ニール・ヤング - 嘘八百のこの世界
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ニール・ヤング カテゴリーの記事

セックス・ピストルズよりもニール・ヤングの方がよっぽどパンクである

「RUST NEVER SLEEPS」NEIL YOUNG



1979年のニール・ヤングのアルバムである。
アルバムタイトルは、直訳すると「錆は決して眠らない(永眠しない、葬られない)」という意味である。
ニールがこのようなアルバムタイトルにした意図は、元セックス・ピストルズのジョニー・ロットンの有名な発言を意識したところにあるようだ。
ジョニー・ロットンの有名な発言とは、言うまでもなくピストルズ解散時の「ロックンロールは死んだ」発言のことだ。
この発言に対してニールは、1曲目(アコースティック)とラスト(ロック)の「マイ・マイ、ヘイ・ヘイ」の中でこのように歌っている。

It’ better to burn out ‘cause rust never sleeps

「錆は決して眠らない(永眠しない、葬られない)から燃え尽きた方がいい」
つまり「錆就くぐらいなら燃え尽きた方がいい」という意味である。
「It」は勿論ロックのことである。

長くなったが、これが本作のアルバムタイトルの意味であり、当時のニールの主張であった。セックス・ピストルズはパンクロックのパイオニアであり、これまでロック市場を席捲していた当時の有名ロックバンドを痛烈に批判した。
ニール・ヤングの場合は、ロックというよりもフォーク寄りであるため、セックス・ピストルズの批判の対象になっていたかどうかは微妙なところだが、“旧体制派”という意味では批判の対象になっていてもおかしくはない。
その批判される対象であるはずの“旧体制派”のニール・ヤングが、自分たちを批判しているセックス・ピストルズのジョニー・ロットンのことを「評価」したわけである。
本作はこのようにニールの“太っ腹”な姿勢が感じられる作品であったため、当時のロックファンや評論家からも「評価」されたようである。
とはいっても、基本的に私はニール・ヤングを後追いで聴いているので当時のことはよく分かっておらず、あくまでもライナーノーツ等を読んで感じた感想を述べているに過ぎないことを断わっておく。
ひょっとしてニールの本心はジョニー・ロットンの名を語ることでアルバムセールスを上げる効果を狙ったことだったのかもしれないが、私は素直にニールの姿勢を評価したい。

ここで少し話がそれるが、当時のパンクロックについて思うところを少し述べておきます。
一口にパンクロックといっても、どこまで既存の体制を批判していたのかは疑問である。
パンクロックをきっちりと調べたわけではないが、彼らの主張はせいぜいピストルズがエリザベスを批判した程度なのではないのだろうか?
政治家や権力者を全く批判しない自称“ロックミュージシャン”よりは十分マシなのだが、その程度では偉そうに「俺たちはパンクロッカーだ」なんて言えたもんじゃないだろう。
私がブログで書いているようなことを歌っているとはとても思えない。
まぁ無理な注文でしょうけどね(苦笑)
デカい音を出して下手なりに叫んで、髪の毛を突っ立てて麻薬をやって不良を気取っているだけでは、何もパンクじゃない。ただの町のチンピラである。
本当にパンクなら、そういった見かけだけの主張でなく中身を伴った主張をするべきである。自分たちの暮らしぶりを悪くさせている「本当の敵」が誰なのかを見抜かなければならない。

デカい音でギターを弾き、声をがなり立てるだけでは、「本当の敵」にとっては痛くもかゆくもない。「本当の敵」を見破り、「核心に迫ったメッセージ」を届けるためには、しっかりとした知識を身に着ける必要があるのだ。

ほとんどの過去のパンクバンドは消え去ってしまった。
セックス・ピストルズの先輩格であるニール・ヤングは、今もしっかりと政治家や社会の矛盾を批判する歌を発表し続けている。

セックス・ピストルズよりもニール・ヤングの方がよっぽどパンクである。

偉そうなことを言っているが、当時の私はニール・ヤングを全く聴いておらず、パンクロックの方が大好きでした。今もパンクロックは好きですよ。
セックス・ピストルズはほとんど聴いてないけどね。
髪の毛も突っ立ててましたね(笑)
頭の中は空っぽで、見かけや音のデカさの方が重要でしたね(笑)
パンクロックへの批判は過去の自分に対する批判のようなものですね(爆)

アルバムの内容にほとんど触れませんでしたが(笑)、Eですよ。
特に「ポカホンタス」がいいですね。
インディアンの目線で書かれた歌詞に好感を持ちます。
本当のパンクロッカーとは、ニールのような「権力者と戦う姿勢」を持ったミュージシャンのことを指すのでしょう。



評点:80点







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不思議と心を落ち着かせてくれる“癒し系アルバム” NEIL YOUNG

「ON THE BEACH」NEIL YOUNG


1974年のニール・ヤングのアルバムである。
一言、「地味なアルバム」である。これといったヒット曲も無い。
しかし、味気ないようでさりげない、不思議な自然体の雰囲気が感じられる。

「WALK ON」は、「自分の噂をしている連中がいるらしいが気になんてしないさ 前を向いて歩いていくのさ」といった趣旨の歌詞を持つフォークロックである。

「SEE THE SKY ABOUT TO RAIN」は、「今にも雨が降りそうな空を見てごらん ちぎれ雲と雨」と歌う情緒的な曲である。

「REVOLUTION BLUES」は、打って変わってロックである。
全体的に歌詞の意味はよく分からないが、「我々は人口を抑えるために25挺のライフルを持っている」という歌詞が気になる。人口削減? FEMA?

「VAMPIRE BLUES」は、「俺は吸血鬼 地面から血を取っている」と歌う。
石油産業の人間のことを歌っているのだろうか。

「MOTION PICTURES」と「AMBULANCE BLUES」は、共通点がある。
ともに歌詞はよく分からないが、雰囲気がある。
そして、ハーモニカが効果的である。

本作の邦題は「渚にて」だが、間違えても夏真っ盛りのビーチを連想しないでほしい。
夏の終わりの人がいなくなった冷たい風が吹いているビーチのイメージである。
まぁ、このような情緒的なアルバムも悪くはない。
不思議と心を落ち着かせてくれる“癒し系アルバム”である。
貧弱な観葉植物らしき物体と砂に頭を突っ込んだミサイルらしき物体が映されているビーチのジャケット写真にも笑わせてもらえる、“癒し系アルバム”である。




評点:60点






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ニール・ヤングを聴いて考えた「私のロック論」

「COMES A TIME」NEIL YOUNG



1978年のニール・ヤングのアルバムである。
実に牧歌的なアルバムである。温かい雰囲気に満ち溢れている。
ラストの「FOUR STRONG WINDS」を除いたすべての曲が、ニールの自作である。
一つとして駄作はなく、当時のニールの純真な想いを感じさせられる。
非の打ちどころのない内容だ。

しかし、しかし、である。
先日紹介した「LIVING WITH WAR」ほどは、私の心に強くは残らないのである。
これはあくまでも個人的な嗜好の問題だろうが、
牧歌的な幸せに満ち溢れた曲調に共感はするが、心底は入りこめない自分があるのだ。
“ロック大好き少年”だった昔の自分なら、この種の音楽は受け入れる余地は全くなかったが、“相変わらずのロック大好き親父”になった今の自分には、この種の音楽にも関心を持って聴く“ある種の寛容さ”は備わったと思う。
実際、今の自分は、ロック以上にブラックミュージックに強い関心を持つようになっている。
しかしこういった音楽に理解は示しながらも、何か物足りなさを感じてしまうのである。

このような私の音楽嗜好がどこから来るのかはうまく説明できないが、単純に「ロックは好きだが、フォークは苦手だ」というような問題ではないような気がする。
フォークソングでも歌詞にロックを感じるものは、私にとってはロックなのである。
私にとってロックとは、「社会に対する抵抗のメッセージ」「自己の内面からほとばしる想い」を感じさせる音楽なのである。
音がでかいとかでかくないとかの問題ではないのである。

そういった意味で、本作には“ロック”はあまり感じられないのである。
例えて言えば、日本のミュージシャンでは、私はパンタや清志郎が好きである。
最近ではamazarashiもいいと思っている。
これらのミュージシャンには“ロック”を感じるのである。
名前を挙げて申し訳ないが、さだまさしやドリカムやスピッツも、ごくたまに聴く。
いずれのミュージシャンも才能があり、素晴らしい曲を作っていると思う。
しかし、“ロック”はあまり感じられないのである。
私が本作を良作だと思うが今一つのめり込めない理由は、ここにあるのだろう。

本作で私が一番気に入っているのは、「MOTORCYCLE MAMA」である。
本作の中では異質だが、実にソウルフルに仕上がっている。
歌詞は「何を言おうとしているのかよく分からん」が、理屈抜きにご機嫌な曲である。
今まで書いてきたことと矛盾しているが・・・、まぁ良しとしておこう。
私自身も、自分の音楽嗜好を把握し切れていないようである(笑)
朝令暮改じゃないが、早速、前言を一部修正させていただく。
どうやら私は、「歌詞」か「曲」のいずれかに“パワー”を感じさせてくれる曲に“ロック”を感じるようである。

なんだか本作のことよりも、「私のロック論」の解説となってしまった(爆)



評点:80点





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Don’t need no more lies(嘘はもうたくさんだ) NEIL YOUNG

「LIVING WITH WAR」NEIL YOUNG


ニール・ヤングの2006年のアルバムである。
最近までほとんど聴いてこなかったニール・ヤングだが、実にいい。
フォーク歌手のイメージだったが、ロックしている。
イラク戦争やブッシュ政権を批判することをテーマにした作品なのだが、
ストレートな歌詞で分かりやすく、小気味良いサウンドに仕上がっている。
やるじゃないか、ニール親父!

「リヴィング・ウィズ・ウォー」
「俺たちは戦争とともに生きている」「思想警察の掟なんかに屈したりしない、神聖な誓いを立てるのさ、もう二度と殺しをしないと」と歌う。ストレートな歌詞が素晴らしい。


「ザ・レストレス・コンシューマー」
テレビが、広告業界が、嘘で満ち溢れていることを訴えている。「Don’t need no more lies(嘘はもうたくさんだ)」と繰り返しニールは叫ぶ。バディ・ガイの「クレイジー・ワールド」に続いて、当ブログのテーマ曲にうってつけである(笑)


「フラッグス・オブ・フリーダム」
「自由の旗」というタイトルだが、これは明らかに「自由の旗」の名のもとに戦争に駆り出されていることを批判した歌だろう。どこかの国の旗も同様の目的で使われていたことを思い出してしまった。


「レッツ・インピーチ・ザ・プレジデント」
曲の間にブッシュのスピーチが流される。これ以上のブッシュ批判を露骨に示した曲はないだろう。「嘘と我々の国を戦争に誤誘導した罪で大統領を弾劾しよう」と歌う。こんなにストレートに政治家を批判した歌手は他に見当たらない。日本では清志郎ぐらいだろう。ブッシュ以上に腐りきった現政権に対してはっきりモノを言えない今の日本の自称“ロック歌手”は、いったい何をやってるんだ。



ちなみに私がロック歌手をしていたら、ニール・ヤングの歌詞程度ではすまなかっただろう。
仮にアルバムを作ったとしても、発売禁止にされるのは間違いないだろう(笑)
若い世代の人間に言いたい。「いつまでも年寄りのニール・ヤングや清志郎に任せておかないで、今の腐りきった政治家・マスゴミどもを弾劾する曲を歌ってくれよ」と。
八百長戦争で真っ先に殺されてしまうのはアンタたちだゼ!



評点:100点





Ohアラバマ 皆を騙そうと悪魔が巧妙にプランを練っている NEIL YOUNG

「HARVEST」NEIL YOUNG


ニール・ヤングの1972年の4枚目のアルバムであり、代表作でもある。
この時期のアルバムは何作か紹介してきたが、優れた作品が多いようである。
私がまだ小学生の時期なので、どの作品も後追い体験ではあるのだが。

正直言って私は、今までほとんどニールの曲を聴いてこなかった。
ニール・ヤングといえば、長髪のゴリラのような男、金切り声で歌うフォーク歌手、
といったイメージしかなかった。
はっきり言って、聴いてみたいという気がおこらなかった。
しかし、聴いてみて印象が変わった。
そしてニールが社会に対する反抗精神を持った歌心のあるミュージシャンだったことに、
今更ながら気づいた。
はっきり言って、聴かず嫌いだった。
見た目・第一印象で人間を判断してはいけないと、改めて感じた。

次に、個別の曲について触れておきます。

「アウト・オブ・ウィークエンド」は、ドラムとハーモニカが印象的な情緒のある曲である。



「ハーヴェスト」は、淡々とした曲調で、ほのぼのとした気持ちにさせてくれる名曲である。



「ハート・オブ・ゴールド」は、これまたハーモニカが効果的に使われている。
歌詞・曲ともにいい。全米ナンバー・ワンになっている。



「アラバマ」は、本作で最もメッセージ性の強い曲である。
アラバマ州はアメリカの中でも特に黒人差別思想の根強い土地であったため、
アラバマの黒人差別政策に怒りを感じたニールが、
そのことを皮肉を込めた歌詞にして歌ったのである。
こういった歌詞で始まる。
「Ohアラバマ 皆を騙そうと悪魔が巧妙にプランを練っている」
こういった曲を歌うことは、かなり勇気のいることである。
ヘタをしたら、変な輩に命を狙われる可能性もあるわけである。
それでもこういった曲を世に出したニールに、拍手を送りたい気分である。





最後に、色々なミュージシャンの曲を勝手に選挙キャンペーンに使用してミュージシャンから非難されているトランプだが、なんとニール・ヤングのファンだったそうである。
私は、複雑な心境である。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48314?page=5
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48314?page=6


評点:90点







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