アフリカンミュージック - 嘘八百のこの世界
このブログを始めて今日で9年。そして10年目に突入します。
現在この嘘世界は大嘘を極めており、人類は大変な時期を迎えています。
私ができることは、音楽を紹介したり、書評を書いたり、嘘世界を暴いたりすることぐらいです。
これからも微力ではありますが、気負わない程度に頑張っていこうと思っています。
今日の1曲は、ティリスト・オーイソの「Kiada (Kiyada)」です。
情報がほとんどないので私もよく分かっていませんが、エチオピアのワライタという民族のミュージシャンらしいです。ポチッと押してもらえると、明日への活力となります
にほんブログ村
今日の1曲は、ジャガワラ・サリの「Den na mo -'Denko'」です。ポチッと押してもらえると、明日への活力となります
にほんブログ村
「DRUMS OF PASSION」Babatunde Olatunjiババトゥンデ・オラトゥンジの2002年にCD化されたアルバムである。
オリジナルは1960年リリースされており、なんと500万枚以上売れている。
世界に「アフリカ音楽ここにあり」と知らしめた初のアルバムであると言っていいだろう。
はい、「ワールドミュージックの元祖」である。
私がオラトゥンジのことを知ったのは、つい最近のことである。
先日ニーナ・シモンの曲紹介をしたが、その際にその曲がオラトゥンジ作であることを知り、彼のオリジナルを聴いた。圧倒されて本作を購入した。
「圧巻」の一言である。
アルバムを通してアフリカンリズムが怒涛のように押し寄せてくる。
アフリカの大地のうねりを感じさせてくれるのだ。
オラトゥンジは、ナイジェリアのドラマー、ソングライター、教育者、社会活動家であった。1927年4月7日生まれで、2003年4月6日(誕生日の前日である)に他界している。
私は以前からアフリカ音楽が好きで、いろんなミュージシャンの多くのアルバムを聴いてきたが、すべてオラトゥンジより後に出てきたミュージシャンばかりである。
アフリカのミュージシャンはどれも凄いミュージシャンばかりだが、オラトゥンジも凄い。
アフリカにこんな前からこれほど凄いミュージシャンがいたとは、超驚きである。
本作が1960年リリースされたということは、オラトゥンジはビートルズやストーンズよりも早くからデビューしていたということだ。
オラトゥンジは、ジョン・コルトレーンやサンタナにも影響を与えているのだ。
勿論、ニーナ・シモンにも。
本作に収録されている「Jin-go-lo-ba」は、どこかで聴いた曲だと思ったのだが、それもそのはずである。サンタナのデビュー作に収録されている曲なのだ。
この曲のオリジナルがオラトゥンジであったことは、全然知らなかった。
「Oya」を聴いて、これまたどこかで聴いたと思ったのだが、日本の和太鼓の演奏にそっくりなのである。
オラトゥンジの曲は、日本人の遠い記憶を呼び起こしてくれる曲なのである。
私は前から感じている。
「アフリカ音楽と日本の音楽はどこかに接点があるに違いない」と。
いつの時代か分からないが(縄文時代?)、アフリカと日本は繋がっていたのだろう。
人の行き来、文化の行き来があったに違いない。
「日ユ同祖論」ならぬ「日ア(フリカ)同祖論」?
オラトゥンジの曲に限らずアフリカ音楽を聴けば、「肌の色以前に日本人とアフリカ人は繋がっていたのだ」ということを感じさせてくれるのである。
我々の遠い先祖はアフリカの大地で暮らしていたのかもしれない。
評点:100点ポチッと押してもらえると、明日への活力となります
にほんブログ村
今日の1曲は、Boubacar “Badian” Diabateの「Diyana Mogo」です。ポチッと押してもらえると、明日への活力となります
にほんブログ村
今日は2曲。ウォリー・バダロウの「Awa」「The Feet Of Fouta」です。ポチッと押してもらえると、明日への活力となります
にほんブログ村