頃に失明したにも関わらず、全く暗さがない。徹底的に超明るく、超情熱的な音楽だ。
全て、彼の自作である。アッパレというしかない。

これだけ偉大な人物であり、天才音楽家であるのにも関わらず、日本ではレイ・チャールズらと比べても、あまりに知名度が低すぎるのではないだろうか。
是非、騙されたと思って、アルバムを買って聞いてみて下さい。
動画のあったものは全てアップするが、なかった曲のほうが名曲が多いのだ。
聞いてもらえれば、「バイラ・シンバレ」が関西人の掛け合い漫才に似ている、と言った意味を理解してもらえると思います(笑)。

そして、赤ちゃんから爺さん婆さんまで、日本人も、韓国人も、中国人も、インド人も、ユダヤ人も、アラブ人も、アフリカ人も、アメリカ人も、ロシア人も、ウクライナ人も、エスキモーも、インディアンも、全人類が全てを忘れて踊り狂って下さい。

そうすれば、戦争のない世界平和が来るでしょう!甘いか(笑)












評点:100点




キンデンボキンデンボ
(2005/07/20)
アルセニオ・ロドリゲス

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テンプレート説明

このテンプレートは、プラグイン1・2・3に対応しています。
背景はスライドショーになっています。

◎プラグイン説明

最上部のメニューバーがプラグイン1です。マウスオーバーで展開するメニューになっていますので、お好みでプラグインを設定してください。「HOME」のような普通のリンクも置けます。
←のエリアがプラグイン2です。有効範囲幅は180pxです。
このエリアがプラグイン3です。有効範囲幅は540pxです。
サイズの大きなプラグインに適しています。

※最上部メニューバーの上に隙間がある方

最上部のメニューバーの上にFC2検索バー用のスペースを設けています。
検索バーを表示しない設定にしている方は、cssの最上部メニュー.MegaMenuの中にあるtop:27pxをtop:0に変更してください。

◎背景スライドショー説明

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